稼プロ!20期生の大野徹司です。
久々の登場となりますが、今年1年よろしくお願いいたします!
さて最近では、すっかりwithコロナが定着して、以前と違う生活スタイルになった方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?ご多分にもれず、私も朝のウォーキングやジム通い(ダイエット)をしながら、音楽やラジオを聞くことが圧倒的に増えました。そんな“ながら聞き”で、とても面白いコンテンツと出会いましたのでご紹介したいと思います。
ご紹介するのは、「コテンラジオ」というコンテンツです。㈱COTEN代表の深井龍之介さん自身がパーソナリティとなり、歴史にまつわる偉人やでき事を詳しく解説しながら、現代に生きる私たちそれぞれが“気づき”を考える番組です。
面白いのは、毎回でてくるぶっ飛びエピソードです。例えば、「社会契約論」で有名なルソーは、自著の中で、「横暴な娼婦の足元にひざまずき、彼女の命令に従い、彼女に許しを請うことが私にとっては極めて快い快楽だった」とマゾを自白しますし、貴婦人たちの前で真っ裸になり、相手の反応をみて喜ぶ露出癖があったそうです(しっかり警察にも連行もされています)。さらに、愛人との間にもうけた5人の子供を育児放棄してしまうという、愛情の欠如を思わせるエピソードまであります。
しかし、社会的には適合していたとはいえない彼が、人間には自己愛(生物としての自己防衛本能)や憐憫(同情心)があると説き、社会契約論を展開させていくところのギャップが面白い。そしてそれが、現代の人民主権や公共福祉につながっていくことが、歴史の意外性を感じさせてくれます。
・歴史にのこる偉業を達成した人が、みな社会的に素晴らしかったわけではない。
・本人は偉業をのこすために活動したわけでないが、後世で勝手にブレイクした人もいる。
・初めは凡人なのに、ただ1つに集中することで大器晩成する人がいる。
・ダメな親がいたからこそ、反面教師として偉人になる人もいる。
と、誰が偉人になるかなんてとても予想できません。
深井龍之介さんは、「歴史に良い悪いはない。今の自分ができることは、自分の力が湧くところに全力で立ち向かえばよい」といい、歴史の偉人がごとく、勇気を与えてくれます。
さて、私が解説するより、ぜひ一度、コテンラジオを聞いてみてください。自分が好きそうなエピソードを“ながら聞き”しても結構です。とてもハマるかもしれませんよ。年号を暗記する歴史に苦労したみなさま、新しい歴史の学び方に触れてみましょう!
コテンラジオ(COTEN RADIO): COTEN RADIO コテンラジオ オフィシャルサイト