13期生の西村です。
関東では桜も散り、葉桜になっているところですね。
この季節は私の数少ない趣味の写真撮影を桜中心に狙って外出しております。
写真歴は10年未満でまだまだ素人同然ですが、撮影して楽しんでおります。
特に昔から桜が大好きで桜の季節以外にも「これって桜の木だよな、、春になったら楽しみだな」と日々ロケハンしているような暮らしをしております。
特にスマホが高度化する昨今なのに重くて大きい一眼レフカメラを持ち歩いて撮っています。
昨年から千葉に引っ越してきて土地勘があまりないのですが千葉は至る所に桜があり、しかも大きな木や数多く咲いている場所が至る所にある感じがします。
(知人にこの感想を伝えたところ、「桜なんてどこでもあるからそんなこと気にしたこともなかった。」とのこと。)
私が感じるカメラでの写真の面白いところは、「各種設定を変化させて好みの感じの風景を切り取る」点です。
各種設定というのは、主に3要素で「絞り」「シャッタースピード」「感度」です。
カメラの原理は簡単に言うと「レンズから入ってきた光をセンサ上で感知し画像にする」というものです。
この光の入り方と感知の仕方を制御するのはこの3要素です。
簡単に説明すると、
・絞り(F値)
レンズから入る光の量を調整。光の通る穴の大きさを変えて調節する。
絞りの値を小さくすると穴の大きさが大きくなり、大きくすると穴の大きさが小さくなる
(この辺りがややこしい点です)
・シャッタースピード
レンズから入る光の入ってくる時間(センサにあたってる時間)を調整
時間を長くすれば明るく撮れ、短いと暗くなります。
ただし長くなると動いている被写体はぶれ、短いと瞬間をくっきり撮れるようになる
・感度
センサが光をどれくらい感じ取れるかの度合い。
値を小さくすれば詳細な画像になるが暗くなり、大きくすれば明るく撮れるが画質は劣化する
基本的にはこの3つの要素のバランスを取って撮影します。
特に私が撮るときに心がけているのは「同じ設定で何枚も撮らない」という点です。
被写体をどう収めようかとか角度を変えてみようか、など構図を変える場合はさておき、同じ設定で撮る限り同じような写真が撮れます。
それはそれでいいのですが、値を変えながら撮ることで同じ写真でも違う写真のように撮れてきます。
この設定を変えながら自分の好みの写真に仕上げるのが私の感じる写真撮影の楽しみだと思います。
また3要素のバランスも均等にすればいいかというと意外にそうでもなく、どれかの値を突出させる、落としてみるなどバランスを崩したときに自分の好みに合う、なんてこともあります。
バランス的にはあまりよくないのに意外にいい感じの写真が撮れる、なんてことがあるのが楽しく感じます。
このように設定を変えながら自分好みの写真を撮ることができるという点がスマホと違ってわざわざカメラで撮ることの楽しみかと思います。
(とはいってもスマホで撮ることも私は好きでカメラで撮ってスマホでも撮ってとかやってますが。)
これからも色々な場所をいろいろな設定で撮ってベストショットを探したいと思います。
なお、私が桜の時期に休みを取ろうと部下に「〇〇日は休暇取るんでよろしく」とか伝えますと「承知しました。桜撮影ですね。」と言われます。
どんな上司と思われているんだろう、私(笑)