政府は昨日経済財政運営指針となる骨太方針を閣議決定した。
内容はすでに報道されて居る領域を超えたものではない。
まず財政健全化計画では、プライマリバランスの黒字化目標を従来よい5年遅く、2025年度
に先送りする。
19年10月の消費税率10%への引き上げの必要性を明記。
増税による景気悪化防止対策を講じる事明記。
少子高齢化を最大の課題に位置ずける。
幼児教育・保育の無償化も一括実施。
人手不足に外国人受け入れ拡大する。
大体こう言った内容のものです。
なお財政健全化計画は名目GDP3%成長を予想したもので、現実問題としては厳しい。
消費税引き上げの景気悪化対策は、19年度20年度当初予算で臨時・特別措置を講じる。
飲食料品等の軽減税導入・住宅自動車購入時の支援を行う。
外国人受け入れでは介護・農業・建設等5分野対象の就労目的の新たな在留資格を設ける。
2025年までに50万人の外国人労働者受け入れを見込む。
技能実習修了者は資格取得で10年まで働ける。
なお政府は成長戦略と規制改革実施計画も閣議決定した。
ITや人工頭脳活用を促し、自動運転社会を目指すとの事。