
角館の「料亭稲穂」
今日のお天気は 晴れ時々 くもり

最高気温は 27度 最低気温は 19度
これからしばらくの天気予報を見ても
30度以上に予想は見えず 朝の気温も低くなり
もうすでに秋の気配が感じるのかと思えば少し寂しくもあります


今日の写真は 先日収録して頂きました
「東洋水産」提供番組「おふくろ、もう一杯」と言うスポット番組の
収録風景です。
この番組は地方の伝統料理を

家庭で作り 家族で試食する様子を収録・放送する番組です

今回の収録は 「角館名物 八杯豆腐(はちへとうふ)」
その「角館名物 八杯豆腐(はちへとうふ)」 を
おかわりして食べる前の 我が家の只今一緒にっ住んでいる
88歳のおばあちゃん そして主人 この日の料理人 私の記念写真です



「料亭 稲穂」「食堂いなほ」での撮影準備は慣れていますが

いやいや自宅での撮影は 10年ぶりくらいでしょうか

前日から台所掃除を始めましたが
なかなかきれいになる物ではありません


でもこの位にはしてみました


後程気が付いたのですが お鍋を磨くことを忘れて

後片付けの際に かなり悔みながら シコシコ磨いておきました



撮影隊は


我が家の台所にいらして


私は普段通りに「角館名物 八杯豆腐(はちへとうふ)」を作りました。
①浄水器の水を お鍋に入れて 昆布を6センチの長さの物を2本
入れて、入れ火にかけて昆布が良く延びるまでじっくり火にかけます。
②昆布が良く延びましたら 大きく二握りの鰹節を鍋に入れて
弱火でユックリユックリ箸でかき混ぜながら
「おいしくなれ!おいしくなれ!!」の魔法をかけて
良い出汁の香りっこになりましたら
鍋・ざるを重ねてクッキングペーパーを敷き
そこへお鍋を開けて出汁をこします。
③こして軽くしぼり 元の鍋に移して
また火にかけて 豆腐を細めの拍子切りにして
出汁の入った鍋に入れます。
④豆腐の入った鍋が煮立ちましたら
醤油・お酒・砂糖・塩で味を付けます。
⑤味が整いましたら水溶き片栗粉をユックリユックリ入れ
ハイ出来上がり。
まずはどの入れ物で撮影するのか決めます


そして出来上がりました「角館名物 八杯豆腐(はちへとうふ)」

うめそうだんしべ(美味しそうでしょう)



「角館名物 八杯豆腐(はちへとうふ)」 の語源は
あまりの美味しさに「八杯」も食べることができる
その他末広がりの 「八」と言う事から「八杯豆腐」とも
言われたそうです。
日ごろ家族3人でテレビに出るなどと言う事はないので
妙な緊張感がありました



ばあちゃんは 何を着たらいいべ?
どの指輪を付けたらいいべ?
などと何回も話したり

カメラを意識して食べないで下さい。
と言われていましたが ばあちゃんは向きを変えて
カメラの方を見て「うめなぁ!!」と満面の笑みを向けたり
大笑いの撮影でした



伝統料理 なかなか存続していくことは難しいのですが
日ごろの生活の中で
行事食の一環として意識しながら食べて行く!!
こんな郷土生活もこの町に住んでいる事の特権と思います



皆さん!!皆さんが住んでいる所の伝統料理は何でしょう。
さぁ!今夜あたりお母さんに聞いてみたらいかがですか?
そして「おかわり」と言ってもらいましょう

