稼プロ!20期生のながいち!です。
2月12日、コロナウィルス感染症で日本初の死者が出て1年経ちました。
2月19日、国内で医療従事者に対するワクチンの接種が始まりました。
2回目の緊急事態宣言の解除も近付いているようです。
NHK説によると、一般人がワクチン接種できるのは5月以降とのこと。
オリンピックが開催されるかどうかは不透明ですが、明かりが見えてきた気がします。
1回目の緊急事態宣言中の昨年5月くらいから、「コロナ後の日常がどう変わっているか」という議論と世間話が始まりました。
ただ、あの頃はパンデミックが始まってまだ数か月でした(WHOがパンデミック宣言を出したのは3月11日)。
あのとき「多分こうなるだろうね」と考えていたこと。
1年を経て確信に変わっていることは、いくつもあると思います。
「新常態」という言葉が生れました。
当時は、withコロナの時代を生きるための当面の「新常態」だったように思います。
いまは、未来永劫の「新常態」」が始まっていると感じます。
もう元には戻らないと考えられること、また、今後もかなり長期にわたって元に戻らないと考えられることは、次の2点でしょう。
1点目は、リモートが基本になったこと。
2点目は、密を避ける行動、接触回避の行動。
1点目に関しては、テレワーク、リモート会議。
当初は、仕事上の込み入った案件は実際に会って話さなければダメと考えていましたが、今は「そうでもない」と思い始めていませんか?
テレワーク、リモートワ会議が基本になったため、これからもずっと、必要性の低い出張は行かなくなります。
(地方の美味しいものが食べられない)
これからもずっと、家にいる時間が大半になります。
(家事の分担をたくさんすることになります。)
先日、所属会社での新しい情報システムに関するリモート説明会がありました。
100名以上が参加する説明会でしたが、いきなり赤ちゃんの「オギャー」という声がPCから鳴り響きました。
説明者が早速、釈明して「すみません。赤ん坊を抱きながら話していたものですから」。
全員ミュートになっていたので、オーディエンスの反応はありませんでしたが、ほっこりする瞬間でした。
こんなこと、1年前は考えられませんでした。
テレワークできる職種や企業の方は、企業も家庭もこのような働き方を前提に、恒久対応に動き出したところが多いのではないでしょうか。
2点目に関しては、個人差があるでしょう。
自分自身に関して書くと、コロナの集団免疫ができるまでは、こんな感覚です。
・込み合った通勤電車に、マスク無し乗車は無理。
・狭い個室での定員一杯の宴会は、行かない理由を探すでしょう。
・タクシーの4人乗りは、できれば避けたい。
・7回裏のジェット風船があるのだったら、甲子園には行きたくない。(自宅が甲子園から近いのですが)
・カラオケで、消毒なしの回しマイクは、ちょっと・・・。
TV映像で何度も見た、話すたびにエアロゾルが口から広がっていく様子が、意識に刷り込まれたように思います。
衛生感覚に関する個人差について、妻から、彼女の友人Aさんの話を聞きました。
Aさんが、その友人Bさんと食事をしたときのこと。
Bさんから「食べ物を口に運ぶとき以外は、マスクをして」と言われた、とか。
Aさんは、妻に「もう2度と彼女とは食事しない」と息巻いていたそうです。
会社も家庭も友人関係も変えてしまった、コロナ。
あらためて、世紀の大転換点の渦中にいるのを感じます。
私自身についていえば、2021年中に単身赴任を続ける必要がなくなるかもしれない、と思っています。
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