料亭稲穂の角館物語

安全無添加食材の角館懐石「料亭稲穂」

角館発 お盆の 深い深い 意味合い

2009-08-12 15:37:19 | 角館の四季


みちのくの小京都角館、料亭稲穂です。

今日のお天気は 晴れ時々くもり
最高気温が 29度 最低気温が 23度
朝から暑い日でした でも私は全然分からずぐっすり眠っていました(笑)
そんな日は回りの皆に話をあわせています
「なんと朝暑くて寝ていられなかったなぁ・・・」などと

今日の写真は、いよいよ明日からお盆になるという準備の写真です。
ご先祖様があの世とやらの扉をが開き
戻ってくるのでその乗り物を作ってみました。

先日友人のKMさんの義父の49日の際に
おじ様がおっしゃっていた言葉を思い出し
並べてみました。

仏様に向い胡瓜が左側、茄子が右側に置くそうです。
お盆の期間中に、亡くなった方の霊魂が
この世とあの世を行き来するための乗り物として、
「精霊馬」(しょうりょううま)と呼ばれる
胡瓜や茄子を動物に見立てたようです。
きゅうりは足の速い馬に



あの世から早く家に戻ってくるように

ナスは歩みの遅い牛に



この世からあの世に帰るのが少しでも遅くなるように
また、供物を牛に乗せて
あの世へ持ち帰ってもらうとの願いがそれぞれ込められているようです。

そんな中で、こんな可愛いカールヘアーの茄子も見つけました



とってもオシャレです

そして我が家の仏壇には、主人の父と、
主人の兄(生後100日で亡くなりました)が仏壇へ入っているので
2匹ずつ作ったら、こんな可愛い親子牛さんも撮れました



生前はあまり話をすることもできなかった二人が
天国で語り合っているかのようにも思えました

そして昨日2歳になる姪っ子の子供(男の子)を久しぶりに見て
少し大きくなり、前よりもお母さんだけが良い
甘えんぼさんではなくなっていて喜び

同じ日5ヶ月になろうとする別な姪っ子の赤ちゃん(男の子)を見て
前よりも1人遊びをして、1人で笑ってコロコロ寝返りをしていました。
それを見て喜び

お盆になれば周りの家族が増えてきて
親戚の姿を多く見かければ、ご先祖様に感謝する意味が良く分かります。
ご先祖様がいるので私達がいて
そしてそのまた下に子供達、親戚そのまた子供達がいて
長い血のつながりに感謝するのがお盆だと思いました
コメント (2)
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