21期生の小林です。今回は、脳の認知特性のテストを先日実施して、非常に面白いものだったので、紹介したいと思います。
それは、「本田35式認知テスト」というもので、35個の質問に答えることで、各個人の脳の認知の傾向をテストします。
※テストのやり方は、本田真美著『医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン』光文社新書、を参照
知人からたまたま教えてもらったことがきっかけで実施してみたのですが、自分の認知や思考の特徴や偏りが分かり、非常に興味深いものでした。
このテストでは、35個の質問回答を元に、下記の6つのタイプに点数をつけていき、自分の特性をグラフで把握します。
➀視覚優位者 写真(カメラアイ)タイプ 写真のように二次元で思考するタイプ
②視覚優位者 三次元映像タイプ 空間や時間軸で、三次元で思考するタイプ
③言語優位者 言語映像タイプ 文字や文章を映像化して思考するタイプ
④言語優位者 言語抽象タイプ 文字や文章を図式化して思考するタイプ
⑤聴覚優位者 聴覚言語タイプ 文字や文章を音として情報処理するタイプ
⑥聴覚優位者 聴覚&音タイプ 音色や音階等音楽的イメージを脳に入力するタイプ
まず、35個の質問に答えるプロセスで多くの気づき・発見がありました。人の顔や名前の覚え方、古い記憶の掘り起こし方などの質問に答えていくことで、自分がどのように脳を使っているか、無意識にしていたことの特徴に気づかされました。
私の認知特性の傾向は、➀~③の映像に関する点数は高めで、④の言語抽象の点数はやや低く、⑤~⑥の聴覚に関する点数は低い結果となり、自分でもうなずける結果でした。
たしかに、読んだ本(特に小説とか物語)について思い出す時は、文章から想起される映像とリンクさせて覚えているので、内容と映像がセットで浮かんでくることが多いです。視覚的に認識することが多いと思っていたので、自分の感覚とも合うものでした。
言語抽象については、ノートをとる時やパワポで図を作る等、図式化するセンスがあまりないと思っていたのですが、脳の認知の仕方が影響しているというのは気づきでした。また、聴覚については、ラジオ等の聴くメディアもあまり利用しないし、歌の歌詞を耳で聞いても言葉は入ってこないと思っていたので、低い点数であるのは納得感がありました。
このような脳の認知特性を知ることは、自分の強み・弱みを知り、どこを伸ばせばよいかキャリアを考えるヒントになると思います。興味がある方は、テストをしてみると面白いと思います。
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