先崎学 2001年 講談社文庫版
きょうは今年の名人戦、羽生-郷田戦の第1局が行われていて、
先ちゃんこと先崎学八段も解説に登場しているようなので。
何冊かあるエッセイ集ですが、私はこれが一番お気に入りです。
一冊目の『一葉の写真』は、これに比べると、なんか背伸びというか突っ張ったとうか、そんな感じがして素直に笑えない。(まあ、まえがきで師匠に“こんなことを文章にして書くな”って前代未聞のこきおろしされてる本なんだから、しかたないっつーか)
その点、この本は、いい意味で力が抜けているというか、まあそんな感じです。
佐藤康光九段のことを「モテミツくん」と呼び出した話とかもいいですが、
なんといっても私が好きなのは、“裏将棋史に名高い「点のある・ない論争」”
いま名人位を争っている郷田九段の、将棋以外でも剛直な性格がリアルに表現されていて、とにかく面白いっす。
きょうは今年の名人戦、羽生-郷田戦の第1局が行われていて、
先ちゃんこと先崎学八段も解説に登場しているようなので。
何冊かあるエッセイ集ですが、私はこれが一番お気に入りです。
一冊目の『一葉の写真』は、これに比べると、なんか背伸びというか突っ張ったとうか、そんな感じがして素直に笑えない。(まあ、まえがきで師匠に“こんなことを文章にして書くな”って前代未聞のこきおろしされてる本なんだから、しかたないっつーか)
その点、この本は、いい意味で力が抜けているというか、まあそんな感じです。
佐藤康光九段のことを「モテミツくん」と呼び出した話とかもいいですが、
なんといっても私が好きなのは、“裏将棋史に名高い「点のある・ない論争」”
いま名人位を争っている郷田九段の、将棋以外でも剛直な性格がリアルに表現されていて、とにかく面白いっす。