こんにちは! 21期生の新谷です。
先週土曜日は稼プロ!の第10回講義でした。
今回の講義は「【話す】ビデオ録画で振り返る模擬プレゼンテーション」、
これは15分間で3つのポイントを盛り込んだプレゼンテーションを行う
もので、私は「管理会計」についてプレゼンテーションを行いました。
実はその際に考えていたもう一つのテーマが「ROIC経営」です。
ROIC(Return on Invested Capital)とは、投下資本利益率のことです。
「税引き後営業利益(当期純利益などを使う場合もあります)を投下資本で
割る」ことで求められる指標で、事業活動のために投じた資金(投下資本)
を元に、企業がどれだけ効率的に利益に結びつけているかを把握するために
用います。
読み替えると、ROIC=売上高税引き後営業利益率×投下資本回転率、
とも言えます。
こういうとなにか難しく感じるのですが、ROIC経営の先陣を切っている
オムロン株式会社の「ROIC逆ツリー」と「翻訳式」を見ると少しわかり
やすくなります。
オムロン株式会社 ROIC経営2.0
https://www.omron.com/jp/ja/ir/irlib/pdfs/ar15j/ar15_17.pdf
特に「翻訳式」はわかりやすい言葉を使って説明されていると思います。
①価値を創造するために「必要な経営資源(N)」(モノ、カネ、時間)を
投入する
②それ以上に「お客様(ステークホルダー)への価値(V)」を大きくする
③「滞留している経営資源(L)」(ムリ、ムラ、ムダ)を減らして、(N)
にシフト/投入する
これがオムロン流ROIC経営の基本であり、①~③のサイクルを回す
ことで更に価値を増加させて自分たちと顧客の利益を高めていく、と
いうものだと理解しています。
このことは「週刊ダイヤモンド(2021/2/6号)」により分かりやすく記載
されています。ご興味のある方はバックナンバーをご一読されるといいか
と思います。
これをPowerPointなしでプレゼンするのは私の今の実力では無理だ、という
結論になりテーマから外しましたが、せっかく少し学んだので今回ブログで
書かせてもらいました。
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【稼プロ!説明会】
5月6日(金) 11日(水) 16日(月)19:00~
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5月29日(日)