町山智浩 二〇一一年 ちくま文庫版
安定したおもしろさの町山さんのコラム集、去年11月だったか中古で買った文庫。
タイトルのカニバケツって、知らなかったんだけど、アメリカでも「Crab bucket syndrome」といわれてある言葉だそうだ。
たくさんのカニをバケツに入れとくと、フタなんかなしでも逃げ出さない、一匹が出ようとすると他のカニに引きずり下ろされるからだって。
副題は「超大国の三面記事的真実」、1999年から2004年までに書かれたコラムで、『底抜け合衆国』がニュース番組だとしたら、本書はワイドショーだと著者がまえがきで言ってる。
たしかに、スポーツ選手の話にしても乱痴気騒ぎとかカムアウトだなんて方向、あと金儲け目当ての人々とか。
残念ながら私は芸能人の名前を聞いてもよくわかんないので、それがどんだけインパクトあるゴシップなのかってあたりがピンとこなかったりするが。
おもしろかったのはテレビ番組の章かな、アメリカにはとんでもない番組いっぱいあるんだ、最近の日本ぢゃ製作側がビビッて出来ないだろうなみたいな。
2002年には75歳になったチャック・バリスという人の名前はまったく知らなかったけど、視聴者参加番組として『デーティング・ゲーム』とか『ゴング・ショー』ってのをつくったそうだ。最初にやるひとは偉い。
Chapter 1 TABLOID
Chapter 2 SPORTS
Chapter 3 TOWNS
Chapter 4 GOSSIP
Chapter 5 TELEVISION
Chapter 6 PEOPLE
安定したおもしろさの町山さんのコラム集、去年11月だったか中古で買った文庫。
タイトルのカニバケツって、知らなかったんだけど、アメリカでも「Crab bucket syndrome」といわれてある言葉だそうだ。
たくさんのカニをバケツに入れとくと、フタなんかなしでも逃げ出さない、一匹が出ようとすると他のカニに引きずり下ろされるからだって。
副題は「超大国の三面記事的真実」、1999年から2004年までに書かれたコラムで、『底抜け合衆国』がニュース番組だとしたら、本書はワイドショーだと著者がまえがきで言ってる。
たしかに、スポーツ選手の話にしても乱痴気騒ぎとかカムアウトだなんて方向、あと金儲け目当ての人々とか。
残念ながら私は芸能人の名前を聞いてもよくわかんないので、それがどんだけインパクトあるゴシップなのかってあたりがピンとこなかったりするが。
おもしろかったのはテレビ番組の章かな、アメリカにはとんでもない番組いっぱいあるんだ、最近の日本ぢゃ製作側がビビッて出来ないだろうなみたいな。
2002年には75歳になったチャック・バリスという人の名前はまったく知らなかったけど、視聴者参加番組として『デーティング・ゲーム』とか『ゴング・ショー』ってのをつくったそうだ。最初にやるひとは偉い。
Chapter 1 TABLOID
Chapter 2 SPORTS
Chapter 3 TOWNS
Chapter 4 GOSSIP
Chapter 5 TELEVISION
Chapter 6 PEOPLE
