旅行と言っていいかどうかわかりませんが
お盆のお墓参りのついでに、松島に一泊してきた記録です。
お盆よりも早め8月9日のこと。
姪たちのところに行った後、親戚を回りお墓参りを済ませ
今では、空き家になってしまった夫の実家にも立ち寄ってきました。
樹齢600年の榧の木の下で記念写真を撮ったりもしてきました。
両親もなくなり、後継ぎの兄夫婦もなくなり
その後の代が続きませんでした。
もう少し近ければ、住みたい所(古民家)なんですけど・・・
今は、近くに住む姪たちが、管理をしてくれています。
お墓参りをしたあとは
松島に宿をとって一泊してきました。
娘がバイキングじゃないところの条件で取ってくれた
古い宿でしたが、食事が良くて満足しました。
3人でのお泊りは久しぶり、いい記念になりました。
エビに挟まれているのは、キャビアですって!
初めて食べました。
秋田のとんぶり(キャビアと呼ばれているらしい)と同じだった(笑)
翌日8月10日の朝は、娘と松島海岸まで散歩をして
特に観光は予定していなかったので
石巻市の震災遺構を見学させてもらいました。
3,11の震災の時、津波の飲み込まれた後、火災が発生した
門脇小学校は、教室も無残なものでした。
でも、生徒は全員無事だったと・・・何よりの救いでした。
これだけの家が、あったところは今、 ↑ 広~い公園になっていました。
一方、同じ石巻市の大川小学校は
沢山の生徒が亡くなってしまい、なんとも痛ましい震災の傷跡でした。
この違いを、まざまざと感じさせられました。
震災から10年、この教訓は
忘れてはならないことだと痛感し
「勉強だけを教えるのが教師ではない・教師は大変な仕事なんだ」
そんな空気も感じてまいりました。
そして子供たちが避難して、助かった日和山にも行ってみました。
日和山神社から眺める、ひより大橋方面です。↓
10年経った今、こうしてみると何もなかったように見えますよねぇ。
いろいろ考えさせられ複雑な思いもありましたが
北海道から娘が来て
運転してもらって、久々の一泊旅行のようなことが叶って
無事にお盆を過ごせたこと
後期高齢者夫婦の1ページとなりました。