22期の杵渕です。
みなさん、今年の目標は立てましたでしょうか。
新年一発目のブログ投稿ということで、チャレンジを後押してくれるスマホアプリについてご紹介します。
私は昨年11月よりスマホアプリを使って日々目標達成に向けて行動をしています。
その行動というのは端的にいうとダイエットです。
二郎系ラーメンに手を出し始めたことにより、体重が自身未踏の大台に乗りそうになったことがきっかけでした。基礎代謝の低下により以前より痩せにくい体になってきた年頃の私。またそれを言い訳にして、なかなか行動に移すことができない状態でした。自分一人の力に限界を感じ、背中を押してくれるものをと思い、無料で利用できるアプリを試してみることにしました。
アプリの名前は「みんチャレ」
みんなでチャレンジの略でしょうか。2015年にソニーの新規事業創出プログラムから誕生したそうです。見知らぬ人同士が5人1組でチームを作り、毎日挑戦した内容をチャットで報告し合いながら同じ目標に取り組みます。
互いに目標と結果を報告しあうシンプルな構造ではありますが、人間の心理をうまくついており、習慣化しやすいものになっています。
例えば行動心理学的にいうと次のような効果が働いていると思われます。
【社会的証明の原理】
人は他者の行動に影響を受けやすい特性を持っています。同じ目標を持つ仲間の行動を観察することで、自分も頑張ろうというモチベーションが高まります。
【一貫性の原理】
一度コミットメントを宣言した人は、それを守りたいという心理が働くとされています。参加者が目標やタスクをグループ内で宣言し、それを自ら達成することで一貫性を保つ動機づけが生まれます。
【すぐにもらえる小さな報酬】
即時的で小さな報酬が行動を継続させる力を持つとされています。他のメンバーからのスタンプやコメントが小さな報酬として機能し、継続的なモチベーションを生み出します。
【ピアプレッシャー】
集団のメンバーとして期待に応えたい、または評価を下げたくないという心理が働きます。チームの中で自分だけが努力していないと思われたくないため、頑張る動機になります。
働く心理的効果は人それぞれだと思いますが、私はピアプレッシャーの要素の影響を強く受けているのではないかと思います。チームの足を引っ張りたくない、自分だけ悪目立ちしたくないということをよく考えてしまうタイプです。あまりポジティブな感情とは言えませんが、成し遂げたいことがある場合はこの心理をうまく活用できるなと思います。今夜はめちゃくちゃ二郎系食べたいなとくじけそうになると、メンバーが頭に浮かんできます。顔も本名も知りませんが、見えない4人に肘で軽く小突かれる気分です。ある意味ナッジ理論ですね。
みんチャレを使ってできることは、個人の目標達成の他に企業の販促やフレイル予防なんてものあります。読者の皆様にも既にユーザーとなっている方がいらっしゃるかもしれませんが、今後さらに普及しそうなサービスですね。
皆さんの今年の目標は何ですか。よろしければコメント欄で教えてください。一貫性の原理が働いてうまくいくかもしれません。それが習慣化したいものであればみんチャレおすすめです。
ちなみに私は利用開始から60日経過で体重はマイナス4キロです。年末年始という敵はみんチャレチームで倒し、何とかリバウンドせずにすみました。
私の今年の目標は、「1日12,000歩(私の健康アプリの1日6,000歩理想の2倍)を歩く」ですが、なかなか毎日の達成は難しいです。