宮尾しげを編 昭和三十五年 第二書房
これは、去年11月の古本まつりんとき、シャレで買ってみたもの。
風流とはいうものの、みやびな話なんかなくて、よーするに下ネタ小噺ばっかりである。
カバー裏表紙には、
>編者秘蔵の数十册の原本から、面白い話のみを集めた、唯一の決定版!
>会合に、座談に、話のタネに、そっとポケットにしのばせる、虎の巻!
と何とも昭和な感じのうたい文句がある。
どんなひとが蒐集したのかと、巻末の編者略歴をみると、
>明治三十五年七月二十四日、東京生。岡本一平門下。文部省文化財保護委員、版画協会、日本美術家連盟、出版美術家連盟員。
とマジメそうな肩書である。
で、私はあんまりこの手の珍本奇本を探すタイプではないのだが、中身見てみようと思ったのは、なんせ昭和35年モンだからで。
その時代だったら、自主検閲のようなものかからず、どんな内容でも出版してしまうのではないか、それだったら面白いかもと思ったもんだから。
でも、読んでみたら、それほどでもなかった。
まあ、落語に出てくるような話もあるが、なかにはどこがおかしいのかちょっとわかんないのもある。
これは、去年11月の古本まつりんとき、シャレで買ってみたもの。
風流とはいうものの、みやびな話なんかなくて、よーするに下ネタ小噺ばっかりである。
カバー裏表紙には、
>編者秘蔵の数十册の原本から、面白い話のみを集めた、唯一の決定版!
>会合に、座談に、話のタネに、そっとポケットにしのばせる、虎の巻!
と何とも昭和な感じのうたい文句がある。
どんなひとが蒐集したのかと、巻末の編者略歴をみると、
>明治三十五年七月二十四日、東京生。岡本一平門下。文部省文化財保護委員、版画協会、日本美術家連盟、出版美術家連盟員。
とマジメそうな肩書である。
で、私はあんまりこの手の珍本奇本を探すタイプではないのだが、中身見てみようと思ったのは、なんせ昭和35年モンだからで。
その時代だったら、自主検閲のようなものかからず、どんな内容でも出版してしまうのではないか、それだったら面白いかもと思ったもんだから。
でも、読んでみたら、それほどでもなかった。
まあ、落語に出てくるような話もあるが、なかにはどこがおかしいのかちょっとわかんないのもある。