雨だれ石を穿つ

稼げる！プロコン育成塾コースマスターの太田一宏です。

私は長年ダイエットをしています。もう40年くらいになるでしょうか。

長年続けているということは痩せていないということでもあります。

なぜ痩せないのでしょう。続けていると口にしつつ、甘いものやお酒も口にしてしまい、

実際は続いていないからでしょう。

雨だれ石を穿つは、小さなことを根気よく続ければ、やがて大きなことを成し遂げられるということ。由来は、紀元前二世紀の中国、前漢王朝の時代の枚乗という人物が書いた文章の一節、「泰山という山に降る雨垂れは、長い間には石にだって穴を開ける」というものからです。英文でも同じような表現があり、Constant dripping wears away a stone.

企業の経営にも文字どおりあてはまる諺です。たいていの人は、なにかアクションを起こしたら直ぐ結果が欲しい、企業経営者も同じです。結果で出そうな施策を順々に試し、なかなか結果が得られないと嘆く。結果が出ない理由の一つが継続不十分であることも少なくありません。合理的に決めた施策に根気よく取り組むこと、地味ですが、立派な差別化といえませんか。

 

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