kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

Tシャツ&勝負

2014-04-12 | 陸上競技
土曜日、練習は短時間で行うことにしました。この日の朝、メールを確認すると注文していたTシャツが届いたとのこと。来週到着予定だったのですが早い。毎年お願いしているので版代もかかりません。1枚1200円程度でできます。生地もスポーツタイプなので非常に良いものです。今年は「ホットピンク」です。男子が着れるのかどうかという多大な不安がありましたが「絶対に着る」という約束事の下で注文しました。どこにいても分かりますね。

  

1年生、いつの間にか卒業生たちからこのTシャツを譲り受けていました。オレンジ、グレー、紫を着ていました。選手の中でもこのTシャツは好評のようです。どこにいても目立つ色です。今回の「ホットピンク」、私も購入しました。さすがにおっさんは着れないかもしれないと話をしているとキャプテンから「部室に『恥を捨てろ』と書いてあります」と言われてしまいました(笑)。最近、この手の鋭い突っ込みが入るようになりました。私がよく「恥を捨てろ」「女を捨てろ」と言っています。それなのに私が行動で示さないというのはよくないのかもしれません。県内大会では着れませんが(役員があるので)、中国大会やインターハイでは着たいと思います。選手に合わせて着るつもりです。クレーマーで作っためちゃくちゃ派手なTシャツもあります。これも「勝負」の時にはみんなでそろえて着たいですね。

「ホットピンク」のTシャツ、そういえば以前も作ったことがあります。これは冬期練習中に作成。沖縄インターハイの年です。忘れもしない私が初めてインターハイに行った年。本当に全力でマイルでインターハイを狙った年。その時に作った「短距離Tシャツ」がこの「ホットピンク」でした。分かりにくいかもしれませんが背中に「ハイビスカス」の絵が書いてあります。沖縄インターハイをイメージして作成したものです。「百花斉放」(ひゃっかせいほう)は「多くの花がいっせいに咲き開くことであり、さまざまなことがいっせいに本領を発揮することのたとえ」とされています。これまでやってきた努力が一気に花開くことを願って作ったモノでした。



今回のTシャツ、選手が決めて作成しました。できるだけ目立つようにということでした。私は特に指示をしていません。Tシャツの色に関してはいつも選手が自分たちで決めています。今の選手たちは「黒」を選ぶことはありません。地味ですから(笑)。そういうのもあって「ホットピンク」です。これは運命的なものがあります。このTシャツを作った年の中国大会、鳥取で行われました。今年の中国大会も鳥取。そして種目は違えど本気で「リレーでインターハイを狙う」ことのできるチーム状況です。チームとしての「想い」が時間を越えて今の選手につながっている気がしました。あの時果たせなかった「想い」が知らず知らずのうちに今の選手に託されているのかもしれません。ちょっと感慨深いものがありますね。絶対にその「想い」を成し遂げたいと思います。

練習は競技場で。スタートだけはタータンで感覚をつかんでおきたかったので。それ以外は土の上で。試合と同じアップをするように指示。上級生は一人で行うように伝えました。次の日のことを考えると下級生に構っている暇はありません。自分のアップをしっかりとすること。小さい子も多くいたので安全面には配慮しながらどんどん進めていきました。見ていると感じとしてはすごく良いと思います。よく動いている。もちろん、まだ土の上でしたから最高スピードだったかどうかは分かりません。が、良い走りだと感じました。十分です。

最後の集合で「記録会に向けて」の話をしました。両エースは「最低12秒5」で。前の記事にも書きましたがいきなり大幅ベストが出るとは思っていません。集中力が高まれば出てしまうかもしれません。が、天候もそれほどよくないのでどうかなという部分です。昨年のベストが出るようなことがあれば今シーズンは間違いなく爆発するでしょう。まー過大な期待はせずに。怪我なく安定して走ってくれたらいいかなと思います。

2年生、最低レベルが「自己ベスト」だと思っています。一人が練習中に「12秒台が出ますかね?」と聞いてきました。その話を小さなエースにすると「ふーん、そんなこと言っていたら1年生に負けるよ」と言われていました。そのくらいの感覚です。これまで出したことのない記録が出せるかどうか?不安になる部分はあるでしょう。が、普通の練習の状況を見ていたら「出ないはずがない」のです。小さなエースの言うとおり。「12秒台が出るかどうか」なんて話をしていたら県総体までに1年生にやられてしまう。どんなことがあっても負けないという気持ちがない限りは強くはならないからです。条件がどうなるか分かりませんが、13秒かかる走りはしていません。その自覚があるかどうかです。

そのこともあったので最後の集合の時に「女子は勝った者3人が学校代表」だと宣言しました。1年生にもチャンスを与えます。2年生に勝ったらうちの代表として100m、200mに出場させます。「やっても出れない」という状況では面白くないですからね。1年生であれ上級生に勝てばチャンスはある。逆に今の1年生のレベルに負けるようであればうちがインターハイに行く可能性は0です。申し訳ないですが諦めるべきです。そんなに低いレベルで勝負をするはずがないのですから。同時に2年生2人も「勝った方が100m」です。一人は高跳びに出るのを辞めたのでこの記録会は「100mのみ」の出場です。もう一人は「200m」を専門に考えていますから「100m・200m」に出場。この2人で勝った方が「100m」に出れます。多分同じ組になると思うのでかなりシビアな勝負になるはずです。3年生が負けることはちょっと考えられないですが「記録の上位者3人」でこれから先戦っていきたいと思っています。

負けても仕方ないという考え、3年生だから出れるという甘えはなくしたいと思っています。決まった大会できちんと走れない者はこれから先の勝負の場面でも走れるとは思いません。故障明け云々は今回は一切ありません。ある程度万全の状態で記録会、支部大会を迎えられるはずです。その中で勝てない者が県で勝てるのか?中国で勝てるのか?そういう話だと思っています。一番のライバルはチーム内にいるのです。まずは勝ち上がってもらいたいですね。

さて、ついにシーズンイン。期待したいと思います。雨が小雨だと良いのですが・・・。

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動きの確認

2014-04-12 | 陸上競技
金曜日、練習は軽めに。週末のことを考えてアップの確認をしておきました。アップに関しては細かく指示を出しているつもりですがなかなか徹底できません。昨シーズンの後半に「試合当日のアップ」のマニュアルを作成しました。絶対にやっておかなければいけないことを確認させるためです。試合当日のアップというのはすごく大切です。中学生であればそれほど細かく考えなくても動くかもしれません。うちのようにある程度筋力を上げて走るような選手たちはアップが命です。ここの徹底はしておかなければいけません。

1年生はこの日のみ上級生についてアップをすることを許可。記録会当日は上級生は自分達のことを最優先で行わせます。1年生のアップや他もの者のアップに構っている場合ではありません。勝負するためのこれまで練習をしてきたのですから今更下級生のお世話のためにエネルギーを割くことは絶対にさせたくありません。そのため事前に「どのようなアップをするのか」を教えさせました。昨年配ったアップのマニュアルももう一度印刷して渡しました。選手によって本数が異なったり細かい部分が違ったりします。しかし、意識するべきポイントは同じですし普段からやっている動きを試合のアップで行わなければいけないと思っています。

この日は時間も計らせました。アップにどれくらい時間がかかるのか。ここを理解してそこから逆算して動く。「まーこんなもんだろう」という感覚で動いてアップが不足してしまったら困ります。準備をしっかりとしなければいけないと思っています。きちんとした形でアップを行い大切なレースに備える。100mであればたった12秒の時間ですがそのために使う時間というのはかなりのものです。大切にしなければいけないと思います。

スキップ、シザースのあたりから本数が変わってきます。さらにチューブで数本走ってからショート。これも本当に短い距離で終わり。ここで力を使う必要はありません。パッとやってパッと終わる。疲労を残さないためには切り替えを速くしないといけません。1時間程度で終了。あとはとにかく試合のために集中力を高めていってもらいたい。準備の手伝いはできますが最終的にメンタルの持って行き方は自分自身の問題です。動き的には疲れもぬけてきてまずますかなという感じでした。これくらい動けば問題ないだろうという水準です。1年生はどうなるか分かりません。経験するというだけに終わる可能性もあります。それでいいと思っています。

短時間で終了。
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離任式

2014-04-12 | 陸上競技
金曜日、離任式でした。私が今の職場で働き始めてからこの3月までずっと一緒に働いてきた先輩とのお別れの日でもありました。商業の教員として心から尊敬する方とのお別れです。もう会えないという意味ではなく「同じ職場で働くことはない」という意味でのお別れ。それでもものすごく辛いものがあります。紳士的な方で様々な場面で私のやりたいことをサポートしてくださいました。この方がいるから今の自分があると言い切れるくらい本当にお世話になりました。

だからといって何か話をするというわけでもなく「普通通りの会話」しかしません。当然なのですが。うちの学校に14年間勤務されました。多くの生徒から慕われている。が、「主任」という立場があるので担任ができないという状況が続いていました。性格的に生徒が大好きなので担任として関わっていたいという部分がすごくありました。それでも自分を押し殺して「立場」を優先してきました。今私が担任をしているクラスの生徒はこの方に大変お世話になっています。「何かしたい」ということがあったので「お別れの会」を簡単に行うことにしました。基本的には全て生徒主体で活動。大事なことです。

色紙を作り、大きな花束(花かご?)を準備。さらに「忘れてもらいたいくない」という想いも込めて一緒に写真撮影。写真を撮るだけではなくそれを「フォトフレーム」と一緒に送るという発案でした。これは良いですね。離任される方から一言いただきました。新しい職場では念願の担任業務ができるということでした。それでもまだまだお互いに手さぐり状態で少し距離がある。1年間かけてこのクラスのようにいいクラスにしていきたいと言っていただきました。このことは生徒たちにとっても本当に大きな意味があると思います。何人かはすでに泣いていました。

私も後ろで話を聞きながら涙を我慢するのが精一杯。なかなか辛いものがあります。離任される先生は笑顔でした。この笑顔が見れているというのが私的にはすごく嬉しい。なんとなく学校を去っていくのではなく「生徒が見送ってくれる」と同時に、そのことを喜んでいくれている姿を見ることができて本当に良かったと思います。まー当然私は笑顔を作ることが全くできず・・・。泣いていました。

年を取るから涙もろくなるのか?こういう場面では色々と考えることがあります。来年、ひょっとしたらこの場に自分自身がたつかもしれない。副担任の先生がこの場に立っているかもしれない。そう考えると「感情的」になる部分がありました。素晴らしい生徒たちと出会える。毎回担任をさせてもらって「生徒のおかげ」というのがすごくあります。どこのクラスが一番良かったというのではなくみんな「一番」です。比較することはできません。昨年の卒業式では最初から泣きっぱなし。立ち直れないかもしれないという気持ちでしたが今は何とか前向きに生活しています。

自分だけ残されていくという寂しさが常にあります。これは仕方ないことなのですが。別れを考えながら生きていると楽しくないので一緒に過ごせる時間を大切にしていかなければいけないと感じています。わかってはいるのですがなかなか割り切れないですね。

多くの人との出会いがあり今の自分がいます。そのことに心から感謝しないといけないと思います。先生方だけではなく生徒との出会いがあるから今の自分がいる。これまで出会った全ての方に感謝したい。そう思う1日でした。
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あれこれ

2014-04-12 | 陸上競技
木曜日、この日は時間的に余裕なく・・・ですね(笑)。1時間目から6時間目までほぼすべてが埋まるという状況ですからなかなか行動ができません。年度当初ですから仕方ないのかもしれませんが。

1時間目に「手帳指導」を行いました。女性の教諭から「手帳を持たせてスケジュール管理をしたい」という申し出がありました。この教育効果はかなり高いものがあります。一般に販売されている手帳を購入して指導するというのは最初の段階では難しいと思います。すでに手帳を使っている者もいるでしょうし、全く興味がないという者もいる。すでにここに「差」があるのですがこれを同じ方向に向けるためにしっかりと「手帳指導」をしていきたいと考えています。1年生と2年生は「共通の手帳」を購入しました。3年生は「自分で手帳を準備」という指導。働き始めるとこのスケジュール管理や備忘記録、メモというのは重要になります。私もきちんとやろうと決めてこの4月から始めました。携帯のカレンダーに入力するという方法もあるのですがやはり「書くこと」が重要だと言われています。しっかりと継続していきたいですね。

2時間目以降は「総合実践」のための準備&会議&授業。今年もしっかりとやっていきたいともっています。今回会議の中で「語先後礼」で挨拶をしようという話が出ました。1年生はこれで統一して指導するということでした。面接の「礼」に関しても同じです。先に言葉を発してから礼をします。調べてみると挨拶をして注目を集めその後「正しい所作」を見てもらうという部分、地面に対して言葉を発するのではなく相手に言葉を発してから「礼」を尽くすという意味があるようです。これまではうちの学校では先に礼をしてから言葉を発していましたからこの部分は戸惑いがあるかもしれません。徹底していきたいと思います。同時に練習の挨拶も「語先後礼」で行うことにしました。これもかなりの頻度で間違えます。慣れるまで時間がかかるかもしれませんが意識して行っていきたいと思います。

練習は本当に軽く。ダイナマックス投げをやって筋肉に刺激を入れました。とにかく筋肉を大きく勢いよく使う。爆発的に動かすための練習です。トータルで10分で終わりました(笑)。1年生が「先生、本当にこれで終わりなんですか??」と不安そうに聞いてきました。まーそうでしょうね。本当にすぐに終わりましたから。ひょっとしたら上級生に騙されているのではないかという不安があるのかもしれません(笑)。本当に終わりです。練習をするときはかなりやりますが休む時は本当に休みます。疲労を残しても仕方ないので。

この日、ナイスなタイミングで卒業生が来ました。同じ職場で働いている2人なのですが久々に学校に来てくれました。開口一番、「先生、こないだ髪を切ったの気づいてくれませんでしたよね???」と怒られました(笑)。先日、用事があって職場の近くまで行ったので少し差し入れをしました。その日、2人とも髪を切った後だったようです。それに気づいてくれないなんて・・・という話でした。いやー、普通気づかないですよね?!毎日会っているわけでもないのに(笑)。

しばらく近況報告と思い出話に花が咲きました。とにかく陸上をやっていて本当に良かったと言い続けていました。やっているときには本当にきつかったけどその日の練習が終われば、また次も走り込みを頑張ろうという気持ちになる。たった3年間だったけどうちで一生懸命に競技ができて本当に良かったと。ありがたいことです。こういう部分もあってか卒業生とのつながりは深い方だと思っています。今度練習をしに来ると言い続けていました(笑)。もう絶対に無理です。この子たちがいたときは本当に「強い」というイメージがありました。それでも「100m12秒台」は0。トップスピードがないのに「練習量」でカバーして県チャンピオンになっていたのです。すごい話ですね。

今の選手とはスピードが違う。今のメンバーが本気でマイルをやったらどうなるのか?想像はつきません。間違いなく強いという自信があります。が、やらないと思います(笑)。最終日は200mがあります。「チームとして戦う」という部分も考えると「マイルでも勝ちに行く」というのが必要なのかもしれません。が、今のチームカラーとしては「4継」です。それでいいと思っています。選手層が厚いわけでもなく出るなら4継もマイルも全く同じメンバー。両方やって怪我をしてしまったら共倒れです。本人たちも「4継」に賭けている部分があります。うちのマイルのチームベストは3分59秒。本気で狙えば3分55秒くらい行くかもしれません。2人は間違いなく57秒ラップくらいで走るでしょうから。それでも「覚悟」をもってやらないのです。あれこれ手を出せるほどうちには余裕はありませんから。そういう話も卒業生としました。マイルチームからは完全に脱却ですね(笑)。

その後、私は時間があったので投擲練習場にてハンマー投げの練習を見ていました。以前から「スイング歩行」について話を伺っていました。本当は別件で伺ったのですが動きをみることで何かしら今後のヒントになることがあるのではないかと考えました。投擲に関しては完全に素人です。全くと言っていいほどわかりません。BOSSが指導されている言葉を聞きながら「さっきとは違うな」というのが判断できるかなという感じです。投擲競技は難しい。「指導者の力」が大きく出てくる種目だと思います。専門性が高いので「知らないとできない」ですし、細かい部分の修正に「指導力の差」が出ると思います。こうやって身近で見れる環境にあるというのは本当に恵まれていると思いますね。

普段より私も早めに切り上げて帰宅。あれこれあった一日でした。
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水曜日の練習

2014-04-11 | 陸上競技
水曜日、練習は短い距離を中心に。

週末記録会があります。天気予報としてはかなり微妙な感じですが・・・。シーズンインとなりますので「ある程度の手ごたえ」があればいいかなと感じています。女子エース2名は自己ベストがかなり高い水準です。一発目からこの記録を更新できるとは思っていません。もし更新できるようなら今シーズンは「大変なこと」になります。小さなエースの先週の走りであれば「行ってしまうかもしれない」という感じはありました。まー出たら出たで良いですし、出なかったらその課題をしっかりと考えていけばいい。大きなエースも土曜日の「悩み」から「考えない」という方向に転換したのでずいぶん動きがよくなってきました。2人とも12秒5前後が出れば十分なのかなと感じています。かなり控えめに(笑)。

4継メンバーの2年生2人。これは「最低でも自己ベスト」です。この冬期で飛躍的に力を上げました。エース二人にはちょっと勝てないかもしれませんが「100%勝てない」というレベルではなくなっているのではないかと感じています。13秒1と13秒3が昨シーズンのベストだったと思います。これはかなり条件が良い大会だったので「実力」ではないかもしれませんが。それでも「12秒台は100%出る」と断言できる水準になっています。これで12秒台が出ないようなら勝負はできません。もちろん、条件があれこれ重なりますから出なかったら出なかったときのこと。実力的には間違いないと思います。

そういう状況なのである程度調整。短い距離でスピードを意識した練習としました。通常通りの流れでドリルをやっていきチューブ、フレキ。フレキとシザースの組み合わせで少しタイミングが合わない者がいたのでそこは指摘。動きのタイミングというのはすごく大切です。この微妙なずれで走りは大きく変わってきます。0.01秒を争う競技ですから「少し」のことが大きく影響します。何人かは当日の日誌に書いていました。そうやって「自分の課題」を紙に書くことで意識することができます。こういう部分の積み重ねですね。自分の課題を意識して修正していく。これで練習の効果は飛躍的に高まります。

その後、並走を行って30&60。最後バトンパスで終了。月曜日体が動いていなかった者もずいぶん動くようになっていました。もう少し疲労を抜けばもっと動くようになると思います。あまりピークを早く作るのは避けたいなと思っているので「完全に休む」ということはしたくないと思っています。選手には記録会の後にまた走るという話もしています。何週間も連続で「調整」をしていくのは高校生レベルでは難しいと思っています。「試合が刺激」という考え方もあると思いますが、それであればすべての種目を2本ずつ走るというくらいの刺激は必要です。あまりにも走らないとやはり走りが安定しませんし、「一発屋」的な状況になってしまいます。ここは気を付けないといけないと思いますね。

2時間強の練習で終了。感じ的には良いなと思っています。雰囲気が一変しています。気持ちの持ちようでここまで変わるのか??というくらいの雰囲気。強くなる要素はあると思います。慌てず地に足を付けて取り組んでいきたいと思いますね。
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クラス経営

2014-04-11 | 陸上競技
前の記事にも書いたかもしれませんが教員生活13年目、担任は今年で11回目8年連続となります。これはある意味幸せなことなのかもしれませんね。今の「科長」という立場になるときに担任は持てないかもしれないという状況になりました。それでも「持ちたい」と言い張って3年の担任をしました。たんなるわがままと言えばそうなのかもしれませんが、今の仕事は「生徒と関わる」ことに意味があると思っています。多少無理をしても担任はしていきたいと思っています。

今年は2年生の担任。2年生からは「科」のクラスとなります。実際に授業では一緒に活動をしていますがすべての面で一緒に活動するというのはこれが初めて。「表面的な関係」から少し深いかかわりになります。その中で人間関係を作れるかどうか。不安な部分は多いですが良い子が多いので何とかなるだろうと考えています。

今回副担任は女性についてもらいました40人全員女子ですからまー私が関わるよりも女性にいてもらえる方がいいだろうという判断でお願いしました。で、まず最初にこの女性の先生に「自分について」話をしてもらうことにしました。理由は「自分たちの将来について考える」というもの。10歳上野女性の話を聞く機会というのはそれほど多くないと思います。それもその人が「なぜ今の仕事をやろうと思ったのか」という部分は聞く機会はない。せっかくなので話をしてもらいました。いきなり「丸投げ」ですから頭の整理がつかないかもしれませんが(笑)。

人の話を聞くというのは大事です。その人が何かを伝えたいと思っているから話をするのです。まー今回は半強制的にお願いているのですが(笑)。可能な限り多くの人の話を聞く機会を作りたいと思っています。それを踏まえて1日2人ずつクラスの生徒に「スピーチ」をさせることにしました。小学校などでも行っていると思いますが、「思春期」を迎えた高校生は「人前で話すのが恥ずかしい」という気持ちが大きくなります。それを越えるために強制的に人前で話をするという場面を設けました。

単純に話をするだけではなく「必ず1回は笑いを取る」という条件も設定(笑)。生徒の中にすぐに笑う者がいるのでなんとかそのノルマは達成できるだろうということで。「スピーチ」をするだけではあまり意味がないのかもしれないと感じています、。適当に話をするのではなく「相手に何かを伝える」という意図があるものでなければいけません。将来的に面接試験などもあります。その時に「自分の考えをまとめて話す」というのは重要になります。「事実の羅列」では笑いは取れません。相手に何を伝えたいのかを明確にしておく必要があります。

また、授業を1時間使って「kanekoの無駄話」をしました。何故教員になろうと思ったのか?という原点から。本当はもう少し詳しい話をすると良いのでしょうがまー「なんとなくなるんだろうな」という感じの話をしていきました。さらにクラスの生徒を一人指名して話をさせる。なんと20分くらい話をしていたのではないでしょうか。臆することもなく良く話をします(笑)。こういうのも「才能」だと思いますね。

クラス経営、それぞれにやり方はあると思います。私のやり方が正しいとは思いません。まーなんとなくやっているので自信を持っているわけではないんですけどね(笑)。それなりに生徒が生き生きと活動をしているので問題はないだろうなと感じています。素直な子が多いのでこれから先が楽しみです。しっかりと成長してもらえたらと思いますね。
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浮かれない

2014-04-10 | 陸上競技
水曜日、本格的に授業が始まりました。書きたいことはあるのですがさきに忘れないように書いておきたいことがあります。

前日の日誌にある選手が「普段練習していない部活が来てやりにくかった」と書いていました。これまでは自分たちの練習に集中できる環境でした。が、本格的に学校が始まると色々な部分が変わってきます。「競技」を行う部活動と「身体を動かす」ことを目的とした部活動。どちらも混在しています。こういう状況が「学校における部活動」です。一生懸命に練習する者がいてその周りで「楽しく体を動かす」ことを目的とする。やはり気にはなると思います。

練習をしている。特にトレーニングをしているというのはかなり負荷がかかります。その近くで遊んでいたりふざけている姿が視界に入ると「なんなんだ」と感じるでしょう。「身体を動かす」ことが目的になると周りのことは考えられなくなります。自分たちは「楽しい」のだからキャーキャー言いながら時間を過ごす。周りが一生懸命にやっているかどうかではなく「自分たちが楽しい」ことが最優先ですから。声を出すという部分も意味が全く異なってきます。

選手には「自分たちは違うことをやっているという自覚を持て」と話しました。周りがどうであろうと自分たちには「目標」があるはずです。違う方向を向いている人たちがどうであろうと自分たちが何をするべきかを考えるべきです。こういう部分でイライラしたりストレスを感じるのは無駄なエネルギーだと思います。だからこそ「自分たちのやるべきこと」をきちんとやる必要がある。しっかりとした声だしをする。当たり前のことを当たり前にやる。重要なことです。

また、この日は練習に新入生が見に来ていました。それによりかなり「浮かれている」という感じを受けました。もちろんうちではなく他ですが。選手にも話をしましたが「新入生が来てうれしい」というか「良いところを見せたい」と思うのかもしれません。が、普段何をしているのかが重要なのです。その日だけ「頑張っている」という姿を見せてもすぐに「本当の状況」は分かります。こういう部分をきちんと理解しなければいけないと考えています。

うちの選手には「新入部員は来なくてもいいよね」と話しています。今のうちの取り組みが理解してできる生徒は多くないと思います。とりあえず入るという生徒では100%続けていくことはできません。本気でやる選手が何人かいればいいと思っています。これは投擲も含めて。「少数精鋭」という言い方は好きではありませんがある程度の「覚悟」を持った者が集まっていればそれでいいと思っています。「身体を動かしたい」というレベルで入ってもらっても困ります。強い弱いは別にして「一生懸命にできるかどうか」です。入ってしまえば「辞めさせる」ということはない。が、あまりにも方向性が違うのであれば所属してもらうと「迷惑」になります。チームは「一番できないものに合わせる」状況になります。どれだけ良いチームになっても「本気になれない者」に合わせて動くようになる。明らかにマイナスです。

自分たちが目指すところを常に頭に入れておく必要があります。「特別」だとは思っていません。しかし、「違うことをやっている」という感覚は持たないといけない。

また書きます。とりあえずここは書いておきたかったので先に書きました。
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始業式&入学式

2014-04-10 | 陸上競技
4月8日、新年度が本格的に始まりました。とにかくバタバタする部分が多く本当に準備ができているのか不安なところはありますが何とかなるはずです。今年度は「整理整頓」がきちんとできて「計画的行動」をするという大きなテーマがあります。この日の校長の講和の中に「整理整頓ができない者は信頼できない」というのがありました。苦笑いですね(笑)。後で他の先生方と話をするとその話を聞いて思い浮かんだのは私の顔だと言っていました(笑)。それも複数の方が・・・。そういうイメージを払しょくするのが今年度の目標。可能かどうか(笑)。

ということで今年度も担任。8年連続でしょうか。ずっと担任はしたいと思っています。いつまでこのスタンスで関わっていけるのかは分かりませんが、「生徒と向かい合う」ということができなければ今の仕事の意味はないと考えています。時には厳しいことを言わなければいけなくなる。そういう担当ですから仕方ないのですが。基本的に生徒に好かれようと思ってやっているわけではありません。「本当に大切なものは何か」をきちんと話をしながらやっていきたいと考えています。

入学式では呼名をすることになっていました。一応科長なので「科」の生徒の呼名をするのです。が、あまりに緊張していたので「総合ビジネス科」というのを忘れる・・・。自己嫌悪ですね。こういう時にきちんとできないというのは良いことではりません。もちろん大勢に影響はないのですがそれでも良いことではない。結構練習したのですが・・・。申し訳ない気持ちでいっぱいです。深く反省したいと思います。

各クラスでの伝達が終わってから商業系の生徒を集めて話をすることに。うちはミックスホームルームという形式をとっています。各科の生徒が混在するクラスです。そのため、保護者に「商業の教育方針」を伝える場面がないのです。特別に別の教室に移動してもらい主任、科長で話をさせてもらっています。私は「生活指導」の部分を担当。相変わらず嫌な立場です(笑)。勉強することはすごく大切。が、その前に「基本的生活習慣」「ビジネスマナー」の部分がきちんと押さえられないと意味がなくなります。そういう話を保護者の前でさせてもらいました。

練習は・・・。全く見ることができませんでした。この日はトレーニング中心としていますから問題なし。1時間半かからずに終わったようです。その後全員で集まって部活動紹介でどのようなことを言うかを決めていました。こういう部分は大切ですね。一人で決めて一人でやるというのではなく全体で協力する。ここ数年できていなかったことかもしれません。こういう時間がコミュニケーションを取ることにつながりチームワークの向上にもつながっていくと思います。

思った以上に疲れました(笑)。簡単に記録しておきます。
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血液型

2014-04-09 | 陸上競技
色々と片づけをしていたらこれまで「そういえば持っていたのにどこに行ったのかな??」と思うものがたくさん出てきます。担任をすることになったので(もう11回目ですかね)教室に「本棚」を置いて生徒に読ませようと思っています。まー内容が難しいのでなかなか生徒は読まないかもしれませんが、簡単な本を準備して「人の考え方を知る」という機会を作りたいと思っています。「kaneko書庫」に本を置こうと思って片づけていると久々に「B型 自分の説明書」が出てきました。これも一緒に置いておくことに。

実は私は「B型」です。細かいことを指導する立場にあるので「A型」と言われることがごくまれにありますが、たいていの人は「B型」だとすぐにばれます。基本的にそういう感覚はずっとなかったのですが働き始めてある人に「B型でしょ??」と言われて「典型的なB型の行動をしている」と言われ続けたことがあります。で、本屋に行ったらこの「B型」の本があったので購入しました。全てがあてはまるわけではないと思うのですが「かなり」当てはまっています(笑)。

「気になると即行動」「その時の行動力はすさまじい」「だけど、興味のないことはどーでもいい」という一番最初の「基本操作」と書かれている部分、どうでしょうか?(笑)。以前から「興味ないことに関しての知識は0」だと言われ続けていました。完全に偏っていると(笑)。今のなって見直してみると確かにその通りです。この本を生徒に紹介するときにぱっと開いたページを読み上げると「腹立ったらモノにあたる。モノ投げる。」という所でした。大爆笑(笑)。

血液型ですべての人類が分類されるとしたら「4つのタイプ」しかありません。大学の時の教育心理学の授業でそのことについて少し勉強した気がします。星占いも同様ですね。例えば「A型は几帳面」というのが一般的に言われます。確かに自分の周りのA型は几帳面で片づけをしっかりとします。これは周りから「A型は几帳面だよね」と言われ続けているから「几帳面にしなければいけない」と自分の行動をコントロールしてその理想の形に近づこうとしているというような話だったと思います。一理あるのかもしれません。

私はある程度血液型によって「性格特性」は決まるのではないかと感じています。周りから言われたから「A型」は几帳面なのか?いや、性格的に「片づけないと気が済まない」のです。大きく分けて「4つのタイプ」に分かれることで「世の中の均衡」が保たれるのです。大げさな話ですが(笑)。全員同じタイプの人間ばかりだと世の中はめちゃくちゃになります。A型タイプの人だけで世の中は回りません。ある程度突飛な発想をするタイプの人がいるから「技術革新」が起きる。これまでとは「違う考え方」が生まれるのです。

もちろん、世の中がB型ばかりだと本当に収集はつかないでしょうね。A型人間ばかりの世の中だとちょっと窮屈かなという気がしますがB型人間ばかりの世の中だとこれほど大変なことはないと思います(笑)。基本的に多くの場面で「B型の人とは合わない」と言われます(笑)。まー通常の範囲で考えるには「理解しがたい」タイプなのでしょうね。自分でも「面倒だろうな」と思うことが多々あります(笑)。

生徒に「他者理解」をさせようとすぐに本屋に行って「続○型 自分の説明書」を4冊購入(笑)。その勢いでネットで「○型 自分の説明書」を3冊注文。この行動をした後に「B型 自分の説明書」を見てみると「気になると即行動」「その時の行動力はすさまじい」と書いてある(笑)。さすがB型(笑)。当てはまっているのかたまたまそうだったのか。まーよくわかりませんが・・・。

B型です。よろしくお願いします(笑)。
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整理整頓

2014-04-08 | 陸上競技
4月1日から実は「整理整頓」をしています。まだ机の上しかできていないのですが(笑)。これまで「片付けができない」と公言してきました。よくも恥ずかしげもなく人前で言えるなというレベルですが。あれこれやっていると片付ける前に次の事が発生するので結局机の上に物が積み重なっていく。悪循環です。

今回久々に職員室での机の配置が変わりました。これまでは私を中心に他の人が席を変わるという感じでした。連続で担任をしているということもあり、雰囲気的に変わらない。ある人からは「太陽のようだ」と言われていました。明るいからというのではなく、周りの惑星がクルクル回るだけで自分は動かないからです(笑)。

それが今回席が変わりました。座っている席の反対側になるだけの移動。つまり机一つ分の移動です。それすらできないかもしれないという感じだったので思い切って「物を捨てる」ことにしました。ひょっとしたら使うかもしれないと考えていたので物が捨てられませんでした。そのためどんどん物がたまっていきます。だから片付かない。必要のない物は捨てようと決めて掃除をしていくと実際に机の上にあった9割くらいは全く使わない物でした(笑)。とにかく捨てまくる。

で、今度は新しくもらった資料をファイルに閉じると綴じるというごく当たり前のことをやるようにしました。これをすることで資料が机の上にたまらなくなりました。勢いに乗ってファイルに名前をつけて分類。これにより更に机の上が片付く。今更なんですが必要な書類がすぐに見つかります(笑)。これまで積み重なった資料の中から必要な書類を探すというめちゃくちゃ無駄な時間を使っていた事が判明。仕事が早く進むようになりました。

加えて手帳を用いてスケジュール管理も始めました。大半の予定を手帳に記入しました。これまで行き当たりばったりのところがかなりあったのですがこれにより自分の行動の管理ができるようになりました(笑)。どれだけ勢いだけてやってきたのかというのが分かります(笑)。私の性格をご存知の方は分かると思いますが、勢いで押し切ってしまうところがありました。日程的に厳しくてもエネルギーを注いで一気にやり切ってしまうという感じです。が、ここにもめちゃくちゃ無駄があったと思います。ここをコントロールするようにしました。

これにより驚くほど時間ができる(笑)。木曜日に総合実践があるのですがこれまで自転車操業的にギリギリにやっていましたが今回は月曜日の時点でほぼ準備完了。やろうと思えばかなり効率良く働くことができるのです。いやー、本当に今更ですが(笑)。

ということで今年はどこまで継続できるか分かりませんが片付けができるように行動したいと思います。なんだか分かりませんが今ならどこまでもできるような気がしています。取り組み方を変えると全てが変わってくる感覚がありますね。面白い(笑)。

期待しないで見ておいてください。現時点ではこれを1年間継続しようという気持ちでいっぱいです。「できない」ではなく「やらないだけ」だったのではないかと反省しています(笑)。ちょっと真剣に取り組んでみます。本気で(笑)。
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