19期生余合です。
さすがにだんだんブログ投稿のネタが少なくなり、毎日如何に「ボーと生きている」のかと、チコちゃんに叱られそうな今日この頃です。
ネタがない・・・。否、今の最大のネタというか世の中全体の心配事は「新型コロナウイルス」がどうなるのか、ということでしょう。
直近のブログでどなたか触れられるかと思いましたが、あまりにも急に速く広く蔓延し、実態がよくわからない、ということでニュースの「今日の感染者はxx人、亡くなった方は・・・」といった速報の事実しか語れないといいうことでしょうか。
私も女房殿に「外出する際にはマスクをつけていかないなら帰宅しても家へは入れません」と厳命され、「フランスなんかじゃ、病気の人が自分の病気をうつさないためにマスクするらしいし、そもそも今回のは市販のマスクでは感染は防げないらしいよ」とぶつぶつ独り言を言いながら、電車の中でメガネを曇らせながら毎日通勤しております。
このマスク、中国だけでなく、日本でもすぐには手に入らなくなっているようです。国会でも野党から「増産するよう政府は手を打つべき」との指摘が出るほど。この「何々が手に入らない」というフレーズを聞くたびに私のような年代の人間には1970年代のオイルショック時に起きた「トイレットペーパー事件」を思い出します。OPECがいきなり石油の供給制限と輸出価格の大幅な引き上げを行い、国際石油価格が3か月で4倍に跳ね上がりました。その関係で、石油から作られていた「トイレットペーパーがなくなる!」との話が流布し、当時ネットもないのにあっという間にスーパーからなくなった事件です。当時中学生だった私は妹二人共ども毎日「トイレットペーパーはお一人様1個でお願いします」との店の人の指示を聞きながら、一人最低2回転、兄妹3人で6個のトイレットペーパーを買いに行かされた記憶があります。
そのトイレットペーパー、結局騒動が収まってから我が家では山と積まれた在庫を抱え、その後半年は買いに行かなかったような気がします。
トイレットペーパーだけでなく通っていた中学の屋上から半年間鉄骨のまま野晒しにされていた住友ビルや三井ビルといった新宿の高層ビル第1陣もこのオイルショックの産物でした。あれから50年、半世紀の時が流れましたが、地震や台風といった天災やウイルスでもSARSや今回の新型コロナ、あるいは日本のバブルの崩壊と失われた20年やベルリン壁が崩れたなど、本当に多岐にわたりいろいろなことが起きますね。戦後時間が経つにつれてこういった変動の数が増え、振幅も大きくなっているような気さえします。
屋久島の天然記念物「縄文杉」は樹齢2000年以上だそうですが、通常500年が寿命の杉がどうして屋久島では長いのか?
それは、夏は高温多湿で毎年のように台風被害に会い、冬には結構な雪を被る(屋久島では雪が降るらしい・・・)といった極めて厳しい自然環境に耐え抜き、年輪が通常の杉よりぎゅっと詰まった構造になるので、激しい風雪にも折れないんだそうです。
我々も変動の数や振幅が大きいほど、皆で乗り切ることで「One Team」としての結束が強くなり、自分たちや先祖が培ってきたものを子や孫の世代に繋げていければよいなと思います。
登山家で有名な田部井淳子さんが、主宰していた登山教室で常々おっしゃていたそうです。
「山では疲労から体調を崩したり、滑落の危険に会うこともあります。その時には一つだけ、絶対にパニックになってはいけません。冷静に、冷静に」と。
今回の新型コロナ騒動も「冷静に、冷静に」対処し、来年の今頃、我が家の在庫となったマスクをいつもの花粉症対策に使っていればいいなあとニュースを聞きながら思った次第です。
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当時は小学生ながらも体験的に鮮明なのはノートの価格が上がったことです。30円だったノートが一気に倍の60円となりその後70円。そしてしばらく70円で安定。というほうが地味に驚きを感じていました。
そして、コロナ騒動。冷静に自分にできる対処を実践していきたいと思います(うがい、手洗い系)。
コメントありがとうございます
冷静に、には人とどう接するかも含めて冷静に、と思っております。現実的にはかなり難しいのかもしれませんが。
一方アメリカの今季のインフルの死者一万人超えとのことで、こちらはCDCの発表なので事実だと思いますが、どうなってんだという感じです。簡単に病院にかかれない人が多いのでしょうね。
いつもコメントありがとうございます。
今日も意味のない?マスクを着けて勤務から帰ってきました。
そうですね、インフルの方が凄いらしいですね。
日本でも毎年1000万人罹って1万人死んでるんですか?特番でどっかの先生が言ってましたが。少子高齢化や人手不足が言われている日本で毎年1万人もなくなるのはいったいどういうことでしょうね。人が減っているのは実は少子高齢化が原因ではなかったりして。
いずれにせよ、寿命がつきるまで「冷静に」生きていこうと思っています。