第20期生の岡崎です。
引き続き「私のまわりの稼ぐ中小企業の社長」その「続編」を書きます。
参考になれば幸いです。
最後までお付き合いください。
前回ご紹介したA社長とB社長に追加で質問してみました。
聞いたのは「年俸2,000万円払ってでも欲しい人材・コンサルタントとは?」です。
第1回の講義で鴨志田栄子塾長から診断士の報酬の話が出たことにヒントを得ました。
2,000万円としたのは、よく聞く1,000万円や3,000万円という独立診断士の収入目標の中間値が根拠です。
まずA社長から。A社長(保険業)は、前回紹介したとおり、ストック型のビジネス展開でコロナ禍中でも稼ぎ続けておられます。
8月13日に電話をいれると、お盆の時期でも仕事中でした。
何やら電話の後ろが騒がしい。
聞くと、新店舗開店準備の真っ最中、なんとオープン15分前とのこと。
そんな特別な時でも快く対応してくれました。常に“攻め”続けるA社長にとって、新規開店くらいは日常的なことなのでしょう。
タイムリミットは15分、速攻で質問「年俸2,000万円払ってでも欲しい人材・コンサルタントとは?」
「1つ、内側に入り5年先に事業承継してくれる人材」「若手であること(40歳代)」。
次期社長候補ですね。
「2、個人ではなくチームで業績を上げられる人材」
「3、自ら“攻め続ける”人材やな!」とテンポよく回答。
試験の事例Ⅰで“チームは協働プレーを通じてプラスの相乗効果を生む”と学習しました。
つまり“メンバーを動機づけ個人労力の総和を上回る業績を生み出す人材”ということですか。
また、“攻め”の姿勢はA社長の強み。その強みを受け継ぐ人材ですね。
社長は年俸2,000万円を払える人材にこれら3つを求めているようです。
「実はそれに適う人物を迎え入れた」とのこと。
聞くと「6月から招いた専務がそうで、業界で著名な人物。いきなり店舗売上を昨年同月比1.8倍に伸ばした!」。
社長が以前“怪物”とたとえた人物ですね。
「挨拶がわりに、店舗内の男女社員の着座位置の変更、店舗外からの視認、その他の微調整を積み重ねてひと月で数字を出した。これは才能。誰もまねできん!」。
運営管理で学習した店舗設計の一種ですかね。本社マニュアルにも無い“秘伝”とはいえ、たった1か月で1.8倍とは。
この怪物人材が今後チームプレーで攻めに打って出たらどうなるのか。
最後に「早期退職した銀行員の資金管理など、守りのサポートではせいぜい出しても年500万円程度かな」とのこと。
まとめますと「守りより攻めとチームプレーで超短期間に業績を出し、次期社長も担える人材なら年俸2,000万円だすよ!」との回答内容でした。
次はB社長(化学工業)です。
前回ご紹介したとおり、この社長もストック型ビジネスでコロナ禍中でも稼いでおられます。
電話をいれると「避暑地で流しそうめんを食べている」らしい。
寿司と違いそうめんは回る方(個別の円形コースを麺が回流します)が高級です。
黒字社長は昼食からしてちょっと違いますね。
麺が伸びぬよう早速聞いてみました。「2,000万円払ってでも欲しい人材・コンサルタントとは?」
「報酬の金額は別の話として、診断士等のコンサル人材に期待することは、販路を見つけて“マッチング”ができること」
「国家資格は、いわば水戸光圀公の“印籠”。名刺にそれがあれば、飛び込みで門前払いされる確率が自前の営業マンより低いだろう」
「診断士には、当社と買い手企業との中間的な存在で、両社が組めば“WIN‐WIN”の関係を築けるように導く役割を求める」。
診断士が経営に関わることでの期待やメリット、役割を手早く整理し回答していただきました。
一方で「多店舗展開時にコンサルの助言を取り入れた結果、業績が悪化した飲食業を間近に見た。そのこともあり内側に入っての経営指導などでは当社の業績は変えづらいと考える」とのこと。
まとめますと「販路開拓の営業やマッチングを専門として、当社と買い手双方にメリットを出し、業績を向上させる診断士なら相応の報酬を払うかな?」との回答内容でした。
A社長、B社長、飛び込み電話へのご対応ありがとうございました。
両社長から聞き出した“事業成功の最も大きな理由”など、素材のストックはまだまだ有ります。
機会があればまた書きます。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
引き続き「私のまわりの稼ぐ中小企業の社長」その「続編」を書きます。
参考になれば幸いです。
最後までお付き合いください。
前回ご紹介したA社長とB社長に追加で質問してみました。
聞いたのは「年俸2,000万円払ってでも欲しい人材・コンサルタントとは?」です。
第1回の講義で鴨志田栄子塾長から診断士の報酬の話が出たことにヒントを得ました。
2,000万円としたのは、よく聞く1,000万円や3,000万円という独立診断士の収入目標の中間値が根拠です。
まずA社長から。A社長(保険業)は、前回紹介したとおり、ストック型のビジネス展開でコロナ禍中でも稼ぎ続けておられます。
8月13日に電話をいれると、お盆の時期でも仕事中でした。
何やら電話の後ろが騒がしい。
聞くと、新店舗開店準備の真っ最中、なんとオープン15分前とのこと。
そんな特別な時でも快く対応してくれました。常に“攻め”続けるA社長にとって、新規開店くらいは日常的なことなのでしょう。
タイムリミットは15分、速攻で質問「年俸2,000万円払ってでも欲しい人材・コンサルタントとは?」
「1つ、内側に入り5年先に事業承継してくれる人材」「若手であること(40歳代)」。
次期社長候補ですね。
「2、個人ではなくチームで業績を上げられる人材」
「3、自ら“攻め続ける”人材やな!」とテンポよく回答。
試験の事例Ⅰで“チームは協働プレーを通じてプラスの相乗効果を生む”と学習しました。
つまり“メンバーを動機づけ個人労力の総和を上回る業績を生み出す人材”ということですか。
また、“攻め”の姿勢はA社長の強み。その強みを受け継ぐ人材ですね。
社長は年俸2,000万円を払える人材にこれら3つを求めているようです。
「実はそれに適う人物を迎え入れた」とのこと。
聞くと「6月から招いた専務がそうで、業界で著名な人物。いきなり店舗売上を昨年同月比1.8倍に伸ばした!」。
社長が以前“怪物”とたとえた人物ですね。
「挨拶がわりに、店舗内の男女社員の着座位置の変更、店舗外からの視認、その他の微調整を積み重ねてひと月で数字を出した。これは才能。誰もまねできん!」。
運営管理で学習した店舗設計の一種ですかね。本社マニュアルにも無い“秘伝”とはいえ、たった1か月で1.8倍とは。
この怪物人材が今後チームプレーで攻めに打って出たらどうなるのか。
最後に「早期退職した銀行員の資金管理など、守りのサポートではせいぜい出しても年500万円程度かな」とのこと。
まとめますと「守りより攻めとチームプレーで超短期間に業績を出し、次期社長も担える人材なら年俸2,000万円だすよ!」との回答内容でした。
次はB社長(化学工業)です。
前回ご紹介したとおり、この社長もストック型ビジネスでコロナ禍中でも稼いでおられます。
電話をいれると「避暑地で流しそうめんを食べている」らしい。
寿司と違いそうめんは回る方(個別の円形コースを麺が回流します)が高級です。
黒字社長は昼食からしてちょっと違いますね。
麺が伸びぬよう早速聞いてみました。「2,000万円払ってでも欲しい人材・コンサルタントとは?」
「報酬の金額は別の話として、診断士等のコンサル人材に期待することは、販路を見つけて“マッチング”ができること」
「国家資格は、いわば水戸光圀公の“印籠”。名刺にそれがあれば、飛び込みで門前払いされる確率が自前の営業マンより低いだろう」
「診断士には、当社と買い手企業との中間的な存在で、両社が組めば“WIN‐WIN”の関係を築けるように導く役割を求める」。
診断士が経営に関わることでの期待やメリット、役割を手早く整理し回答していただきました。
一方で「多店舗展開時にコンサルの助言を取り入れた結果、業績が悪化した飲食業を間近に見た。そのこともあり内側に入っての経営指導などでは当社の業績は変えづらいと考える」とのこと。
まとめますと「販路開拓の営業やマッチングを専門として、当社と買い手双方にメリットを出し、業績を向上させる診断士なら相応の報酬を払うかな?」との回答内容でした。
A社長、B社長、飛び込み電話へのご対応ありがとうございました。
両社長から聞き出した“事業成功の最も大きな理由”など、素材のストックはまだまだ有ります。
機会があればまた書きます。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
活躍している社長の意見は納得感があります。
やはり、売上向上と人材育成と人材活用が大事なんだと感じました。
午後の講義開始前6秒でのコメント投稿、ありがとうございます。
今後も、私のまわりの中小企業社長が唱える経営論などをお伝えしていきます。
ご期待ください。
両社とも、「早期に結果を出す」ことを求めているのがよくわかりました。
早期に結果を出そうとすると、業種特化あるいは職種特化が必要なのかなと感じますね。
今回もコメントをいただき、ありがとうございます。
社長達は、現場できっちり業績を出せる”専門家”を求めていました。頭でっかちの経営指南などは門前払いといったところでしょうか。
青木社長のご参考になれば幸いです。
儲ぐ社長が必要とする人材(コンサル)はもっと「もうけさせてくれる」人材で、稼ぐ社長を支援し、それが実現できるコンサルは「もうかる」。真理ですね。稼げない社長を支援すると・・・・コンサルが「もうかる」までに時間がかかる。これも真理でしょうか。
コメントいただき、ありがとうございます。
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そんな社長たちです。
儲けさせないコンサルは”しばかれ”ます!