カナダで6月8~9日行われるG7首脳会談サミットに先駆けて、G7財務相・中銀総裁会議
が開催されました。
討議の中心は米国の鉄鋼等の輸入制限や米国保護貿易強化政策でした。
EU・カナダ・日本からWTO違反と強い懸念を示したが、米国は安全保障と関係ないと、
つっ放したそうです。
米国の輸入制限は、あくまで米国の安全保障のためと、抗弁して行く積りらしい。
この会議は、米国孤立のまま、共同声明も出せず閉幕しそうです。
さて、サミットでは、どうなるか心配ですね。
カナダ・EUは、WTOへ提訴すると強腰、日本もどうやら、提訴を検討するらしい。
他に仮想通過・新興国通貨安・サイバーセキュリティー・多国籍企業への課税問題が話し
合われたそうです。