kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

考査終了

2010-03-08 | 陸上競技
長い学年末考査が終了しました。いやーなんか本当に長かったですね。卒業式等も挟んだのでかなり長い間テスト週間だった気がします。今回は練習時間をかなり絞りましたから、疲労自体は抜けてきているのではないかと思います。土曜日はほぼ普通に練習をしていますが、それでも疲れがたまる程ではないと思います。

今日は午前中が試験でその後学検の準備がありました。テスト終了日というのもあり学校が終わってから少し時間を置いてからの練習としました。この間に昼食と仮眠を取らせたかったので。明日から気温がかなり下がるという予報になっていましたから、少し専門的な練習もやっておきたいと考えていました。テストが終わってこれからはシーズンに向けての練習となります。普段から質は高いと思っていますが更に高いレベルで取り組んでいきたいと思います。かなり順調に冬期練習が消化できたと思っていますからある程度以上の水準で競争していかなければいけません。学内で云々の話ではありませんから。

練習はタータンでやりました。せっかくなのでスタブロからの出の感覚やハードルの感覚をつかみたいと思ったので。最初は練習に顔を出せなかったので卒業生に連絡をとって手伝ってもらいました。本当は一緒に練習をさせようと思っていたのですが体調が悪いらしく本当に手伝いにきただけになっていましたが(笑)。その後もう1人卒業生が来てくれました。呼び出されたようです(笑)。これだけ手伝ってもらえるというのは通常考えると絶対にありません。かなり気が利きますから先を見越して動いてくれますから練習がはかどります。何故ここまでやってくれるのかを選手は考えなければいけません。単に暇だからではありませんからね。

動きを見ていると土曜日の走りよりも更に動いている感じを受けました。今日は風が冷たく気温もそれほど高くはありませんでしたが、ももあげをしている時から動きにキレがありました。走りを見ていた卒業生も「よく動いていますね」と言っていました。ここに来て動きが良くなってきた感じがあります。気持ち的にもシーズンに向けての課題のを明確にしていく時期となります。ある程度スピードが上がってきてからきちんと結果に結びつくように修正しなければいけないと思っています。ショートも走れるようになってきている感じがありましたね。加速段階の動きを繰り返しながらかなり走りました。

その後短距離とハードルに分かれて専門練習としました。短距離はスタブロからの加速練習、400mH組は3台目までの流れを確認しました。
短距離はスタンディングからの加速練習はかなりやっていますが、スタブロからのスタートはほとんどやっていません。本来ならシーズンを通じてその感覚を身に付けさせておく必要があるのかもしれません。もう一度加速段階の脚運びのポイントを話してからひたすら繰り返しました。投げ出しがきちんと出来ないと流れが出来ません。あとは1歩目の接地と腰の位置について注意をさせました。時間があるときにこうやって繰り返す事が身に付けるためには必要です。冬期にしっかりとやってきたことを結びつけていくための作業です。ほとんど3歩目までの動きでした。ずっと付きっきりで見ていたわけではないですが、卒業生がポイントを理解して少し見てくれましたから意識をしながら出来たと思います。

400mH組は軽く跳んでから流れまで持っていく予定でした。ほとんどスピードを上げずにリズムを重視して走りを作りましたが、1人は軽くいって17歩でした…。走れるようになっているとは思いましたがスゴいことだと思いますね。昨年実績がある2人はすぐに勘を取り戻してハードルを越えていきます。慣れたら良いと思っていたのですが初日にいきなりスタブロから3台目までビューンと走っていました。寒さもあるのでこれから先間違いなくスピードが上がり余裕が生まれてきます。逆に17歩にするように調整していかなければ詰まってしまい走れなくなります。この時点で昨年の秋よりは確実に強いのが伝わってきます。63秒台はすぐにでも出せる力があると思っています。過大評価ではなく本気で。まー63秒では全く勝負になりませんから戦術を練って戦える状態まで持っていきたいですね。もう1人女子400mH選手がいますが今のままではこの2人を脅かす所まではいきません。力を出し切れるようになればこの2人ともいい勝負が出来るだけの才能があります。かなり期待していますが、もうしばらくかかりそうです。

長くなりつつあるので続きはまた別に書きます。女子の最後の1人が見違えるように復活しつつあります。これはまた後で。なんか異様に眠くなってきたので(笑)。また書きます(--;)。
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教育の責任

2010-03-08 | 陸上競技
命をかけた場所取り、やはり会館内に入ってから争奪戦に負けました。入場は30人くらいずつになるのですが、後ろのほうは「歩いて」と言われてもものすごく走ります。ここで図々しく行くのはちょっとどうかと思います。並んだ者が有利になるような仕組みを作るべきですね。4人ずつ時間差で送り出すようにすれば全く問題なくやっていけると思うのですが・・・。これはきちんと提案するべきかもしれません。結局「わが子かわいさ」で良い場所を取ろうとすると絶対に後ろのほうの人は必死になります。私も自分の子供の演技は見たいと思いますから、かなり早起きをして並んでいます。これはこれで「馬鹿」だと思いますが、他の人に迷惑をかけるくらいなら自分が我慢して並べばいいことですから。

この辺りを見ると「自分さえよければ良い」という感じが強く出ます。別に私は自分の子供の所さえ見られれば他の人がその席で見ても全く気になりません。本当は一番前はそのクラスの保護者が優先的に交代で入れるようになればそれで良いのではないかと思います。どうせ出番はそれほど多くないのですから。この辺りのシステム作りは絶対に必要だと思います。どこの保護者も自分のところの子供は見たいはずです。その部分が過剰にならないようにするべきです。うちの奥さんも他のクラスの保護者が来たときには座らせていたようです。感覚の問題かもしれませんが「自分さえ良ければいい」という部分を無くしていくことが重要なのではと感じますね。

この部分は生徒にも言えることです。最近の傾向として「自己中心的な考え方」が多く感じられます。周りはあまり意識せずに、自分のやりたいことを最優先するという傾向があります。面倒なことからは逃げて自分の有利になることだけはやる。ドライというよりは「利己的」な部分が強く出ている感じを受けます。それで本当に良いのか?極端なことかもしれませんが、働きたくない→でもお金がほしい→楽にお金が手に入る方法は?→人のものを取ろうという回路ができている感じがします。世の中の犯罪の大半はこの部分が占めている気もしています。誰だってお金がほしい。だから時間を使って働いてその対価として給料をもらうのです。それを避けていて本当に良いのかって話です。

自分のことだけを考えるから、他の人の気持ちなどは考えない。モノを奪われた人、ルールを守らず場所を取られた人、その行為で不快な気持ちになった人は我慢するしかないのが現状です。そこをどこまで許すのか。こういうのを繰り返し教えていくのは「学校教育」だと思っています。だから、「ダメなものはダメ」だときちんと伝えていく必要がある。目には見えない部分ですがここをきちんと見に付けさせるのが「教育」の持つ意味だと思っています。目に見えることだけを追うような教育は結局何も生み出しません。モノ作りももちろん大切です。形に見えるものを作る人がいなければ世の中は回りません。しかし、「モノ作り」をするためにはその前にモノを作るための「人」を育てなければいけません。「利己的」になるから、以前から問題になっている食品や建築物の「偽造」につながるのです。他の人を騙してでも自分に利益があればいいという短絡的な考えが生まれるのです。

教科指導ももちろん大切です。それができなければ教員として大きな問題があります。しかし、それと同等に「伝えるべきメッセージ」を持っていなければ人は育たないと思います。誰のための教育活動なのかを考えるべきです。そこを無視している間は絶対に「人」は育ちません。もちろん家庭の教育というのも大切なことです。学校教育の目指すところはどこなのか?しっかりと考えていく必要があると感じています。

ちょっとまじめな話でした。お許しを。
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何を想い走るか?

2010-03-07 | 陸上競技
先程の記事は結局練習について全く触れていませんね(笑)。お許しを。

サーキットは下が濡れていましたがここまできたら関係ありません。服が若干濡れてしまったかもしれませんがそんなことを気にしていたら練習なんかは出来ません。通常通りやりました。この辺りから近辺の中学生が集まってきて競技場はにぎやかになっていました。関係なく普通通りやりましたが(笑)。

その後ドリルをやってカーブ走。タータンの上なので上手く走るためにどうするかを考えないといけません。浮いてしまう部分が出てきますからそれを感覚的につかまないといけません。進むのは前方向ですからそこを忘れずにやらないと意味がなくなってしまいます。せっかく恵まれた環境で練習が出来るのですからしっかりとつかまなければもったいないですからね。
ショートに入る辺りから中学生は帰り始めました。長距離は練習があっという間です。ほとんどレストはありませんから当然といえば当然なんですが。短距離も比較的早く終わっていました。大人数なので大変だと言われていましたが、なかなか目が届かなくなりますから難しいでしょうね。地域の陸上が盛んになることを期待したいと思います。

うちはショートをやってある程度動いているのを感じたので120mを2本走らせました。スピード練習というか思い切って走らせようという感じで。普段はレストを短くしてガンガン走りますが、スピードという面で見るとやはり少し鈍ってしまいます。本数を絞って1本の質を上げるという練習も増やしていかなければいけません。レペみたいな1本やって30分置くというような練習はほとんどやりません。この辺りは難しいですが、レペにしても試合のような爆発的な力を発揮するのは無理に近いですからね。集中力の問題かもしれませんが。

あとは150m。いつものパターンで走りました。見ているとやはり女子の400mHの2人が強いですね。間違いなく去年の今時期のトップ2人より強い。秋のレベルより数段上の感じを受けています。インターハイレベルに近付いているのは間違いないと思いますね。しかし、なかなか簡単にはチーム内では抜け出せません。昨年は最低ラインが63秒中盤でしたが、今は61秒台がラインです。冬期を越えてかなり走れるようになった感じがありますからもう少し最低ラインが上がっていると思います。全体のレベルが上がればそこを引き離すというのは簡単ではなくなります。だから力が付くのだと思いますが。

1セットが終わり、女子だけを集めて話をしました。前日に他の人から言われた事を伝えようと思って。「うちの学校でインターハイに一番近いのは女子のマイル」だと言われた事を話しました。別に伝える必要はないといえばないのです。が、自分達がやっていることを周りが見てくれているという認識を持つ必要があると思いました。全国を経験している人達から「インターハイに近い」と言われているのはそれだけの力がついてきているから。別に認められるためにやっているわけではありませんがそういう目で見てくれている人がいるのは確かです。選手には「期待されている」事を伝えました。
同時に「期待に応えるためにやる必要はない」とも話しました。先程の記事とも重なりますが、自分が一生懸命に目標に向けて進んでいるだけです。周りの評価や期待に応えるためにやるわけではありません。「期待に応えないと!」と思えば無理をします。自分がやるべきことをきちんとやりさえすれば自然と目標に近づくのです。勘違いしてもらいたくはありません。何故か1人、涙を流していました。理由は聞かなかったので分かりませんが他の人よりも苦しんでいる分何か想うことがあったのでしょう。そうやって「心」が動く事が強くなるためには必要だと思っています。これがないと絶対に強くはなりませんからね。

故障で上手く走れていなかった者もやっと走れるようになってきました。もちろんまだ練習スピードにはついていけません。短い距離でも150mでも本来の走りの半分程度です。しかし、1ヶ月前はそのレベルまで来ていませんでした。1週間前ですら150mで30m近く離されていました。まだかなりの差がありますが少しずつ確実に回復してきています。この子が本来の力を発揮できるようになればチーム力は何倍にも大きくなります。まだ先は長いですから焦らずやっていきたいと考えています。

「インターハイに近い」と言われても現実はそんなに甘くはありません。簡単にはいかないと思っています。個人種目の方が案外近いのではないかと思っています。チーム全体の力が合わさらないとマイルは走れません。その厳しさは想像を絶するレベルだと考えています。だからこそ「6番目の切符」を狙いにいくつもりはありません。あくまで表彰台に上り、上位3チームと勝負する事を意識しています。インターハイに行くだけで終わりたくはないですからね。戦いに行きたいのです。その気持ちは忘れたくありません。そこまでの力があって初めてインターハイの可能性が出てくるのです。

これからが本当の戦いになります。常に目標を持ち続けてやっていきたいと思います。まだ書きたいことがあるのでまた書きます(笑)。
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普通に走る

2010-03-07 | 陸上競技
金曜日、テストが終わってから少し走りました。本当に体力的なものが落ちない程度の練習しかやっていません。あまりやり過ぎると疲労抜きどころか疲れが増してしまいますからね。毎年の課題ですが、とにかく休むのも練習だと私も選手も認識しなければいけません。大切な事です。
グランドが少し柔らかいかなと思いましたが問題なく走れていました。男子はもうしばらくかかるのかなという感じがあります。まだまだ感覚と動きが一致しない感じがあります。焦ることはありませんが。1時間程度練習してあとは勉強としました。時間の確保が必要となります。部活だけやって…と言われると本人達もやりづらいでしょうからね。最低限の事はやらなければいけません。改めて書く話ではありませんがそこが出来なければ部活を本気でやったとしても無意味になります。分かってはいると思いますが。

土曜日、朝から雨でした。アメダスを見ると少し時間をずらしたら止みそうだったので開始時間を30分くらい遅らせました。私の携帯で見る天気予報に関しては選手は全く信じていません。Yahoo!の天気予報なんですが、地域を選択してもほとんど当たりませんから(笑)。今回は驚くほどピッタリと当たりました。気にならないレベルになったのでいつも通りサーキットから始めました。

月曜日がテストの最終日ですが2科目しかありません。話を聞くとある学校はテストを金曜日に終わらせていたようです。考えてみるとかなり効率的だと思いますね。ほとんどの部活が練習を休みにしていますが、もったいない気がします。先程も少し書きましたが、練習をしてもきちんと勉強さえすれば問題はないはずです。ここで「練習があるから勉強出来なかった」と言い訳をするようならその程度の選手です。他の時間を有効に使わずに一部分だけに目を向けて言い訳をするようでは競技の成績も上がりません。結局考え方の問題ですからこういう部分がきちんと出来ない子は練習でも自分のために最大限の努力をすることは出来ません。

選手には「全てはつながっている」と話をしますが、基本的に物事に取り組む姿勢というのは本人の「考え方」の問題ですから他の事が出来ない者は練習も真剣には取り組めません。「自分なりの一生懸命」から抜け出せないのです。結果的に力は上がらない。求められているのは「時間をかけて頑張った」事ではなく、その努力に見合う「結果」です。頑張ったつもりになっているだけでは意味がありません。「練習を一生懸命にやる」事が大事なわけではなくて、「目標を達成する」事が大切なのです、。目標達成のためには「一生懸命にやる」以外にない。雰囲気に酔っている間は絶対に強くなりません。

昨年はいつの間にか「練習で頑張る」事が目的になっていました。悲壮感があり、「やらなければいけない 」というムードがあって過呼吸寸前までいく選手が多かった気がします。過呼吸は精神的なものが大きく影響しますから、1人が過呼吸になると他の者もなります。合宿等でも「頑張っている」という雰囲気になるとかなりの者が過呼吸になります。
昨年の冬期はまさにその状態。練習で追い込むというのがメインになってしまっていた感じがあります。練習中の声かけにも現れていたと思いますね。「苦しいけど~に負けないように走ります」と宣言はしていましたが、その言葉を言う事がメインとなりきちんと走ることが出来なくなっていました。何を目的にやっているのかを見失っていた感じがあります。それがインターハイに届かなかった大きな原因だと考えています。本当に真剣に練習をしましたが、少し方向性がずれてしまっていたため上手くいかなかったのだと。私が分かっておかなければいけない部分だと思います。

本人達に「何のためにやっているのか」を理解させなければ次にはつながりません。そこを見過ごして練習さえすればいいと思っていたら、「努力すること」が目標になってしまい本当に大切なモノが分からなくなってしまいます。気を付けなければいけません。

えー、何の話でしたっけ?いつの間にか話がずれていっています(笑)。途中から分かっていたのですが書いているうちにそっちも書きたくなったので書いていました。本人が気づいているからこれは問題なし。気づかずに話がずれていくのが怖いことなのです。blogの内容と重なりますね(笑)。練習に関してはまた別に書きます。
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場所取り

2010-03-07 | 陸上競技
現在4時、子供のお遊戯会の場所取りで外に並んでいます。うちの子供の幼稚園は近くの文化会館を借りきってやりますから場所取りが激しいんですよ。笑えないくらい。これで6回目、今年の4月には一番下の息子が入園するのであと3回並ばないといけません。

まーうちもそこまでやらなくても良いと思うのですが、唯一家族にアピール出来る場なので出来るだけ貢献しようかと思って動いています。早い時間からひたすら並ぶので昨年はひたすらblog更新していた気がします。

今日は4時に来たらなんと5番目でした。過去最高(笑)。玄関の軒下に入ることが出来たので雨が降っても大丈夫です。別に並んで時間潰しをするのは苦痛ではありません。blog書いていたり色々考えておけば良いだけですから。が、唯一問題が…。選手が律儀に部活で荷物を下ろすときにヤッケを降ろしてくれたのでウインドブレーカーの上に着るモノがないということ。乗っているつもりでいましたから寒くて倒れたらどうしようか悩み中(笑)。実は意図的にやったのかもしれませんが(笑)。

とにかく並んでおきます。blogでも書いておこうかな。ひとまず今の状況を書いておきます。書いている間に10人位人が来ました。いやー、今日はタイミングが良いかも。しかし、中に入るときに気が弱いから負けてしまうんですよね(笑)。
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語る

2010-03-06 | 陸上競技
退官記念パーティーの一次会が終わってから市内に移動して二次会となりました。主賓はお休みモードに入っていたので他の人たちは語りに入りました(笑)。これがまた熱い話になるので大変です。こういう場では出来るだけ熱くならないように冷静に見るようにしていますが、話を振られると結構話をします。嫌いじゃないので(笑)。

参加していたメンバーは部活に真剣に取り組んでいる人ばかりだったので話の中心はやはりその事になります。自分の取り組みをアピールするつもりは全くありません。ゴルフの話になってそれを陸上に例えるなら「お前はハンデ1」と言われたのですがこれがどうなのかが全くわかりません(笑)。ゴルフやったことないんで…。良いのか悪いのか。

途中から本気トークになり、部活動の活性化と学校の活性化の話に。当たり障りのない話や自分だけの話をするのではなく核心をついた内容になります。表面上の話は面白くありません。
今回は居ませんでしたが、こういう話になった時に現実離れをした理想論を話す人がいます。これほど無意味な事はありません。現場で生きているはずの我々がそこを見ないで他人事のように話すというのはどうかと思います。全ては誰のためになのかを分かっていなければ自己満足でしかないと考えています。生徒に目を向けることができずに制度やシステム、教育課程などの枠組みばかりを考えても無駄だと思っています。そういうのは嫌いなんで。
今の仕事、正直メリットは少ないと思います。金銭的な部分も恵まれているわけではありません。一般企業と同じ賃金形態だったら間違いなく給料は今の倍以上です。残業は全てサービスですし、土日の部活は最低賃金以下。愚痴になりますが現実はそんなものです。それでも「育てたい生徒像」があれば何だって出来ると思います。そんな気持ちを持っている人が協力していけば全てが変わる。

私の周りにもそんな気持ちを持っている人がいます。部活の話をしていてもそんな「想い」が伝わってきます。大切なんだと思います。自分自身が評価されるかどうかなんてことは小さな事です。競技を通じて人間的な成長をする。勉強が出来るだけではなく、もっと大切なものを伝えていける人間にならなければ今の仕事をする意味はありません。教科を通じても色々なモノを伝える事ができます。人の心を動かす手段はたくさんありますが、それが本当に出来る人は少ないのが現実だと思っています。

私はやらないといけないことがあります。多分誰もが嫌がって大変な事になるのが分かっている事です。それでも私がやらないと絶対に出来ないと思っています。あえてその大変さに身を置く必要はないのですが、やるしかないと思っています。そんな話をしていた時に「お前が手伝って欲しいというならやる。他の者から頼まれても絶対にやるとは言わないがお前ならやる。」と言ってもらいました。嬉しいですね。別に評価をされているから嬉しいのではなく、そう思ってくれる人がいるというのが嬉しいのです。もちろん私のためにやるわけではありません。生徒のためです。

そんな話をする中で沖縄の話になりました。「今のうちの学校でインターハイの確率が一番高いのは女子のマイル」だと言っていただきました。専門委員長と国体バスケ監督から言われたのですからその水準に近づいてきているということだと思います。実力的に行けるというのではなく可能性があるというだけの話ですが、多くの方からの期待を感じています。褒められるよりも「甘いからインターハイに行けないんだ」と言われているほうが多いですが(笑)。陸上でいえば投擲と長距離のスペシャリストが、バスケのインターハイ監督が身近にいます。懇意にさせてもらっている半面、求められている事も高いと思っています。学ばせてもらう事が多いですね。

一次会開始が18時半、全てが終わったのが1時過ぎ。7時間近く話をしていたことになります。人に恵まれていると強く思いますね。非常に充実した時間でした。感謝。
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退官記念

2010-03-06 | 陸上競技
金曜日、夜はお世話になった先生の退官記念パーティーがありました。私が今の勤務先に赴任してからかなりお世話になりました。最初の2年間は野球部の部長という大役を任されていたのですがその時の監督さんです。本当に野球が好きで生徒が好きな人でした。今回は有志ということで付き合いの深い15人位が集まって会を開きました。

私が赴任した時の話を初め様々な話をしました。8年前の話なのですが細かいところまでよく覚えていて下さいました。前任校では運動部13のうち11が中国大会に進むような状況だったようで学校が活気に満ち溢れていたと言われていました。これは私の持論ですが「部活が活性化しなければ学校は盛り上がらない」と思っています。勉強だけで学校教育は成り立ちません。一般常識や人とのコミュニケーション能力は部活動のような関わりがあって初めて身に付くと思っています。勉強だけできる「お利口さん」は正直あまり魅力を感じません。それだけに10年前位前の活気ある学校の姿が羨ましく思えますね。

監督とはかなり懇意にさせていただきました。初めての遠征の時に私は集合時間の20分位前に集合場所に到着する予定だったのですが、いきなり電話がかかってきて「遅いから先に行く。保護者と一緒に来い。」と言われて置いていかれたことがあります(笑)。いやーすごい感覚です。車検の代車に「ポルシェを出せ」といって職場にポルシェで来たりもしていました(笑)。普通はいないですよね?!見た目はかなり怖いですが本当に優しい方です。

今でも覚えているのが、私が陸上競技部の顧問になることが決まってから行った関西遠征です。多分行く前から監督本人も話は聞いておられたはずですが、その事には全く触れることはありませんでした。なかなか言い出すタイミングがなくて悩んだ記憶があります。
最終日の夜に絶対に私が自分の口で伝えないといけないと思って意を決して「次年度、陸上部の顧問をやります」と伝えたらしばらくの沈黙の後に「あんたは陸上やらんといけん」とボソッと言われました。「自分の一番輝ける所で力を発揮することが生徒のためになる」と言われ、背中を押してもらいました。本当に嬉しかったですね。布団の中で涙しました。忘れられない思い出です。

昨日も初めての野球部長の時に秋の大会であれよあれよという間に52年ぶりに優勝した時の話をしていました。あの時のチームと選手、保護者が最高だったと繰り返し言われていました。なかなか選手が集まるという機会はありません。そういう時にきちんと勝負が出来るかどうか。これは私が師事している方が良く言われることなのですが「選手がいないときにどれだけチームを作るか」だと思いますね。特別に選手が集まるような学校ではありませんから、選手の力を引き出す指導者の力が問われます。監督からは本当に多くの事を学ばせてもらいました。

私にはまだ出来ることがある。そう思っています。まだチャンスがあるのです。しかし常に今回がラストチャンスだと思いながらやらないと「次がある」では絶対に勝ち上がれません。胸に刻んおきたいですね。本当に楽しい時間を過ごせました。
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出来事

2010-03-05 | 陸上競技
小さな出来事がたくさんあったのですがタイミングを逃し続けていたのでとりあえず書いておきます(笑)。

卒業式当日、部員から記念品をもらいました。が、もらうときにshimaが「お店で一番高いのを買ったんですよ」と余計な一言を言ったため3年生は大慌て(笑)。普通こんな場面で言わないだろうって話です(笑)。憎めない性格ですから許されていますが普通は言わない…。全てshimaのセンスで購入したと周りが責任転嫁していましたから「自分が選んだ」というのが伝えたかったのかもしれませんね。
あとで開けてみると、スポーツ用のネックレスでした。今までこの手のモノは付けたことはありません。選手は良く見てるのか見ていないのか良くわかりませんが。身に付けると問題があるのです。それは遠征や合宿等で飲んだ後に風呂に入った時に置き忘れてしまうという初歩的な問題です(笑)。普段の生活でもモノを置き忘れてしまうというのがあるので…。それを改善するために選手からの贈り物だと思って身に付けておこうと思います。付けているのすら忘れてしまいますから(笑)。

先日、ある人と話してmixiとツイッターについて質問をしました。前から興味があったのですがなかなか手をつけられない状態でしたが思い立ったら吉日、さっそくチャレンジしました。が、mixiは「いまさら」という感じが強かったですね。数年前にやってみようかと思っていた時期があるのですが必要性も感じませんでしたし、閉鎖的なつながりのような感じがして踏み出せませんでした。一応登録して見てみたのですが、知り合いが何人かやっていました。書き込んで知り合いを増やしていくというのも必要かなーと思いましたが、gooのblogで十分対応出来ていますからそこまで必死にやらなくてもいいなって感じがしました。つながりは増えていくのかもしれませんが今の私に必要だとは思えません。ということで速攻で退会(笑)。
ツイッターに関しては知識が0ですから、何でやるのかも分からないままとりあえずやってみることにしました。ツイッター自体を知らない人もたくさんいると思いますね。私もよくわかっていませんが、「つぶやき」という意味があって140文字以内の「思ったこと」を書く。それに対して見た人がフォローする。今の理解としてはほぼ「ひとりごと」みたいなものだと認識しています。知っている人を見つけて「フォロー」するとその人のつぶやきが見れるというものですが、それ以上の事はまだ分かっていません(笑)。やりながら理解していく必要があります。blogは結構時間がかかりますが、ふと思ったことを書くにはツイッターの方が適していますね。まだまだ分かっていない部分が多いのですが(笑)。

何だかまだあったような気がするのですが、思い出したらまた書きます(笑)。
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練習に関して

2010-03-04 | 陸上競技
他の事を書いていたので練習に関しては全く書いていません…。テスト中ですから取り立てて書くほどのことはやっていませんが地味にやってます。1時間程度の内容にしたいと思っていますから本当にやることは限られています。

月曜日は卒業式がありしたし、天気も悪かったので休みにしました。つまり2日連続で休みということです。今回は私からは細かいことは言いませんでしたり本当に目標に向かってやるべき事が分かっているなら自分でやることは見えているはずですからね。ここで出来ない者は先が見えていないということです。短時間でも自分で補強等はできたはずです。こういう所に差が出ると思いますね。

火曜日は短い距離を繰り返しました。これも時間の関係でかなり量を減らしています。回復に充てているのでちょうど良いのかもしれませんがあまり落としすぎても意味がなくなりますから、最低限のことはやらないといけないと思っています。感じとしてはまずまずかなと思いますが睡眠不足も影響してくると思うので評価はなし。
同じく水曜日もショートをやってからハイスピードインターバルを1セットのみやりました。翌日は雨予報でしたから絶対に動かしておかなければいけません。女子は力が上がってきていますね。条件が良くなくても全体が競り合いながらやっています。全体の差が小さくなってきている感じがあります。しかし、テストに入って目標に向けての意識が弱くなってきているというのも同時に感じています。きちんと考えないといけません。

木曜日は身体作りに充てました。火曜&水曜日もサーキットだけはやっていますが間違いなく足りません。ウエイトをきちんと入れてから屋外での補強としました。とにかく「前に進む」「身体を上手く使う」という事に課題をおかなければいけません。それが走りにつながっていきます。少し厳しさがなくなってきている感じを受けました。もちろんかなり集中してやっていますが、淡々と練習を消化するという感じがありました。一番嫌いなパターンです。必死になる部分がもっと欲しいですね。

ひとまず4日間の練習を書いておきます。まだ書きたかったのですがなんだかかなり弱っているので…。お許しを。
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卒業式~部活での別れ~

2010-03-03 | 陸上競技
書くまでに時間がひたすら過ぎていってます(笑)。なかなかバタバタしていて&書こうと思ったら内容がありすぎて難しいので。

クラスでの別れがあった後に今度は部活動での別れがありました。卒部という形になります。表現が難しいですが。かなり思い入れはありますが、卒部の時よりも引退する時の方がかなり重い感じがあります。引退の時には1人1人に話をしました。一緒に練習をしていた者が居なくなるというのはなかなか受け入れられませんからね。

卒部生は6人いましたが、一言ずつ話をしてもらいました。それぞれが想うことはあったようですが、今回は涙はありませんでした。引退の時は互いに涙を流していましたが(笑)。先程書いたように既に部活動という枠組みは巣立っていると思っています。この時期まで部活動に依存するような甘い人間は今の3年生にはいません。やるべき事は見えていると信じています。
それぞれが「良さ」を持っています。他の一般生徒よりは苦しむ時間も長かったでしょう。だからこそ自分自身と向き合うことが出来たはず。これが出来た者は大きな成長をします。
故障で長く苦しんでいた男子がいます。2年ちょっとの陸上競技でしたがほとんどは故障していたような記憶があります。苦しんでいるなかで自分だけが取り残されている感覚があったと話していました。だから自分の居場所を見つけるために視野を広くしてチームのために何をするか考えて行動するようになっていきました。間違いなく「生きる力」だと思いますね。それが自分の進路に結び付き鍼灸師やスポーツトレーナーになるための専門学校に進学しました。目標に向かって進んでいく事が出来ています。

入部した当初は全体的に甘さが目立っていました。自分達なりには頑張っていると思っていましたが、それは本当に必要な努力とは違います。男子は最初9人くらいいましたが最終的には4人しか残りませんでした。男女ともに最後まで残った者は苦しさから逃げることなく全力で向かい合うことが出来たのです。これだけの事が出来る生徒は多くないと思っています。
女子は自分達の決めた目標に向かってただひたすらに強くなることを求めてやってきました。他校の選手がどれくらいの気持ちでやっていたのかはわかりませんが、うちの2人の女子は様々なモノを犠牲にして取り組んできました。その姿勢は県内でも目を見張るものがあったと思います。2人にも「甘さ」はありましたが、3年生になった辺りからかなり高い意識レベルになっていたと思います。shimaには「取り組む姿勢」で、misatoには「力」で引っ張り続けるように伝えてきました。それを見て下級生は自然と強くなる。この成長を誰よりも近くで見てこれたことを嬉しく思います。

3年生には「卒業した後が本当の力が問われる」と話しました。今までは私が与えていく部分が多かったかもしれませんが、これからは自分達の力で乗り越えていかなければいけません。それが出来なければこの陸上競技部でやってきたことは全くの無意味になります。これまでやってきた事が本物かどうか試されます。表面上の理解では意味がありません。

また、いつまでも下級生の目標であり続けて欲しいと話しました。下級生にとって3年生は「こんな人間になりたい」と思う目標でした。競技面だけでなく様々な部分の目標だと思っています。他人から目標にされるということは責任が伴います。数ヶ月後に再会した時に選手を失望させてもらいたくはありません。「shokoの陸上競技部で陸上をした」というプライドを持ち続けて欲しいと思って話をしました。もし易きに流れるような生き方をするならうちの部員だった事は絶対に口にするなと言いました。
正直、この3年生はどこに出しても恥ずかしくないと思っていますし自信を持って送り出せます。大切なモノが分かっていますから。それでも最後にきちんと伝えておきたかった。3年間で見違えるような成長をしてきたのは間違いありません。

あえて1人1人については話しませんでした。学内でこの子達を一番見てきた自負はあります。この子達の良さは分かっています。20歳になったときに飲みながら話をしようと伝えました。それまで会わないというわけではなくその時に思出話に華を咲かせようという意味です。更なる成長を感じさせてもらいたいと思って話しました。

本当に良い子達に囲まれて過ごせたと思います。達成できなかった「想い」を託されています。どんなにカッコ悪くても良い。目標だけを見続けて最大限の努力を、正しい方向への努力を重ねていきたいと思っています。卒部していく選手達に求めるだけでなく、残された者も自分達のやるべきことをきちんとやっていかなければ意味がなくなります。インターハイで戦う。それだけです。

卒業生のこれからの活躍を期待します。いつも見られているという気持ちを忘れずに互いに取り組んでいきたいですね。是非練習に顔を出してもらいたいと思います。自慢の子供達です。これからの活躍を期待したいと思います。
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