陸上自衛隊射撃場で飛んでもない事が発生した。
射撃訓練中に叱られ逆上した18歳幹部候補生が教官等3名に向け
ライフル銃を発射し2名を射殺し1名にケガを負わせた。
この18歳の幹部候補生は今年4月に入隊したばかりで、薬物使用
や身体的疾患はなかったとの事。
防衛庁は防衛強化の必要性を主張し防衛費増を打ち出し国会審議
中です。
防衛費強化とし最新鋭兵器調達や対中国やロシアに対する戦略の
強化、宇宙を取り込んでの防衛強化等を打ち出しています。
処がこの防衛戦略の執行となる自衛隊幹部が今回飛んでもない事
を遣らかし自衛隊に対する考え方を根本から覆す事となる
よく言われる事ですが軍隊は別世界で、此処では個人の尊厳等は
消されてしまい、上への絶対服従で部品の一部となりどんな命令
に対しても絶対服従が要求されます。
そうならないと戦争では生き残れない様に出来ているらしい。
処が世の中を知らない幼い隊員が入隊した場合今度の様な惨事が
起きるのではないか。
日本も近年は欧米並みに個人的思想が普及し、いまや減私奉公
等は昔話となりつつあります。
加害者は若い自衛隊候補生で高校時代は明るい若者で自衛隊員
に憧れを持って居たとの事ですが教官から叱られ逆上し教官に
向け発砲した様だ。
訓練終了まじかに控えてのこの惨事何が起きたのでしょうか?
防衛省も軍備の拡張だけでなく自衛官への根本的見直しが不可避
となって来るのではないか。
ただ昔の軍隊形式の再現であっては不可ないので、大変難しい
事態になりつつある様だ。