全国原発の中で優等生的原発が九州電力です。
全国で稼働停止が多い中で九電は川内原発1・2号機と玄海原発3号機と3基が稼働して居る。
今回今度は玄海4号機が再稼働する事となった。
問題は福島原発事故の1号原発と同型の沸騰水型の再稼働です。
厳しい原子力規制委員会の安全基準に合格しているので心配は不要と思われるが矢張り一抹の
不安がありますね。
玄海4号機再稼働で近隣自治体への原発交付金等が問題になって来る。
原発稼働の自治体への交付金は、電源立地地域対策交付金・核燃料税交付金・原発周辺の住民や
企業に給付される原子力立地交付金・原発周辺で事業所を新設増設した企業に給付する補助金等
があります。
今回の玄海4号機再稼働で原発立地自治体玄海町と隣接唐津市に殆ど全部交付される。
ただ隣接の伊万里市に核燃料税交付金が唐津市・玄海町と同等の7500万円が交付されます。
そのほかの市町村には1銭も支払われない。
これでは周辺自治体が反対するのも判る気がしますね。
立地自治体の玄海町には約18億円の原発交付金等が交付されます。因みに隣接自治体の唐津市
には8億6千万円のカネが転がり込む事となる。
立地自治体が目の色を変えるのも判る気がしますね。
さて玄海原発4号機再稼働大丈夫なんでしょうか?
ただ玄海原発1号機は40年経過で廃炉が決定していますね。