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旅の楽しみかたとアニメ巡礼

2019-10-21 12:00:00 | 19期生のブログリレー
皆さん、こんにちは。稼プロ!19期生の高橋由子です。
今回は私の旅の楽しみかたとアニメ巡礼についてお伝えします。

ここ最近はすっかり涼しく‥というより寒くなり秋らしくなってきました。私の部屋の窓を開けると裏の家に金木犀があり、とてもいい香りがしてきます。秋はいい香りの植物が多く好きな季節です。

そして良い天気でカラッと晴れると旅行に行きたくなります。
そこで私の旅の楽しみ方をお伝えしようと思います。

とは言ってもあまり頻繁に旅行はしないのですが、観光地をめぐるだけでは興味がわかないので、自分の興味のある場所を興味の赴くままに調べて良く知ってから行きます。

長崎に行ったときですが、旅行に行く場所が出てくる小説を読むことが好きなので、長崎にまつわる小説を読みました。そこで出合ったのが、遠藤周作の『女の一生』です。1部はキリスト教を禁じられていた時代、2部は昭和の時代での物語です。長崎にある大浦天主堂を舞台に物語が描かれていきます。大浦天主堂のマリア像があるのですが、そこで物語りの主人公は祈るのです。長崎の人はキリスト像よりもマリア像のほうが好むと書かれていました。私はキリスト信者ではないのですが、マリア様はとても惹かれます。実際に大浦天主堂に行って、マリア像の前に座ったときに、とても落ち着く気持ちがあり、女の一生の主人公もここで祈っていたんだなあと、感慨深いものがありました。
小説を読むとその土地の歴史や人柄や祭りなど深く理解をすることができます。そして主人公の気持ちになってどんなことを思っていたのかなど想像することで、その場所の背景まで理解して好きになります。

旅行での面白さは、実際にそこに行って体感が出来ることでぐっと魅力度が増します。実際にそこに住む人たちと会話することで、土地での人柄がわかり好きになります。そしてさらに興味がわきます。行く前は物語りやガイドブックを読むだけで人との接点がありませんが、その場所にいくことでその土地に住む人との接点が出来て好きになります。

私の旅の楽しみは次のことが言えます。
・小説などでその場所にすごく興味を持っている。
・その土地の人と話すことでぐっと好きになる。
・実際そこに行き、物語りの主人公の気持ちを想像して体感する。
・その土地ならではの観光品、食事やお酒をいただく。

私の例は小説でしたが、アニメの巡礼地や映画、ドラマのロケ地はファンが多く訪れます。インバウンドでも海外のドラマで撮影地となった日本の寺院がその国の人だけ多く訪れることもあります。そのため地域では撮影場所の誘致が盛んです。

そして私もたまたまアニメの巡礼地に行ってきました。茨城県大洗町はガールズアンドパンツァーのアニメの巡礼地で商店街など町のあらゆる場所でアニメのパネルがありイベントが開催されています。アニメの巡礼地で成功した例として取り上げられますが、次のことを実施しています。
・アニメの巡礼地として訪れる観光客を受け入れる人たちがいること。
・リピーターとなるように町のお祭りとアニメのお祭りをコラボレーションして継続していること。
・スマホアプリでその土地に行くことでアニメの主人公と一緒に写真がとれる。
・ふるさと納税を取入れて遠くにいても繋がれる仕組みをつくった。

私が旅行を満喫するためのものが全てアニメ巡礼に含まれていることで、アニメ巡礼が人気なことに納得しました。

ただ、アニメ巡礼地は人気が高いうちは良いのですが、継続するのは努力が必要です。町が元気で企業が体力があるうちに、次の手をどうするかと経営者は考えていくことが大切になる、と話をしていた地元を良く知るかたの言葉が心に残りました。
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3 コメント

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Unknown (高橋由子)
2019-10-24 08:22:39
廣瀬さん、コメントありがとうございます!
青森のブログを読みました。人をめぐるツアーですね!すごくいいですね!そういう旅をしてみたいです。
廣瀬さんのブログでもありましたが、人がいるとまた会いに行きたくなる。観光地は一度見ればそれでいい。その通りですね。ブログを読んでわくわくしました(^^)

森さん、コメントありがとうございます!
らき☆すたの巡礼地は埼玉ですね。そのアニメが好きでその場所に行けることはとても魅力的です。県庁が目をつけてアニメの舞台を観光地化に仕掛けているんですか、なるほどそうなんですね。アニメ巡礼地でインバウンドも増えているのですから、貴重な観光資源になります。そこで出会った人たちが自分の好きなアニメの聖地にいることで、また遊びに行きたくなる気持ちがわかります!
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Unknown (廣瀬達也(19期生))
2019-10-22 17:56:01
旅の楽しみ方のご紹介ありがとうございます。

「その土地の人と繋がる」は旅の魅力を引き立てますね。私は「人と繋がる」ことに重点を置いた青森県ツアーに参加したことがあります。「戻ると青森ロスになった!」という声が多数な魅力的なツアーでした。
(ツアーの様子はこちらのnoteで・・
▼第一弾
https://note.mu/touch322/n/na99df22f3a76
▼第二弾
https://note.mu/touch322/n/n8fda8cb7439e
とさりげなく宣伝?)

聖地巡礼も楽しい旅ですね。
ウチの近所には「天気の子」で登場したエリア(坂道と建物)があります。その建物にあるバーは「『天気の子』に登場したところです」と立て看板だしてます。まだ、聖地になり切れていない感が高いですが(^_-)-☆
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Unknown (森(宏))
2019-10-22 11:30:03
「聖地巡礼」と言えば埼玉。
始まりは「らき☆すた」の鷲宮神社で、その盛り上がりに目をつけた県庁が、実はたくさんあるアニメの舞台や作者ゆかりの市町村を観光に生かそうと考えたようです。
観光資源の少ない埼玉でも、観光スポットを創出できるということで力を入れています。
「あの花」の秩父とか、「クレしん」の春日部などは有名ですね。
あと「君の名は」なんかそうですが、アニメの中にリアルな街をそのまま舞台にすることが流行ってきていることがあるのでしょうね。
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