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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

めずらしく軽く乗れる

2014-06-16 19:29:51 | 馬が好き
暑くなりそうだけど、乗馬にいく。
そうそう、こないだ書くの忘れたんだが、競技会の日に久しぶりに再会したひとに、
「よかったですよ、乗馬つづけられてたようで。1年前、異動するとき『もうヤメる』って言ってたからー」
と言われて、ちょっとうれしかった。
(落馬したあとなんで、心の整理がついてなくて、なに言われても、フルにうれしくなる状態ではなかったが。)
しかし、そうかなあ、そんなこと言ったっけか、くらいにしか思ってないんだから、ひどい男だ、俺も。
まあ、やる気の濃淡には揺らぎがあるだろうけど、楽しいことはまちがいないんで、適当には続けるんぢゃないかという気はしてる。
(ヘソマガリなので、なにかを強制したりすると、すぐ降りてしまう、と思う。)
それは、さておき、きょうの馬はポートマジン。

(↑かわいい。こうやって私のポケットを身体検査してきた。私はそのへんのシツケが甘いので、許しちゃう。)
前から乗りやすい馬ではあったが、こないだ障害をやってみたら、なんでも迷わず飛んぢゃうんで、さらにイメージがアップした。
ほんと人間が、近いかなとか、遠いかもとか、躊躇してるときも、迷わずシュパーンと飛んでくれちゃう。かわいい見た目に似合わず、勇気があるんである。
思ったより早く着いちゃったんだけど、暑いんで、周囲をみながら時間調整して馬装する。
というのも、ほかのひとより早く馬場に入ってウォーミングアップするのが私は好きなんだけど、こう暑いと、そんなことして馬が余計な体力消耗しないように、気をつかうからである。

(んー、なんか痩せてないかい? だいじょうぶかい?食うもの食ってるかぁ?)
それでも、少し早く準備できたので、ほかの人馬が来るまでのあいだ、常歩で輪乗りする。
前に出ること申し分なし、拳つかうと、以前乗ったときのイメージよりも、簡単にウケてくれる感じがする。ひとことでいうと、乗りやすそう。
んぢゃ、部班の先頭にたつ。やろうと思えばガンガンとばしていけるんだけど、まあ普通に。
ウォーミングアップ時の関係性の向上が功を奏したのか、スイスイ動くし、わりと丸くなってくれて、ただでさえ乗りやすいのが、今日は一段といい。こうなってくると、馬が軽くて、楽しい。
速歩のなかで、なるべく、前に出す→うけること要求する→馬がゆずったらすぐかえして引っ張りあいをしない、ってことをこころがける。
ときどき手綱をグイーっと引っ張るような感じはするけど、そこでジッと握ってると、それ以上はしないで、なんとなくおさまるべきところに馬が来る、気がする。
でも、ちょっとクビを巻き込みすぎだなあ、もうちょっと上のほうに向けて動かしたいんだけど、とは思う。
速歩と常歩の移行をして、馬の反応をたしかめてから、輪乗りで駈歩。
もう、ポートマジンったら、行く気満々というだけでなく、はやく次の命令でるのを待ちわびてるような状態、かわいいやつだ。
号令が二段階で、「駈歩、よーい」(歩度を詰め、の代わり)のあとに、「駈歩、すすめ」がくるんだけど、最初の「カケ」の音あたりで、もう馬が反応してるし。
駈歩出すほうは軽くて問題ないので、どっちかっていうと、駈歩から速歩にしたときに、スッと移行できたら、内の手で馬のクビをポンポンしてやるほうに重点おく。そうすっと、人間がムダに引っ張りつづけるようなこともしなくてすむ、ってのにつながると思うので。
先頭なんで輪乗りの大きさ気をつけて、一定のペースで駈けてなきゃいけないんだけど、ひそかに、ドンと脚入れて前に出して、それをまたおさえて、とかって繰り返す。できたら、もうすこし起こしたような走りかたしたいんだけどな、とか考えてる。
何度か発進をくりかえして、うまく出ること確かめて、「みなさん、いいですねえ」とお褒めの言葉をいただいて、おわり。
でも、駈歩よーいで準備を怠って扶助が通らない状態で遅れちゃったのが一度と、すっごくいいタイミングでポンと出たのに何故か逆手前だったのが一度、ミス。試合だったら許されない。(試合しないけど。)

乗り替わったひとは、なんかひさしぶりらしいし、もちろんポートマジンは初めてってことなんだけど、当然のことながらポートマジンは何の問題もなく素直に動いていた。いい馬でしょー。

全身洗ってやって、リンゴやって、おしまい。
ちなみに、馬を洗って、そのあと乾くまで牽いて歩ってるような時間、けっこう好きだったりする。
コメント
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