many books 参考文献

好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

回転ドアは、順番に

2012-05-23 20:09:12 | 穂村弘
穂村弘×東直子 2007年 ちくま文庫版
えーと、東直子さんのエッセイ集が気に入った勢いで、最近買って読んでみました。
東直子さんと、私の好きな歌人穂村弘さんとの、メールで短歌をやりとりしたという、なんだろう、コラボレーション? 歌ものがたり?
短歌のあいまに、謎のような散文が入ってます。
(何年か前に書店でちらっとみたとき、買おうとしなかったのは、そういう体裁があまり面白くなさそうだったから…。)
ストーリーは、ひとりの男とひとりの女が出会って、恋に墜ちて、デートしたりケンカしたりして、プロポーズがあって、でも別れがおとずれる話。
私の好きな歌は、第8章の「バラ色の目ぐすり沸騰する朝 誰かのイニシャル変えにゆこうか」だな。
ちなみに本のタイトルは、東さんのほうが書いたらしい散文に、「回転ドアに入れないかわいそうな人がいた。」ってのがあることによる。
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やればやるほどグダグダ(乗馬)

2012-05-22 15:14:15 | 馬が好き
雨降っても乗馬である。
きのうのうちから雨鉄板予報だったんで、もう休み決め込んぢゃって、どっか行っちゃおっかとか思ってたんだけど、美浦って意外と雨予報でもたいして降んなかったりすること多いんで、まあ、とりあえず様子をうかがう。
さすがに6時台から降り始めたんだけど、“本降り・傘必須・ときに横殴り”なんて予報とちがって、たいした雨ぢゃない。
このくらいぢゃ休みにはなんないなーと思って、少し早めに出かけてく。
でも、やっぱ雨はやまなかったし、気温は上がんないし、風もあって寒かったんだけど。

乗り馬は、ホセカレーラス。(きょうは雨降ってるし、手を放す余裕なかったし、写真この1枚しか撮ってない。)
ホセカレーラスは、もともと馬場の競技とかに使われてた馬なんで、今日は馬場やるっきゃないってことか。
馬装してると、いつもちょっかい出してくんだけど、きょうはいつにも増して、なんか落ち着きがない感じ。前ガキしたり、なんかソワソワ動いてる。
おっかしいなー、なにが気に入れないのかなーと思いつつ、乗ろうとするときも、台の横につれてきたのに、手綱持とうとすると後ろ半身から逃げるよ。
馬装してるときは、元気有り余ってんのかなとも思ったけど、もしかしたら逆にヤル気がないのかも。
ウォーミングアップしてると、元気ないわけぢゃなさそう。やっぱ昨日休んでた(っけ?)から、走りたいのかな。
そんなこと考えながら輪乗り、速歩はわりとスッスといってる感じなんで、ぢゃあ早々と駈歩しますか、と思ったら、止まっちゃった。
左手前の輪乗りで、駈歩だそうと外の脚引いたら、駈歩でるどころか、止まってイヤイヤして前に進もうとしない。
押しても引いても動かない状態になっちゃった。なんにもないところで、こんなことになっちゃったの(この馬にかぎらず私にとって)久しぶり。
どーしよーもなくなったので、肩にムチをペチッとつかって、なんとか歩いてもらう。
動き出すと速歩もするんだけどね、駈歩しようとすると、また止まっちゃう。
めんどくさいので、右手前にかえて速歩から駈歩にしてみると、まあ普通にでた。
でも、なんとなーく怒ってるような感じ、そんな手をキツクとかしてないんだけど、折り合いつかないというか、ムダにパワフルな走りだ。
ある程度おちついた感じになるまで輪乗りしたら、さあ、こんどこそ左手前だ。
でないよ、ちょっと広いほうへいって、思いっきり詰める感じにしてから、ムチもつかって、ウリャってやったら、ようやく走った。
でも、不正駈歩だろ、これ。いちど速歩おとすと止まっちゃうかもしんないんで、強引にそのまま直しちゃったけど。
このあたりから、どっか脚でも痛いんぢゃないの、って不安になる。でも、駈歩つづけてると、べつに何ともない。もちろん、その前の速歩のときだって、ガタガタはしてなかったし。
とりあえず準備運動終了。疲れちゃった。
そしたら、速歩ですこしアブミあげ。
ああ、反撞キビシイよ、ホセ。あきらかに尻が浮いちゃう。馬場どころの話ぢゃない。
まいったなー、ほんものの馬場ウマ乗ってこれぢゃあ、やっぱ競技は10年早いよな。
(たぶん10年経っても、うまくなんないと思うけど、俺。座りとかって、初心のときのクセというかイイ加減さが祟ってんで、改善されないんだよ。)
一応、馬場柵のなか入って、アブミはいてクルクルまわってみる。やっぱダメだ、こりゃ、座ってられん。
そんで、また駈歩出そうとしたら、馬が止まっちゃった。左手前で出そうとしたら、速歩をやめちゃった。
もう一回やろうとしたら、次からは常歩でも左に曲ろうとすらしないで、その場で止まっちゃった。
こら、あかん。撤退して、そとで少し輪乗りする。
おっかしいなーと思って、心配だから、先生に歩様みてもらうと、やっぱ何ともないって。
見てもらいながら、輪乗りで速歩から駈歩だすと、最初の右手前はふつうにでる。そのあと左手前やると、あれれ、簡単に、でた。なんだよぉ、俺がウソツキのヘタクソみたいぢゃないか、これぢゃ。
しかも、いい感じに維持できる。もともと左手前のほうが、起こしたりしたときバランスいいし。
なんだかなー。もう、やる気なくなっちゃった。
こんな日もあるさと思って、クーリングダウンの常歩エンエンとやって、あがる。馬の上で暴れ回ったせいで、鞍の下のキルティング、グジャグジャ。
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ひさしぶりにナモンゼウス

2012-05-21 18:27:40 | 馬が好き
さあ、そしたら、きょうの乗馬の練習である。
どーでもいーけど、今朝は世間で騒いでいたとおり、金環日食であった。
美浦村は、7時33分くらいから7時38分くらいまで5分間も続く好条件だというんで、その時間は、外に出て見てみた。

ちょうどいい具合に、低い薄い雲が流れていたんで、道具なし、肉眼で見た。
ちっとやそっと太陽が目に入ったからって、そんな簡単に目が壊れたりはしないよ。長時間凝視したら、どうかはしらんけど。
(どーしてテレビとかは「絶対にやめてください」とかヒステリックに叫ぶのかねえ、バカが太陽直視して障害発症したって、別におまえらのせーぢゃないよ。)
どーでもいーけど、競馬の世界では、日食のあったときに名馬エクリプスが生まれたという伝説がある。きょうもどこかで名馬が生まれていることを祈る。(5月生まれぢゃ、遅い?)
さて、金環食は終わったけど、まだ太陽は一部欠けてるだろう8時半ころから、準備にとっかかる。

きょうは、ナモンゼウス。
ひさしぶりぃ。去年の正月以来だよ。
(あのときガブッと噛まれたんでね。敬遠してた。)
こんどの競技会にも参加するんだけど、私は本番で乗る予定ナシ。
ここんとこ連日、根を詰めて練習してるみたいだし、まあ今日は軽くやろうよって言ってまたがる。

先週までの練習で、一緒に馬場に出てるとき、はたで見てるぶんには(最初あまりやる気なかったけど)調子よさそうだった。
ところが、いざ乗って動かしてみると、なんかサクサクしてない。
しかたないんで、えっちらおっちらやってみたが、いつもどおり20分くらいの準備運動してるうちに、こっちのほうが疲れちゃった。ちょっと休憩。
速歩も歩度を伸ばすのとかスムーズにいかなかったけど、駈歩もうまくできない。
発進に手間取っちゃったし、ようやく走ったと思ったら、伸ばしたあと詰めて巻乗りしようとしたりすると、ガクンって速歩に落ちちゃった。
内側の脚をドン、起こして、とかやってんだけど、うまくいかない。なんか、私が持ち合わせていない、繊細なシフトチェンジが必要だぞ、と思った。
こーしてはいられない、とりあえず前に出さなきゃって、速歩と駈歩で横木一本をまたいだりするんだけど、全然出てくる感じがない、私には。

そうこうしてるうちに、障害練習が始まっちゃう。
とても障害を飛ぶ状態ぢゃないんだけどな私的には、とか思うんだけど、しかたないから向かってく。
ああ、なんかかったるいかも。飛んで!って押せば、そこは心得たもんで、飛ぶけどね。
低いクロスを組み合わせていく。回転を強く!とか、出して障害前は待つ!とか、声に出して乗ってくんだけど、ナモンゼウスは淡々としたもの。まあ、飛ぶからいいけど。
んぢゃ、垂直・オクサーつくって、ラインをいろいろやるよ。

グルッと回転、ひとつ飛んだら微妙に角度振ってあって次、とか経路が組まれる。
でも、ナモンゼウスは、やっぱ淡々とした感じ。
なんか止まったりしないか不安なんで、障害の前から3歩くらい「キャ、キャッ、キャーック!」って脚使ってく。
ある意味、障害の前で突っ込んでったりしないし、ひとつ飛んだあと次に向かうときも自然に起きてくるしで、それはそれでいいんだけどね。
次の障害までの距離があるとことか、すこし手をラクにするように意識して、障害に向いたら座って推進してくよーにする。
力はあるよ、すこしくらい私がフラフラしても、これ飛べばいーのねって馬が認識してれば、グイーっと上がってくる。

何度かやって、おしまい。
ちょっと以前のイメージとちがったけど、まあ、それなりに楽しい。
私ごときが(自分に)合ってる合ってないっていうつもりはないけど、同じ障害を飛ぶにしても、一頭一頭注意するところは違うから、そーゆーのがおもしろいんだよね、乗馬って。
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ここまでの経緯(きのうまでの乗馬の特訓)

2012-05-21 17:44:46 | 馬が好き
乗馬は特訓期間に入っている。
私自身は、もう急に集中して反復練習しても、スキルが上がることは、ない。
もう何年もいい加減に乗ってるんで、ノビシロなんて無いんである。
ぢゃあ何で通ってるかっていうと、うまくはなんないけど、それなりに面白いからである。
野球なんかだと、トシいってからの練習は、現時点の限界=昔捕れたボールがいま捕れないorこれ以上突っ込むとケガをするみたいなこと、を見極めるために必要なんだと認識してるけど、乗馬の場合は、これ以上やると落ちる、みたいな競技ぢゃないんで。
ただ、今年はすでに、これ以上やると腰が痛くなる、を迎えちゃってる。朝晩、よくわかんないインドメタシン配合とかいう軟膏なんか塗ってんだ、やだやだ。
さて、2年前は、別ブログまで立ち上げて、日々の練習の記録・記憶をとっておいたんだけど、ことしは迷ったすえ、結局やんない。
最初の二、三日をやってみて、どうも今回は、まわりまで見ている余裕がなかったから。
私以外に、あの馬とかこの馬とか出てて、こんなことをやっていた、みたいなことを見て書く余裕がない。よって、やんないことにした。
で、それはそうとして、個人的な、ここまでのおさらい。
9日(水)シアトルユー、10日(木)エアサンタムールで障害、11日(金)エアサンタムールで障害。
翌週月曜にエアサンタムールでへぐりまくり、火曜にニアフュージョンでわりと気持ちよく障害飛んだとこまでは、ここにも書いた。
どーでもいーけど、ほかのひとがエアサンタムール乗ってるのみると、よくわかるよね。
全然前に出てる感無いんだ、これが、下で見てると。
たぶん乗ってる当人は或る程度動いてると思ってんだろうけど。
それでも何でも飛んでくるところがスゴイんだよね、この馬。(サンタで止まるのは、私くらいなもの。)
さて、その後の私の練習は、水曜日にコンキスターで馬場の練習。
「馬場、やってないでしょ」と言われるけど、マジ出んの、俺?

審判が採点してくんないで、「そのレベルで馬場踏もうとすんな」って退場命ぜられちゃったら、どうしよう?
翌木曜日も、コンキスターで馬場の練習。
ま、私の場合、障害は馬にまかせときゃいいことになってるんで、練習いらないけど。

コンキスターには前日乗ったのが半年ぶりだったんだけど、連チャンだ。(冬場は私のほうが避けてる?)
全然、馬場のカッコになりゃしない。また、審判に「ハミうけ不良」とか採点表に書かれちゃうかも。
指導する側も、どこ直すっていうよりイチから言わなきゃなんないんで、大変。言い出したらキリがないんで、とりあえず「ポイントに人が接するように」とか、私にしてみたら2年前にも言われたとこから指摘される。
巻乗りは、「○」(マル)を描くんであって、「0」(零)になっちゃダメ、みたいな。
もう技術的なこと数え上げたらキリがないんで、「もっと小さめの、身体にフィットするような保護ベスト着なさい。練習んときから、姿勢がキレイに見えること意識して」なんてとこ言われちゃう。
私は、暑いからって理由だけで、大きめなプロテクターをダブッと着てるんだけどね。

翌金曜日は、ルバスクで、馬場。
ルバスク!2年ぶり2回目の騎乗。こーゆーのがあるから、集中練習も楽しい。ふだん乗れない馬も、乗りたいもんね。
でも、ひさしぶりに乗ったルバスク、なんかむずかしかった。
馬のアタマがもぐってきちゃって、なんかコントロールできなくなる。
そうすると、後肢がフラフラっとしちゃって、何度か隅角でトモがコースアウトしちゃうんぢゃないかって、ヒヤヒヤした。
(もぐっちゃったときの対処方法は、終わったあと教わった。)
「ポイントで、なんかしようとしてる、意図はわかりました」って、なぐさめだかなんだか分かんないこと言われちゃう。

土日は、少年団が練習しにくるから、私らナシだと思ってたら、「なんで来ないんですか!?」って言われちゃう。
なので土曜は休んだものの、日曜は、また朝7時から練習に行く。

朝からチョコレート、鼻血でちゃいますよ。
障害やると馬が疲れちゃったら子どもたちの練習んとき困るってんで、やっぱ馬場の練習する。
「隅角が甘い!」って言われたんで、なるべく突っ込んでく。
常歩で、馬の顔が柵の外に出ちゃってもいい、まで言われるんだけど、速歩・駈歩でそれやったら、飛び出しちゃいそうで怖いよね。
やってたら、隅角ぢゃなくて、短辺の直線部で、後肢がふくれちゃって、柵蹴っ飛ばして倒しちゃった。
チョコレートは、意外とそんなの無頓着で、驚きも暴れもしなかったけど。(肢ケガさせないでよかった。)
ふぅ。
ところで、私が、そんなこんなで、毎日ヒーヒーいってんのに、うちのポニーの「ジョニー」と「ミニコマ」ときたら、新居がけっこう気にいったのか、毎朝、放牧すると、とたんにゴロゴロしだす。

頼むから、一般開放したら、もうちょっと愛想ふりまいてくれよ。
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Every Best Single+3

2012-05-20 20:19:13 | CD・DVD・ビデオ
Every Little Thing 1999年 エイベックス
ELTのベスト盤。とくべつ好きなアーティストってわけでもなく、この一枚しか持ってない。
でも、このCDは、好きだな。
…それにしても、今回再認識したんだが、これが1999年のものとは。私にとっては、最新音楽シーンの部類に入るものなんだけど。(どれだけ時代遅れなのか、俺。)
(気を取り直して)えーとですね、そんな私が、どんなときに聴くかってゆーとだ。
今回なんかは、すごく久しぶりに引っ張りだしてきたんだけど、渋滞が予想されるドライブなんかに持っていくと、いいですねえ、退屈しなくて。
次から次へと、気持ちいい曲が流れます。
声がいいやね、声が。
まあ、どんな声がいいかって言われても、私に一定の見識とか特に決まった傾向があるわけぢゃないけどね。
荻野目ちゃんは別格としても、ときどき「ボーカルとしての薬師丸ひろ子、けっこう好き」とか言いだしたりするし。
いま聴いたら、ギターもいいよね、ポップな感じで。なにがポップって定義ないけど、日本人の好きそうなメロディアスなの、えーと適切なたとえぢゃないかもしれないけど、プリンセスプリンセスとかに近い感じしない?しないか?
で、このアルバムのなかでも、「05 出逢ったころのように」と「07 Time goes by」は、とりわけ好きだねえ。
1997,8年ころかなあ、あのころはよくFMとか聴いてたし、当時リアルタイムで触れた曲のなかでは、ぬけて良かったって記憶がある。これ聴きたくて、このCD買ったようなもんだね。
どーでもいーけど、最後の3曲は、タイトルに「+3」ってあるように、ボーナストラック。
でも、私はこれらがあまり好きぢゃなくて、曲順にはあまり納得していない(なんかアンチクライマックス的な感じがして)んで、プレイヤーにランダムのプログラムがあるときは、そうやってかけることが多いですねえ。
01 Feel My Heart
02 Future World 
03 Dear My Friend
04 For the moment
05 出逢ったころのように
06 Shapes Of Love
07 Time goes by
08 Face the change
09 FOREVER YOURS
10 NECESSARY
11 Someday,Someplace
12 Over and Over
13 (When)Will It Rain(Instrumental)
14 キモチ
15 Dedicate(Instrumental)

※5月24日付記 うーむ、ケータイとかメールとかネットとか、そういうのロクにない頃の恋愛の歌詞のほうが、耳になじむねえ、やっぱ。
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