こんにちは、23期生の永岡伸一です。
先日、職場のレーザープリンターのトナーが切れました。専用機械用のプリンターなので、日々印刷する量は少なくトナー切れは数年に1回しか起こりません。
そのためか職場には在庫が全くありませんでした。在庫切れの事実がわかったのは20:00。データが出力されるのは明朝。本社への発注では間に合いません。
近隣の支社に在庫がないか問い合わせを行うとともに、Amazonなどのネット通販や家電量販店のサイトを検索しまくりました。
なんとか新宿のヨドバシカメラに在庫があることを突きとめ閉店時間ぎりぎりに突撃し購入することができました。
滅多にないことと軽視することをせず、普段からの備えが大事だと実感致しました。
今回の事件は思わぬ副作用がありました。私のAmazonや家電量販店から届くメールの内容が、「あなたへのおすすめ:プリンタートナー」一色となってしまったのです。
「プリンタートナー:タイムセール30~50%引き!」「トナー大容量2本セット!」など勢いのある言葉とともに、エプソンやCanon等ありとあらゆる業務用プリンタートナーのおすすめメールが続々と送られてきました。
確かに私は「業務用」「プリンター」「トナー」をキーワードにし、短時間で多頻度の検索を致しました。それだけ当時は必死だったのです。
しかし決して私はプリンタートナーのコレクターではありません。おすすめメールはありがたい情報源であり、ビジネス書籍など参考に購入することもあるのですが、こういう弊害もあるのだと思いました。
稼プロ!の「診る」講義では「顧客の評価」をヒアリングすべき項目の一つとして重視されていました。今回の私のニーズは一過性のものであり、
表面的なデータによって私にセールスを敢行したサイトの評価は底辺に落ち込みました。企業側は知らず知らずにうちに顧客を失っているわけです。
データだけに頼らず、その裏にある真のニーズを引き出せるような診断士になろうと決意しながら、本日もメール34通を削除しております。