こんにちは。19期の遠藤孔仁です。
制限のない春のイベントが多く開催されていて、懐かしいような、落ち着かないような、そんな心もちとなってしまいます。そんなことを考えず、いろいろなイベント、出会いを楽しみたいですね。
コロナの影響もあり、リモート会議が定着したことで、リアルでは参加できなかった会合にも参加できるようになりました。私もいろいろと参加させて頂いておりますが、その中の一つにグループコーチングがあります。このグループコーチングの特徴は、ドイツの社会心理学、精神分析、哲学の研究者であるエーリッヒ・フロムの著書である『愛するということ』を題材にしています。この著作で、フロムは愛は技術であり、習練に励むことによって習得できるものであるとしており、その習練を通じて、自らのゴールに対する振り返りを行う会となります。
私がこの会に参加したのは今年の1月からとなり、4月から2クール目となります。毎週早朝の1時間を使ってコーチングセッションをもちます。前日までに毎週振り返りのワークシートを記入しその週を振り返るのですが、始めた当初は仕事やら家族のことやらに忙殺されてあっという間にその日を迎え、何をしていたか思い出すこともままならない状況でした。それが1クール終わる頃には、周囲とのやり取りにも気を配るようになり、アンテナの数を多くできたように思います。これも、毎週振り返りを繰り返すことを積み重ねた結果ではないかと思います。
今の段階は、やってみてわかり、ようやくやろうと意識してできるようになったところです。これが意識せずとも、している状態になるために愛の習練を根気強く続けていきたいと思います。