料亭稲穂の角館物語

安全無添加食材の角館懐石「料亭稲穂」

3.11 この日に思う事 守り雛人形・身代わり鈴

2017-03-11 15:02:12 | 女将の独り言

   

   角館の「料亭稲穂」

今日のお天気は くもり時々 晴れ

最高気温は 2度  最低気温は -6度
どうりで寒いと思いました。

いよいよ明日で「角館雛めぐり」は終了です。

しかし当店では3月末までお雛様の展示を行っておりますので
お時間のある皆さんはゆっくり楽しみにおいで下さい。

写真は 若女将が生まれた時に
私の実家から買って頂きました「木目込み雛」です。

何一つ欠ける事も無く全部揃っております。

   


   


   


   


若女将の守り神の様な「お雛様」です。

そして3年前我が家に嫁いでくださいました
長男のお嫁さんの実家より頂きました
栃木県益子焼のお雛様

   

ちょうど20日前孫を産んでくれたお嫁さんの守り神です。




そして今日は3月11日 6年前のあの日
娘は大学3年生で仙台市の大学へ通っておりました。

電気も消え家に有ったラジオから流れる情報では
仙台市は多大なる震災の影響を受けている
との事で今すぐでも車で仙台市に行こうかと考えていたほどでした。

その後の娘からのメール
「なんとか大丈夫」そのメールに涙があふれた事を覚えています。

そんな娘の守り鈴が我が家の娘の机の上にあった干支鈴が
気が付いていたら落ちて壊れていました。

きっと娘の身代わりに成ってくれたのだろうと
干支鈴に感謝しました。

その干支鈴 その年に新しいものを作ってもらい
名前も入れて頂き
我が家にまた戻って来ました。

   


   


そんな事は無いと思っていましたが
この守り鈴が娘を助けて下さったのだと今でも大事にしています。


そしてその日の震災後直後停電の中
息子から会社の電話より電話来て
「会社の人が後藤東北で大地震があったから直ぐ電話をかけろ!」と
言われて息子が電話をくれました。

その電話の後はまるっきり電話が通じなくなった事を今でも覚えています。

6年前の事ですが家族の深いつながり
そしてその後息子は家族を作り
そして20日前に子供が生まれて家族を増やし
繋がりをより深くなったような気がします。










コメント (2)
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