kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

姿を見る

2018-05-15 | 陸上競技
日曜日のことを少し。

この日は珍しく上の息子の部活動の送迎がありました。送迎だけでいえば1年生の時に防府まで送って迎えに行ったことがありますがそれ以外はなし。基本的に土日にはお互いに部活があるので一緒に過ごすことはありません。私が試合などがありなかなか家にいないというのもあるのですが。息子は土日はほぼ部活。さらには日曜日には一番下の息子と一緒に「日曜バスケ」なるものに参加しているため戻ってくるのは22時を過ぎてから。どのような活動をしているのかを全く把握していませんでした。

日曜日は私が送迎することに。5時間練習ということで送ってから家に帰るという選択肢もあったのですがこの日は後半だけでも見てみようかなという気になりました。正直。バスケットを見ても何もわかりません。ルール自体も危うい。プレー自体もどうしてもボールを持っている選手を見てしまうので本来的な部分を見逃してしまうと思います。それでも息子がバスケをやるのであれば見てみようかなと。

普段の生活では9割以上は選手重視です。9割どころかほぼ100%に近いと思います。自分の子供がどのような活動をしているのかはわかっていません。上手いのかそうでないのか。それさえもわからない。娘も下の息子もバスケをやっています。娘に関しては小学校の頃のミニバスについていって広島に行ったのが1回。中学校も高校も一度も見たことがありません。高校になっては一応キャプテンをやらせてもらっているらしく多少なりと成長しているのではないかと思いますが。プレーや取り組みなどは全くわかりません。家で見るほんの少しの姿で判断するしかない感じですね。

そういうのもあってこの日は試合を見てみるととに。練習試合ですが。普段は5番をつけているということだったので最初どこにいるのか分からない(笑)。ビブスを着ているので判断が難しい。さらにコンタクトではなく眼鏡をしていたので視力が落ちているため分からず。見ていると8番のビブスを着ていました。ようやく分かる。

3時間近く練習をしてからの練習試合。その2試合目。さすがに疲れているだろうによく動いていました。ボールを運ぶ役?をやっている感じでした。とにかく動く。家で見る姿とは違う一面を見ることができました。普段の姿しか見ない。こういう場面を見るというのは本当に貴重でした。

陸上競技であれば本当に数十秒の話になります。女子の100mでも12~14秒くらいで終わってしまいます。ほかの種目ではある程度の時間がある。私は競技の指導をしているので普段の練習場面から見ています。これも保護者とは異なる部分なのかなと改めて感じました。保護者の視点で物事を見るというのは普段から。ほとんどない。これはどうなのかという話になると思うのですが。

結局よく分かりませんでした。それでも「一生懸命にやっている姿」を見ることができたのは大きいなと思います。自分の子供もスポーツをやっているんだと分かりました。上手いとか下手ではなくこういう姿を見ることができたのは貴重。よかったなと思いました。

いつもは他の子供ばかりみています。それでも全く苦になりません。一緒にいる時間は自分の子供よりも間違いなくうちの選手の方が多い。こちらも情がわきます。とはいえ、時にはこうやって子供の姿を見るというのも必要なのかなと。

バスケットをやっていたらなかなかインターハイは見えません。強豪校が群を抜いているのでそこに勝つというのはほぼ不可能。やってみなければ分からないという部分はあるかもしれませんがやはり力の差はあると思います。女子バレーであれば県内では圧倒的な力を誇るチームもいます。そこに勝つというのは難しい。それでも「少しでも」という気持ちを持って取り組んでいるんだろうなと思いました。それだけで私的には貴重な感覚でした。

自分の子供の練習試合を見て改めて感じました。こうやって。取り組む姿勢を見る。これは貴重だなと。もっというと私は保護者という立場もありますが「指導する」という立場でもある。試合で預かっている選手たちが最大限のパフォーマンスを。発揮できるように取り組んでいかなければいけない。。その責任もあるなと。この子たちの輝いている姿を保護者に見てもらいたい。本当に一生懸命にやっているのです。見てもらいたい。

可能であれば娘の試合をこっそり見てみようかなという気になりました。日程が合えばの話になりますが。最後の県総体になります。これまで取り組んできた結果の発表会。勝ち負けだけではなくやはりそういう部分も見てみたいなという気にはなっています。

自分の子供の競技を見てやはり預かっている選手のことを思う自分がいる。どうなのかという話ですが。それでも自分の生き方としてはやはりそこなのかなと。子供たちには申し訳ないなと思いますが、この生き方を変えるのはできないだろうなと思います。

いろいろと感じました。それを少しでも指導に活かしていきたい。そう感じました。まとまりませんが・・・。
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トレーニングと中間

2018-05-15 | 陸上競技
日曜日の事はまた機会があれば書こうと思っています。ちょっと考えさせられる部分があったので。

月曜日、この日から中間考査。あっという間に時間が過ぎていくなという感じがあります。2週間後には県総体の最終日になっています。その日までにどうやって過ごすか。1日1日を大切に過ごしていきたいなと考えています。テストか1時間の者と2時間の者がいたので合わせて行うことに。待つことにしました。

練習に関してはかなり暑い中で行うことになりました。何月なのか分からないですね。最初にトレーニングを行いました。週に何度かは必ず入れておきたい。シーズンであってもこの部分は外せないなと。本当はもう少し入れたいのですが時間的なものもあって。暑い中で取り組ませました。こちらは声かけのみ。やっているうちに動きが雑になります。そこに対して指摘しなければいけません。やっている本人たちは一生懸命やっています。それが故に動きが崩れてしまう。その部分は客観的視点から指摘しなければいけないと思っています。この時点で汗だく。

スパイクを履いてスピードスキップとチューブシザース。そこからB走とDM走を。40mから60mまで。本当は土曜日に行いたかったのですが時間の関係で割愛していました。中間の動きに課題を置くという意味ではやはり大切な要素だと思います。B走とDM走は脚を前で動かすためにはかなり良い練習だと思っています。連続で少しずつ距離を伸ばしていって中間の動きを作りました。暑さとテスト疲れでかなりへばってはいましたが。それでも男子キャプテンが声を出して引っ張ってくれていました。こういう姿勢が必要です。

最後に40↑20→を。最近は毎日のように実施しています。とくにこの日は前段階で中間の動きを作っています。それを加速段階から上手く繋げていけるかどうか。マーク走と組み合わせながらです。ここの克服ができればかなり変わってくるの思います。走るだけの練習をしているわけではありません。それぞれの区間でどのような動きをするか。そこを頭に入れながらやらないといけない。

短時間でしたがやりたい事はできたかなという感じでした。細かいところは修正を加えていかなければいけません。限られた時間の中でしっかりとやっていきたいと思います。
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指導すること

2018-05-14 | 陸上競技
思うことを。

金曜日、懇親会の前に数人で軽く食事に行った。その時にテレビで「集団過呼吸」のニュースが流れていた。記憶の片隅に残っていたので後日内容を確認してみた。遠足で東京に来て数人が集合時間に遅れてきた。それに対して指導したことにより1人が過呼吸状態になり、それ影響を受けて周りも過呼吸になったとか。指導を受けていた者よりも周りにいた者が過呼吸になった、と。

どの辺りが本当の事なのかよく分からない。その日はかなり暑かったらしく熱中症の可能性があったのではないか、走って集合場所に来たので呼吸が整っていない中で指導を受けたので過呼吸になったのではないか。その場にいた訳ではないのでなんともいえない。

が、「時間に遅れてきたので指導をした」という部分は間違っていないと思う。「遅刻して指導されて集団過呼吸になった」というような報道であった。その部分がかなり頭に残っていたので調べてみたのだが。

報道は「一部分を切り取る」事で行われる。その前後関係はボヤかしていることが多い。今回は「遅刻して指導」したから過呼吸になったのだという印象をかなり受けた。集団で行動している場面で複数人が遅れてきたら全体が動けなくなる。電車の時間もその後の予定も全て狂う。引率者としては指導を必要とする。激昂しての指導だったのかもしれない。その辺りはよく分からない部分だが「遅刻して指導したから過呼吸」というのであれば教育現場では一切の指導ができなくなる。

今の時代、教育職は完全な「サービス業」になっている。元々物品販売を行って収入を得る訳ではないので「サービス業」なのだが。顧客満足度を高めるために顧客に合わせたサービスの提供を行う。気に入らないなと思うことがあればそこに対して批判をすれば「改善します」のような雰囲気になる。問題点があったとしても何か一点でもこちらの対応が悪ければ「それが原因で...」という流れになる。

赴任した当時、練習時間が終わる時間が決まっていない事に対してかなり批判を受けた。迎えにきたのにまだ練習が終わらずに待たされた。他にも用事があるのに。待った時間を返してくれるのか?うーん。練習場所をセミナーパークにした時には「なぜセミナーパークでやるのか?」と言われる。意図があって場所を変えたつもりだが。迎えに行くのが大変だという話だったので「電車で集合させてもらえれば」と伝えると「練習が終わって疲れているのに駅まで2キロ歩かせるのか?」というような話もあった。

もちろん、これまでの流れを変えていたというのもありもっと詳細を説明しなければいけなかったのかもしれない。しかし、全てにおいて全員が納得する形での話ができるのか?「サービス業」としては相応しくない内容なのかもしれない。お客様に納得&満足して帰ってもらうことを最優先するのであれば私の指導は間違いなく不合格になるだろう。

「必死で競技をやりたい」と望む選手と「適度に身体を動かしてワイワイできればいい」と思う生徒であれば同じ空間で一緒に練習するのは困難だと思う。一方ではきちんとやる事を求め、一方では適度にやる事を求める。ダブルスタンダードになると集団は成立しなくなる。どこかできちんと示していかなければいけないところがある。

指導しないのであればダブルスタンダードにはならない。どちらに対しても「好きにやればいい」というスタンスであれば関係ないのだと思う。見守るだけ。こういう場合、必死にやりたいという選手に技術指導をするともう一方から「何で自分たちは指導してもらえないのか?」と言われる事になる。望んでいないとしても一方が指導を受けていたら「何で自分は?」という感情が生まれるのだと思う。この辺りがかなり難しい。

指導をする。なかなか難しい部分がある。しない方がトラブルは起きない。事なかれとはいわないが何もしない方が問題は起きない。問題というのは子供達が起こす行動ではなく外部や保護者から何も言われなくて済むという部分だが。根本的に何を目指してやるのかという部分は完全に置き去りにされてしまうことになるのだが。

一側面だけで物事を捉えるのはしんどい。なかなか難しい部分が出てくる。考えないといけないなと改めて思う。
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公開授業&走練習

2018-05-13 | 陸上競技
土曜日。通常ならば休みなのですがこの日は登校日になっていました。公開授業とPTA総会を実施するためです。話を聞くとこのタイミングでPTA総会を行うところがほとんどのようです。休日に行った方が参加者が多くなるんじゃないかという話ですが本当にそうなのか?平日よりは参加しやすいと思いますが。

うちは進学説明会と就職説明会も同時開催にしていますからその時間に合わせて参加される保護者が多かった気がします。私は駐車場係になっていたので8時から待っていましたが9時の段階で第2体育館の駐車場前に20台程度(笑)グランドで待っていましたが全くといっていいほどやることがありませんでした。まーそんなものだと思います(笑)

2時間目は私も授業。テスト範囲は終わっているので復習。授業はいつも通りの展開で。別に特別なことをやるつもりは最初からありません。他の方の話を聞くと範囲が完全に終わっているのでもうやることがないという部分があるようです。確かに。演習ができる科目であればいいですが国語などではそれはできません。テスト直前に実施されるというのは良いのか悪いのか。授業をやる側にとっては色々弊害もある気がしますが。

この日はせっかく学校に来ているので練習。授業が終わってすぐに実施したい所ですかグランドには車が停まっています。この状況では練習ができないだろうということで食事の準備をさせていました。軽く食事を取ってから練習開始としました。前の記事に書いた「色々なことがあって」という部分に早急にこの時間に対応することができました。いや、本当に保護者の協力はありがたい。何とか結果を出して恩返ししたいなと思いますね。可能な限りのことをやっていきます。

練習は少し長めに行いたいなと考えていました。2週間後には県総体があります。きちんと練習負荷をかけられるのは来週までになります。ここの過ごし方はかなり大切だと思っています。これまで県総体に向けてピーキングを作って来ました。本当にそこに対するノウハウがあるのかどうかは分かりませんがこれまではかなり戦って来たと思います。その部分を考えるとやはりここはある程度の練習をしておかなければいけないと思います。以前であればこういう時には競技場に移動して大きな負荷をかけたいという考え方もありました。しかし、移動時間がもったない。その時間を勉強に充てる方が効率的です。そのため練習は学校で。

練習は週中と同じ流れで。パターン化するのは避けたいのですが限られた時間の中で何をするかを考えた時にはやはり「決まった流れ」の方が対応しやすいと思います。メニューを一から説明していく時間、それを理解する時間というよりは「ベースになる練習」を徹底してやる方が効果が高いと思います。基礎的な練習の中でやりたい事をしっかりとできる方がいい。まー時期によってやり方を変えるというのも必要だと思います。

バランス系の練習をしてからハードルドリル。食事終了後、待ち時間があったらしく練習道具の準備はほぼ終わっていました。こういう部分の成長は著しいと思います。多少なりと先を見て行動ができるようになってきている。大した事をやっているわけではないのですが少しでも効率よく練習を進めていくというのは大切な事だと思います。ドリルから壁。連続抜き。一連の練習です。試合の時のアップを意識したメニューになっています。トレーニングを含みながらやりたいところですがそこまでやると時間が足りなくなります。優先順位をしっかりと考えてやりたいですね。

スパイクを履いてからスピードスキップとチューブシザース。そのままチューブ走。この日はいつもと風の向きが異なったので追い風でやることにしました。少しでもスピード刺激をかけたいと思えばやはりその方がいいかなと。他の部活動は練習をしていなかったので比較的自由にグランドを使えました。そのため普段とは逆方向から走ることにしました。毎回書いていますがうちのグランドは手狭です。60m走るのがギリギリです。それ以上伸ばすと止まる時に危険です。狭いグランドでどれだけ戦えるのかというのは大きいとは思いますね。逆方向から走ると花壇がありますからさらに止まりにくい。急ブレーキをかけるのは足に大きな負担がかかってしまいます。ここも気をつけなければいけないと思っています。

チューブ走を2本行ってから前半マーク。ここで加速段階をひたすら作るというのもうちの練習の特徴かなと考えています。更には中間での走りをきちんと作りたい。加速段階と中間での動きの違い。何度も言いつづけていますが頭で分かっていても動きとしてそれができるかは別問題かなと。やはりできるようにしていきたい。動きの変化を感じさせるために何をするか。ここ数日間書いていますが40↑20→をやっています。マークを使っての練習も含めて大切な部分だと思っています。週に3回行いましたがかなり動きの感じが良くなってきているなと感じています。そんな単純な話ではないと言われるかもしれませんが「組み立てる」というのがうちの練習です。ピッチだけではなくきちんと進む。前側で足を動かす。根本的な部分の徹底です。

パターンとしての10バトンと25並走。ここは本数を少なめに。1本ずつ。動きが作れない時期にSが「一緒に走る事で精一杯になってしまって自分の動きが作れない」と話していました。ハイスピードでやりますから置いていかれてしまうといけないという危機感が先に立ちます。本当はその状態でも自分の動きをしなければいけない。加速段階から中間につなげる部分はこの練習でもできます。ハイスピードで走っているので互いの走力がわかってきます。女子3人はかなり走れるようになってきているなと感じています。選手権よりは格段に。特にSに対してはこちらも何とかしてあげたいと思う部分があります。県選手権が終わった後に「うちは2枚看板でやっているわけではない。3枚看板でやっている。意味をきちんと理解してほしい。」と全体の前で話しています。ここの意味。うちが本当の意味で戦うためにはやはり3枚です。

そこからバトン合わせ。前日に「バトン練習は競技場でやらないと」という話がありました。確かにその部分はあると思います。が、前回インターハイに行ってから先のバトン練習に関してはほとんど競技場ではやっていませんでした。それでも飛躍的に安定感が生まれています。どこでやるかだけではなく頻度と精度の問題が大きいします。曲走路でないとできないという部分はあると思いますが。うちはなんとなく大丈夫かなと。

男子バトン。走力や故障などの大きな問題を抱えている中でどうするか。安定感がない。それでも戦うと決めたのであればやはりやるしかないかなと。早出あり遅出ありと本当にバトンが渡るのかという部分があります。ここも考えていかなければいけない。女子に関しては3-4走が詰まる。Mが微妙に出遅れるというのもあるのですがやはりSの進み具合が違うというのが一番の要因だと思います。ここは常に確認したい。1-2走は早目にバトンが渡って良いと思っています。流れたら二度と追いつけないですから。本当はもう少し書きたいのですが長くなってきているので割愛。

最後に120mを。120-120-90-60で。その前にB走&DM走をやって中間の走りを作りたかったのですが時間がかかるので省略しました。120mを詰め気味にやって終了。やらないといけない事があると思います。ここで走っておかないとこれから先に困ることも出てきます。最後まで動きを保たせる。ここに課題をおきました。よく走れていたかなと思いますね。

練習をしたから勉強ができない。そんなことはないと思います。時間は確保しています。朝から夕方までずっと練習をしていたらそれは不可能。そんなことはしません。時間を自分自身手間どのように使わないといけないのか。ここだと思います。「なんで練習しないといけないのか」と考える者もいるのかもしれません。そうであれば練習に参加せずに勉強をすればいいと思います。人の価値観はそれぞれ。重きを置かないのであればやはりそれも一つの価値観。試合で最高の結果を出したいと思えばやはりやることがある。そう考えています。

まとまりなく長くなりました。もう少し書きたいことはあるのですが思ったことを書いていたら長くなりすぎました。機会があればまた書きます。あれば。
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プロ編&選手に任せる

2018-05-12 | 陸上競技
金曜日。この日は県総体のためのプロ編。今年度は中国大会の引き受けもありますからなかなかバタバタです。これは以前から分かっていたことですが中国大会ではアップなどでずっと付きっ切りはできません。ある程度自分たちで考えて動いてもらわないといけない。そのプレが県選手権でした。県選手権を境にきちんと考えて動くことができるようになってきたかなという感じを受けています。当然のことだとは思いますが。木曜の練習を見ていると「自分がやろうとしている動き」を頭に入れながらやっていました。走る前にイメージしてから走る。これを評価するというのは「当たり前だろう」と言われるのかもしれませんがこの子達の成長を間近で見ていると少しのことでも嬉しく感じます。

朝は図書室を開けておきました。更には長距離女子のユニフォームを注文することになったのでそのデザインを。男子長距離のユニフォームが廃盤になりました。その関係で男子長距離はユニフォームの配色をジャージのカラーに合わせました。私が赴任した時に短距離はレーシングスーツとセパレートに替えました。先を見据えてです。今回の長距離は致し方ない理由ではありますがチームとして統一したカラーリングにします。それに伴って女子長距離も替えることに。業者に男子と同じカラーリングで作って欲しいと話したのですが上手く伝わらず結局はこちらでカラーリングして連絡することに。あれこれやることがあるのが現実です。

そこからプロ編へ。ひたすらやりました。気がついたら17時過ぎ。あっという間に時間が過ぎてしまった感じでしょうか。基本的に仕事は早く終わらせてしまいたい。チームとして活動することになるので待たないといけない部分も出てきます。協力体制を作ってやっていくことは大切だなと改めて思いました。そういえばお弁当を食べてからうどんを食べに行きました。プロ編をやった会場のすぐそばに本当に美味しいうどん屋さんがあります。流石に普通盛りにしましたが(笑)。美味しかったですね。お腹いっぱい(笑)

練習に関しては私が不在なので選手に任せることにしました。メニュー的にはトレーニング。体幹強化サーキットを行なってから加速ドリルをやる事に。水曜日と木曜日には中間の動きを意識させています。そこに繋げるために前段階をきちんとやっておきたいなと。走るメニューをやる時にはやはり見たいなという気持ちがあります。こうやって出張があるとなかなか上手くいきません。割り切るしかないんですが。メニュー的には1時間程度で終わったのではないかと。

終わってから選手から連絡あり。色々あって県総体までにやらないといけないことがあるのですがそれが上手くいかない。うーん。懇親会の前でしたが保護者に連絡をして話をしました。こちらとしてはできる事を最大限にやりたい。その部分を保護者にも理解してもらって対応して頂くことにしました。理解ある保護者で本当に助かります。

私にできることはやりたい。その考えに対して選手達がどのように感じているか。重荷にはならないようにしたいなと思っています。私のために何かをしようというのではない。選手が自分のためにやっていく。それをサポートしたいと思っています。練習計画を立てるのも全てそこ。

前任校でマイルでインターハイを逃した。この時は選手が「先生ごめんなさい」と泣き崩れていました。いや、私に謝る必要はない。一番悔しいのは選手自身なのだから。逆に私の力不足でインターハイへの切符を手に入れることが出来なかったと謝罪しました。いつのまか「私をインターハイに連れていきたい」という感じになっていたのだと思います。必要のないプレッシャーを与えていたのかもしれない。そうであれば本当に申し訳ないなと思いますね。

今はそうならないようにしています。そこまで私のためにと思わせないようにしたい。何が何でもインターハイという感じを出さない。本人達は強く思っていると思います。個人もリレーも。だからこそ私が「絶対インターハイ行くぞ」なんて言うと更に気持ちが偏ってしまう可能性があります。だからこそこちらは技術的な部分がと取り組みの姿勢に付いて話をする。自分の力を出せれば自然に上の大会に繋がっていくことになると想うので。

歳を重ね、随分やり方や考え方が変わってきたと思います。さまざまな経験もありましたし。しかし、大切にしたいものは変わらない。そこはこれから先も変わらないと思います。伝わるかどうか、理解されるかどうか。ここに関してはこちらが期待しすぎるのは避けたいなと。教育というのはそんなものだと思っています。教育者だと胸を張れる性格でも人物でもない。それでもやはり選手と向き合いたいなと思います。

夜は懇親会。楽しい時間を過ごしました。仲の良い指導者と時間を過ごせることに心から感謝したいですね。貴重な時間を過ごせました。
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前日の流れを汲んで

2018-05-12 | 陸上競技
木曜日。練習1時間の枠の中でどうやってやるか。前日は長くなってしまったので色々と減らしていきました。練習としてやりたいことは沢山あります。しかし、全てをやるというのは無理。優先順位をつけてやっていかなければ行けません。本数を減らしながらどうするか。

本当はトレーニングをしっかりとやりたいなと考えていました。が、動きの変化を生み出しつつある今、そちらの時間をできる限り取りたい。トレーニングは家でもできる。正確にいうとできないのですか簡単な体幹補強であれば家でできる部分があります。走る練習に関してはやはり学校でないとできない。動きを作っていくことを考えたら尚更です。本人達の感覚と実際の動きのズレを修正していくことができるかどうか。やはり時間が必要になります。

色々な指導スタイルかあると思います。私は近くで選手の動きを見ることが最優先。以前に比べると引き気味に見るようになりました。ちょっと離れたところから見ることで動き全体を把握できるようになる。そこも最近は心がけています。とはいえ、かなり選手と関わります。一つ一つを大切にしていくスタイルはこれから先も変えるつもりはありません。前の記事にも書きましたがこちらは「命がけ」でやろうと思っています。

練習としては前日の流れを汲んで。バランス系をやってからハードルを使ったドリル。壁抜きをやってから道具を使わないスピードスキップを1本ずつ。チューブシザースをやってからチューブ走。ほとんど休まずに練習を組んでいました。しんどいだろうなとは思いながらも実施。

チューブ走からの前半マークは練習の基本的な流れです。外せません。強く引きすぎると全く進まなくなるのでここは要注意なのですが。時間の関係でかなり本数を絞る。前日この辺りの本数を確保しょうと思ってあれこれやっていたら時間があっという間に過ぎてしまいました。反省を生かしてかなり減らす。マーク走も2本とし、そこから更に40↑20→を2本と1本。淡々とやっていく。これまでもやっていた練習ですがある程度明確に区間分けをしてから走らせる方が意識しやすいかなと。加速段階と中間での動きを分けて考える。ドリルというと一般的には中間の動きが多くなります。うちはちょっと違うかなーと思っています。ちょっとですが。

終わってからすぐに10バトンと25並走。これも1本ずつ。この1ヶ月、調子が上がって来なかったSがかなり動くようになってきました。見ていて分かるくらいに変わってきている。とにかく限られた時間をどのように使うかですね。これまで悔しい想いをしてきた分、なんとか最後のインターハイ路線で納得できる走りをさせてあげたいと強く思います。こちらが気負いすぎるのは良くないので自分自身を冷静にコントロールしたいですね。

最後に120T-120-60を。時間的にかなり押していましたがここだけはきちんとやりたい。うちのグランドで一番の距離です。ショートスプリントの後半部分やロングスプリントに対応するためにやっています。可能な限り間の時間を短くして。直線→カーブ→直線という形で走ります。最後の直線にポイントを置いています。しっかりと身体の前で脚を動かす。そこだけを重点的に行わせました。

可能な練習をする。限られた時間と場所の中で練習をする。この環境でもインターハイに進める選手が出る。競技場で練習できなくても対応できる部分はあります。うちはうちのやり方で戦っていきたいなと思います。まだまだ色々な部分が足りませんがやるしかない。そう思っています。

記憶が曖昧になる中でのblog。記録だけ。面白くないなーと思われるかもしれませんが毎日面白いことが起きることはない(笑)実際はネタのような話がたくさんある気はしますが。他の人よりはその手のネタが多い気はします。また機会があれば書きます。多分。
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短い距離中心

2018-05-11 | 陸上競技
水曜日。この日は久々に晴れました。やっとグランドで走れる。こう言う時に限って会議が(涙)。会議の中で「働き方改革」の話が出ました。勤務時間管理のためにタイムレコーダーを導入する予定だとか。そんなことをしたら「ブラック企業」というのが更に明らかになってしまいます(笑)。部活の外部指導員導入の話も以前から出ています。時間外労働への対応として本当にそれでいいのか?甚だ疑問が残ります。

そういえば今年は8月に閉庁日を設けるとのことでした。仕事をしてはいけないという日設ける。3日間設定するがその日に関しては「年休」「厚生休暇」を充ててもらうと。いやいや、閉庁日を設けるのであれば「年末年始」と同じ扱いにしなければおかしい。半強制的に休むことになるのですから。女性の方でお子さんがいれば(偏見とかではなく)、保護者会や病気の時に付きそうなど年休を使って休まなければいけない人も出てきます。私のように好きにやっている者は年休もかなり余ります。閉庁日に年休を3日間取らないといけないとなると逆に足りなくなるという人も出てくるはずです。

働き方改革。本当に素敵な言葉です。実際問題をすっ飛ばして言葉が一人歩きしている感じがあります。どうなんでしょうか。

話が大きくそれました。上述のように会議があったので私が練習に参加した時にはほぼ練習は終わりかけでした。やりたいことがいくつかあってそれを配置しました。動きの確認からスキップ走、シザース。シザースは前日に室内で行ったものをスパイクを履いて実施。さらにチューブ走と前半マークを。私はこの辺りから参加でした。

前半マークで最初の段階の動きを作る。中間への繋ぎの部分を重視したいなと思っていました。最初の5歩、そこからのピッチアップ。膝の引き出しの方向と身体の起こし具合。かなりこだわってやっています。それでも繋ぎの部分がうまくいかない。適当にやっても走れる選手はいます。うちは違う。積み上げです。「上手くいかない」という水準がどこにあるかという話ですが。

本当であれは100m全ての歩数にマークを置くといいのでしょう。動きの正確性と意識を求めるのであればそれが一番効果かあるかなと。実際問題は無理ですがやはりそれくらいの感覚は持ちたい。うちの練習では30m近くはマークを置いて動き作っています。きちんと考えがあってやっている。この段階を3本ほど実施。

今度は加速段階から中間へきちんと繋ぐ。練習の中で「加速段階」と「中間疾走」との動きを一連の流れてやる部分が少なかったかなと感じています。加速段階だけで終わってしまっていた。こちらとしては「きちんと繋いで走る」という所まで意識させていましたが、実際にはその前段階で緩んでいた部分があるのではと感じました。

この日は前半マークから中間までしっかりと走らせました。40↑20→で。最初の数本は前半マークを置いてやるべき動きを意識しながら中間の走りに変化させていく。足運びや重心移動も違ってきます。だからこそそこの部分をきちんと作っていきたい。身体の起こし方と足運びを同調させる。何本かやる中で変化はありました。これは続けていきたいと思います。

さらにはトーイング。無理矢理にでも重心移動を生み出す。膝の引き出しと腰の移動を合わせる。スピード刺激を入れてから10バトンと25並走。時間の関係でここは1本ずつとしました。バトン系はうちの練習の肝だと思っています。可能な限りまいにちやりたい。本当は合わせまでやりたいのですがなかなか時間が足りません。ここ数年、きちんと練習を積んでいればバトンミスというのは生まれません。感覚作りですから継続する必要があると思います。試合前だけちょっとやるというのは効果は低いかなと考えているので。

県総体まで3週間ありません。こちらもこの期間「命がけでやる」という話をしました。レベルが高く中国に簡単に進めることは無いと思います。やれること全てやる。もっとやっておけば良かったという逃げ道を作らない。中国にいけなくても仕方ないという部分があったらアウトだと思います。特に男子は厳しい。その現実を受け止めながらやらないといけない。男子は組織として上手くいかない時期がかなり長く続きました。だから中国に行けなくても仕方ないとは思いません。可能な限りやるしかない。

こちらがどれだけ真剣に思っていても最後は選手。サポートは最大限にやります。走りの一歩さえ見逃さずにやりたい。そう思っています。

まとまりが(笑)思うことをひたすら書きました。お許しを。
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室内練習の中で

2018-05-10 | 陸上競技
更新が遅れていますが・・・。まーいいんです。

月曜日は練習を休みにしました。この日から中間考査のテスト週間に入りました。そのためある程度は勉強時間を確保しなければいけません。前日に走っているのでこの日は勉強時間に充てることに。もっと練習したほうがいいのかもしれませんが。

火曜日の朝は勉強会。tnk先生も私と同じような考え方をしているので「規則正しい生活を」ということで朝練はやりませんが勉強会は実施することにしました。手狭な図書室での勉強になります。以前、いつのまにか勉強会に来なくなっていました。任せていたのですが「家で勉強したほうがいい」というような話になったようです。確かにそういう部分があるかもしれませんが、人がいる場所でもきちんと集中してやらなければいけない。試合と同じだと思います。易きに流れる部分があります。こちらでコントロールする必要があるかもしれません。

午後は雨。屋外で練習するのは不可能だなと判断。1時間程度しか練習はできませんから室内で行うことに。ある程度選手に主体性を持たせて。動きの部分と走る部分を適度に織り交ぜながらやることにしました。意図的に練習メニューは作らず。男女別に考えてやることにしました。

やっている内容に関しては特別言わず。動きに関してはできていない部分を修正しながら。自然にできるようになるまで時間をかけなければいけません。本人ができていると思っていても実際はできないことが多い。この部分は難しいと思います。それでもやるしかないなと考えていますが。

練習の途中で女子が「シザース」を始めました。冬の間からやっています。走れるときは個々の部分でかなり進みます。走れない者は重心の移動が生まれにくいのでここができません。見ていると選手権前には進んでいなかった者が思った以上に進んでいる。これは!!という感じでした。相関関係は分かりませんが経験上、この部分が進めば走れるようになる気がしています。

さらには「組み合わせ」の中で。シザースも色々なものを使って行います。この日は少しだけ使いました。で、見ていると「ん??」と思うことが。動きの変化を感じさせるために「チューブ」を使っているのですが「チューブ」でシザースをした後にそのまま外して連続でシザースを。これはかなり良かった。一気に腰が進み始めます。変化が明確。これはいい。思い付きですがこうやってやっていく中で明らかに効果があるなと感じる練習が見つかってきます。これが楽しい。なかなか分かってもらえない部分だとは思いますが(笑)。

スピードスキップは強制的にやらせました。試合の時のアップで見ているとすでにやっていない者が多数。ここは外せない部分だと思っています。きちんとできれば動きに切れが出る。できないとまったりする感じになります。これも私の感覚なので何とも言えな部分はあるのですが。狭い中でやっていたので大変でしたが・・・。まー外せない練習は入れる。

あれこれ各自でやってから最後にスプリント。これも前半マークと中間マークに分かれました。。手狭なスペースでどこまでできるか。前半部分で作った感覚をどうやって走りにつなげていくのか。ここはかなり重要だと思っています。短い距離でしたが進んでいるなと感じる者も。

1時間弱で終了。とにかく早く帰らせました。勉強時間の確保。県総体までの時間、限られています。最大限に使っていきたいと思います。
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練習再開

2018-05-09 | 陸上競技
色々と考えることのあった県選手権。まだまだ力不足の部分があります。男女共にこのままでは勝ち上がれない。男子は故障などもあり思うように練習か積めていない状態。ここを打破しなければいけない。女子も Sがまだ復調できず。全責任は私にあると思っています。故障させないというのも我々の役目。しっかりと向き合っていきたいと思います。

県選手権の翌日は休みにしました。スマホの機種変更とPC購入のために時間を費やしました。全く気分転換にはなりませんでした(笑)。なかなかこういう時間がないのでやっておかなければいけません。イラッとすることもかなりありましたが。耐え忍ぶ。

日曜日、練習日としました。翌日から授業が始まります。さらには雨予報&7時間授業。日曜日に練習をしてから月曜日は休みにしようかなと。女子に関して3年生はそれなりに試合で走っています。負荷もあるでしょう。その辺りも含めて考えておきたい。

県選手権が終わってから男女別に話をさせました。その中で女子が「課題克服のための練習がしたい」と申し出てきました。どういうことか確認をするとレースで課題が見つかったのでその克服のための時間が必要だと。メニューを作らず「課題練習」という形でそれぞれがやらなければいけないことをやる。うちとしては珍しい形です。自分達が必要だと思って申し出てくるのであればそれに対して真摯に向き合う必要があると思います。成長だと。

もちろん「好きにやりなさい」では何も改善されないと思います。それぞれが「やるべきこと」をきちんと理解してからやる。自分が課題とする部分を改善するために本当に必要な練習をする。ここができて初めて意味があるのかなと。限られた時間ですから無駄なことはさせられない。ここは譲れないですね。

練習をやろうと思っていたらグランドが使えず。練習試合が入っていました。遠征と聞いていたのですが居残り組が試合をすることになっていたようです。どちらにしても学校でやるしかない状態だったので仕方ないかなと。手狭ですがハンドボールコートを使いながらやることにしました。体幹強化のサーキットを行いそこからはハードルドリル系。しつこく「やるべきこと」を言い続ける。うるさいなと思われていたかもしれませんが。とにかく言い続ける。

スキップ系の練習をアップの段階に入れました。キレを出すため。重心移動の感覚を作るためです。限られたスペースでの練習ですからこの辺りをどうするかは大きな課題です。チューブ走をやってから前半マーク。ここから「中間への繋ぎ」を意識した練習へ。織田記念のレースでその区間で離されたという感覚がありました。手前味噌ですが Nのスタート自体はかなり改善されました。2年生の始めの頃のスタート練習の動画を見ると目を覆いたくなります(笑)。本人にも送りましたが「酷いですね」と言っていました。いや、時間をかけてやってきた意味がある。

まだまだやらないといけないことがあるなと感じていたので師匠に相談。練習パターンについて伺いました。うちの練習は最初の5歩とその後の動きの意識を変えています。中間に繋ぐ所までマークを置いているのですがそれでも繋ぎが上手くいかない。うちは動きを作って行くことで競技力が上がっていきます。走っていれば強くなるという感覚はありません。だからこそこういう部分に時間を割きたい。選手に何故その練習をやっているのかを理解させたい。

マーク走の流れから30↑20→を。本当は他のバリエーションでやりたかったのですがスペースの問題がありました。意図的にマークを置いたままで実施。流れを作ったまま中間の走りをしたいと考えていたからです。限られた場所で最大限のことをやりたい。まずまずかなと。

そこからは課題練習40分。それぞれが必要だと思うことをやりました。私はその場で見続ける。本人達がやろうとしている事を聞きながら。こちらから一方的にやらせるだけではなく本人達がやろうとしている事をサポートする形で。やろうとしている事を聞く。動きを見て修正点を確認する。自分自身ができているかどうかを理解しなければいけないからです。与えることも必要。同時に考えさせることも必要。折り合いが難しいところですが。

最後に折り返し走を。スペースが狭いのでほんとうに大変です。本来であれば120をやりたかったのですがそれは不可能。できないなら対応する練習を。とはいえ、直線で50mさえ危うい状態。止まらないといけないのでギリギリまで走るのは不可能です。チューブでスイッチングをしてから前半マークからの20m維持。5mくらい歩いてコートの反対側からスタート。前半マークから10m維持。これを少し休みを挟みながら4往復。大した量ではありませんがこの日できる最大限の練習だったと思います。それなりにモチベーションが高くなっているのでしっかりと負荷をかけることができたかなと。

終わった瞬間に雨が。ある意味ラッキーでした。ずぶ濡れになるのは避けたかったので。

練習はできたかなという感覚。本人達の感覚づくりをしっかりとやっていきたいと思います。私にできることは最大限やる。これしかないと考えています。

まとまりのない文章。読みにくいですね。お許し。
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あれこれ

2018-05-08 | 陸上競技
色々と思うことがあります。簡単に表現はできない。何のためにやっているのか。ここについて考えなけれればいけない。自分が絶対に正しいという気はさらさらない。かといって絶対に間違っているという気もない。どこの立場で物事を見るのかによって大きく変わると思います。「絶対的悪」はない。しかし、「絶対的悪」もない。争いごとが起きる一番の原因は「価値観の違い」です。

こうやってblogに何かを書くとやはり批判を受けると思います。選手のことについて触れたとしてもやはり受け取る側がどう感じるのかというのは大きい。立場が違えば発する言葉も異なる。それは当然だと思います。全ての人が納得する物事は存在しないから。

数日間で色々な人と関わった。その中で何を感じるのか。私が発する言葉によって気分を害する人もいると思う。そこまで重く考えない人もいると思う。別に私は私利私欲のために何かを考えているわけではない。選手が一番やりやすいようにしたいなと思う。練習においても同様。自分が立場的に優位に立ちたいからという感覚はない。

こういう性格なので「おかしいだろう」というものは極力発言するようにしている。審判がいてくれるから試合ができるというのは間違いない。高体連の試合をするためにも教員ではない方の力を借りなければ成立しない時代になってきている。だからこそこちらも協力をしていかなければいけないと思う。

マイル。今年から競技場のラインが変わった。3走と4走のスタート位置が以前に比べてかなり分かりにくくなった。本来であれば審判の立場からは説明する話ではないと思う。事前に知っていない方が悪いという部分があるから。かといってそれにより選手が自分の力を発揮できないというのは面白くない。高体連の試合においては意図的に説明するようにしている。これは「名物行事」みたいになっているが。

実際問題、「マイルのスタートラインの違い」を気にかけている人がどれだけいるだろうか。レースさえ成立すれば良い。大半はそこだと思う。県レベルでマイルが行われるのはほとんどない。これまではスタート位置に緑のマークがあってそれを踏むように指示を出していた。今はない(痕跡はあるが)。先日、支部大会でサブトラックでマイルをおこなったがやはり1レーンに1人入ってしまった。ラインの引き方がそうなっている。

他県であればそこは説明しなくても内側に詰めて入るのかもれない。上で戦うことを考えたら外側で待つというのはロスだから。とはいえ簡単な説明がなければやはり外に出て広がって立ってしまう。やはりレース前に簡単に説明しておく必要があるだろう。これまで県選手権はマイルの前に帰るようにしていたので細かいところは分からないがきちんとできていただろうか?私が勝手に思っているだけなのかもしれないが。

高校生の競技は見せるためにやるわけではない。実際に走っている選手が観客に見てもらうために走っているというのはほぼないと思う。もちろん、見ている観客に分かりやすい競技会運営は必要だとは思う。地味なスポーツだからエンターテイメント性は低い。盛り上げるという意味では音楽を流したりというのも必要なのかもしれない。興味のない人に見に来てもらうために何をするかを考えた時にそういう部分が必要になるのかも。

私は選手の立場に立って動きたいなと思う。レース前にはできる限り身体を動かさせてあげたい。自分自身がインカレに行った時にスタート直前までまったく身体を動かせないという状況を味わった。みんな同じ条件とはいえやはりきつかった。無知な自分が悪かったのだが。アップがそれほど必要のない選手もいると思う。天才肌の選手は特にそんな感じがする。パッと動けば走れる。うちの選手はそういうタイプではない。

ある県でリレーをした時にユニフォームの事で招集所で叱責された。ランパンとショートタイツでユニフォームが統一されていないという部分。20年くらい前になるのだが。日本代表もランパンとタイツで別々の下を履いていることは当時からあった。招集所での激しい叱責。出場させないという話まであった。それはうちだけではなく全国レベルの大学でもあったので監督さんが抗議してレースに出れるようになったのだが。審判の認識違いだったとのこと。

うちは監督不在だった。そのままだったら出場できなかったのではないかと思う。ありえない話だが。

昨年、中国大会での出来事。リレーのオーダーを出す時にうちの選手が招集所で酷い言われ方をした。リレーオーダーの書き方が県内と異なっていたためそこに対して「こんな事もしらないのか?」「もう一度出直せ」と言われた。リレーに関してはルール上、プログラムに記載されていればメンバーの6人に入っていなくても出場できる。その際に何ページの何の種目に参加している選手がメンバーに入るのかを記入しなければいけない。県内の大会ではそのような書式ではないので分からなかったとのこと。県内の高校では他のチームも同様に言われたとのこと。

確かにきちんとした書き方ができていなかったのは問題かもしれない。しかし、言い方があるのでは?これからレースを迎える選手に対して威圧的に言う必要があるのか?更にはこのご時世だからそこまで書かなくてもPCでナンバーカードの番号を入力すれば選手名は出てくるのではないか。昔の手書きの記入の名残があるからこの書式なのではないか?

審判がどの立場から考えるか。競技会は誰のためにあるのか。もちろん、ボランティアで試合運営をしてもらうというのは本当にありがたい。多くの人の協力がなければレース自体ができなくなる。しかし、根底は「陸上競技が好きだから」という感覚なのではないだろうか。全員が選手として競技をしていたとは思えない。また、以前とは異なる感覚もあるだろう。とはいえ、やはり選手が競技に集中できる環境を整えたい。

色々な人と関わることで感じることがある。私の価値観が正しいとは思わない。それぞれの立場での考え方があるだろうから。やはり選手を置き去りにした競技会にはしたくない。これから県総体や中国大会が行われる。私の立場として私にできることは最大限にやりたい。

上手く表現できない。考えさせられる。
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