東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

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気づき 村田茂雄

2012-12-25 22:52:01 | 12期生のブログリレー
知っていることも重要だけど、気づけることも重要そんなことを感じた体験談を今回はお話します。

今月、2年に1度の車検の時期がやってきました。
そして先週車検の更新を済ませました、自分で

前提として、私は車に全く興味がなく、基本的に車は走れればいいという考えで、当然車の仕組みやメンテナンス等の方法については無知であります。
そんな私が、自分で車検を通した体験談です。

ご存じの方も多いかと思いますが、「車検は自分で通すことができる」、
それに気付いたのはつい最近、今回の車検の見積もりをガソリンスタンドにお願いした時でした。

これを知るまでは、私は、車検はディーラー等の専門的な知識を持った正規のお店へ頼まないといけないものだと思っていました。それこそ漁港市場のセリ権のように、車検を通すために正規の権利があり、それをもつ者(ディーラー等)にお願いしなければならないものだと、それくらいに考えておりました。

このような考えだったので、今回の車検も当然に任せるつもりでガソリンスタンドへ車検の見積もりをお願いしに行ったのでした。

見積もりのため30分程度待っていると、奥から店員が見積書をもってきました。
一つ一つの項目について見積もりの説明を受けていると、一つ気になった言葉が店員の口から出てきたのでした。

「代行に任せますよね。」

当然任せるものだと思っているので、何でそんな当たり前のことを訊くのか違和感を感じながら「はい、お願いします」と私は答え、出来た見積もりが9万円弱。

もともと数社で見積もりを取って車検をお願いしようと考えていたので、「では、これで検討させて下さい。」といい、店を後にしました。そして、他に2社から見積もりを出してもらい、帰宅しました。

帰ってくると、早速「任せますよね。」という言葉の違和感について考えた。
(車検を)任せますよね? では、車検は必ずしも任せなくてもいいってこと?

そしてネットを調べると、ユーザー車検というものがあることを知った。
ユーザー車検とは、ディーラー等に車検を代行せず、自分自身で行う車検のこと。
やり方を調べると、「思っているよりも簡単」ということだ。
簡単に言うと、「普通に車道を走ることができれば車検は通る」という感じだ。
ライトが正常につく、ワイパーが作動する、ブレーキは問題ない等、基本的な「走る」に問題がなければ車検は通るとのこと。

なんか自分でできそうな気がしてきた。

見積もりをみると、車検基本手数料や法定点検手数料で2万円程度はかかるので、自分で車検を通すことでこの部分を削減することができる、そして車検はそれほど難しくないとなれば自分でやらない理由はない。

で、見積もりは3社で取っているので、見積もりから走行に支障があるような修理は必要ないことは確認済み。
ワイパーのゴム交換は簡単に自分でできる。オイル交換は5千キロ走行の都度交換すればいいので車検時にする必要はない、というように、見積もりの項目を一つ一つ、これは行う必要があるのか、行う必要があるのなら自分でできるのかできないのか、をネットで確認していき、車検場へ行く準備は完了。


で、車検場へ行き、無事に車検を通してきました。
所要時間は30分、ネットでも書いてあったように、本当に「簡単」だ。
これだと、定期的なメンテナンスは必要にしても、あえて車検を代行で任せる必要はないと感じる。


今回の件では、そもそも私がユーザー車検を知っていれば問題ないことだったが、知らなくてもちょっとした何か(今回はガソリンスタンドの店員の一言)で「気づける」こと、むしろ「知る」には限界があるので「気づける」ことが重要だと感じた体験でした。
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研修は段取りも重要ですね

2012-12-24 10:00:00 | 12期生のブログリレー
 皆さん、こんにちは。12期生の村山です。

 今日はクリスマスイブですね。ブログもクリスマスにちなんだものにしようと考えましたが、何も思いつかず、結局、全く関係ない話題となりました。

 この1週間ほどの間に2回、研修を受講する機会がありました。
 一つは、管理監督者向けの危機管理に関するものです。マスコミ対応で言ってはいけないことなど、なかなか面白かったです。が、ここでは講師の話し方で気づいたことについて触れたいと思います。
 前回の育成塾で、研修プログラムの作り方を教えていただいたこともあり、内容よりもレジュメの作り、講師の話し方に気が向いてしまいました。
 この研修の講師は、発声が明瞭で声の大きさもちょうど良く、とても聞きやすかったため、スーッと話が耳に入ってくる感じでした。ポイントとなるところでは、声を大きくして熱を込めて話をしていたので、ついつい聞き入ってしまいます。講師の顔をよく見ていると、口を大きめに開け、一語一語はっきりと発音していました。だいぶ練習したのではと思わせる唇の動かし方です。
 ただ、残念だったのは、時々、ズボンのポケットに手を入れて話をすることでした。そういう時は、どうも上から目線で話をされているようで嫌な印象をうけました。
 もう一つの研修は、某大手損害保険会社のグループ会社によるBCP(業務継続計画)に関するものです。
 グループでワークを行うスタイルで、あらかじめ座席が決まっているのですが、その案内が段取り悪く、間違った席に座ってしまう人が何人かいました。
 私も、途中の休憩のときに自分の席に戻ってくると、他の人が座っていました。グループが違っていたと言われて、ここに案内されたとのことでした。追い出された形の私は、スタッフにどこにいけばいいか聞いてみましたが、はっきり答えてもらえませんでした。結局、空いている所に座らされました。グループも途中で変わってしまい、もう完全にやる気など喪失です。
 
 研修は話し方だけでなく、会場のつくり、段取りも重要ですね。
 これから研修を受講するときは、逆に評価する視点でも勉強させてもらおうと思います。

 余談ですが、忘年会の2次会でカラオケに行ったとき、研修のことを思い出し、口を大きく開けてしっかり発音するように歌ってみました。するといつもより少し高いキーが出せるような気がしました。次回の育成塾では、発声法について教えていただけるようなので、楽しみにしています。
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2013年へ向けて

2012-12-23 21:20:23 | 12期生のブログリレー
稼げる!プロコン育成塾12期生、先生及びサポーターの皆様

12期生の森田です。第9回目のブログを投稿させていただきます。
本日、受験機関の実力試験を受験し、
今年5月から始まったカリキュラム全64回が終了しました。
正答率は簿記論が69%、財務諸表論が79%という結果でした。
そして、明日から来年のカリキュラムがスタートします。
現在、年賀状を書いておりますが、
私の年末年始について紹介させていただきます。

1.キャリアビジョンを描き直し、2013年の目標を設定する
2.2012年の疲れを癒し、2013年の活力を貯める
(1)1日8時間しっかり睡眠時間を取る
(2)食生活に気をつけ、暴飲暴食を避ける
3.ビジネス小論文を再作成する
   再提出が遅れ大変申し訳ございません
4.試験勉強をする
(1)2012年に解いた問題(問題集、テスト)を解き直す
(2)市販問題集(過去問題含む)を解く
(3)理論ノートを作成し、暗記をする
5.神社へお参りし、2013年度試験の合格祈願をする

今年は皆様と知り合え、非常に充実した1年を送ることができました。
皆様の来年が良い年であることをお祈りしております。
来年もどうぞよろしくお願いします。
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また行きたくなるお店

2012-12-22 23:00:00 | 12期生のブログリレー
 12期生の山岡です。

 プロコン塾の講義の休憩時間や昼休みに外に出ると、いつも行列している店があります。プロコン塾メンバなーならみなさんご存じですよね。
 以前から気になっていた天丼屋さん「金子半之助」に家族を連れて行ってまいりました。

 行ったのは12月16日(日)のお昼です。お店の前に到着した時には、すでに行列ができていました。30人ぐらい並んでいたでしょうか。
 私の娘はまだ小学校一年生なので、大人の多い飲食店では嫌がられるケースもあるのですが、ベビーカーの赤ちゃん連れの方もいて一安心しました。
 行列の最後尾に並び、待つこと約一時間。一階の窓から見える、職人さんが黙々と天ぷらを揚げる様子を眺めたりしながら待っているうちに、ようやく我々の順番になりました。子供たちはそれぞれのDSのゲームがずいぶんはかどったようです。

 オーダーは行列中に店員の爽やかなお兄さんが取っておいてくれたので、席について楽しみに待とう、と思い、店内に入ろうとしたところ、ちょっとしたハプニングが起こりました。
 お店の入り口は床がスノコ状になっているのですが、娘がスノコの間にDSのタッチペンを落としてしまったのです。あわててスノコの隙間から確認しましたが、転がって行ってしまったのか、視認することもできません。他のお客さんもスノコの上に並んでいるので、スノコをひっくり返すわけにもいきません。そもそも見た目はけっこう重量感のありそうなスノコなので、ひっくり返すことも一苦労です。せいぜい200円前後の品物ということもあり、しょんぼりしている娘を「また買ってあげるから」と説得して、入店しました。

 案内された席は二階でした。4人掛けのテーブル席が4つあるうちの一つでした。和風の落ち着いた内装で、席は結構ゆったりとしてました。席に着いたか着かないかの瞬間に、オーダーを取ってくれた爽やかなお兄さんが、なんと、娘のDSタッチペンを持ってきてくれました。おそらく行列しているお客さんに一時的にスノコの上から降りてもらって、スノコをひっくり返して取ってくれたのでしょう。娘は大喜びでした。親切なお兄さんに感謝しきりです。ありがとうございました。

 さて、席について程なく湯呑が人数分運ばれてきました。湯呑の中には炒った黒豆が入っており、そこにほうじ茶を注ぐとよい香りが立ち込めました。

 私は普段は家でもコーヒー党で、お茶はあまり飲まないのですが、このお茶はとても美味しい。妻とお茶話で一つ盛り上がりました。

 待つことしばし、いよいよお待ちかねの天丼が運ばれてきました。まず驚いたのはそのボリューム感です。ぜひ画像をクリックして拡大して見てみてください。

 これは大盛りの写真なのですが、並盛もパッと見の見た目はほとんど変わりません。見た目が同じように豪華なので、妻と何が違うんだろう、と相談したくらいです。後で気づきましたが、並盛は丼の底が上げ底になっており、ご飯の量が違っていました。並盛の丼の上げ底のところには、お湯か何かが入っており、冷めにくい仕組みになっていたようです。

 さっそくみんなで食べ始めました。江戸前の大きなアナゴ、イカ、海老、海苔、半熟卵など、さまざまな具がてんこ盛りになっていました。半熟卵の天ぷらを食べたのは初めてでしたが、これもまたおいしかったです。私は一口でいただいてしまいましたが、息子は半熟卵を割って、中身の黄身をご飯にかけていただいておりました。これもまた美味しそうでした。
 ごま油の香ばしい香りのついた歯ごたえのよい天ぷら、一粒一粒がちゃんと立った形で炊き上がったご飯、懐かしくも上品な甘みのする天ぷらのタレ。気が付いたらあっという間に平らげていました。最近は大人顔負けの量を食べるようになった息子が並盛を少し残してしまいましたので、かなりの量だったと思うのですが。もちろん息子が残した分までいただきました。並盛は780円、大盛りは880円ですが、1500円といわれても納得できる味とボリュームでした。

 娘は食べるのが遅いので、一時間ほど席を占有してしまいました。外にはまだお客さんが行列していましたが、急かされることもなく、ゆっくりと食事とほうじ茶を楽しむことができました。おかげで充実した休日を過ごすことができました。

 このお店の「食べログ」の評価は3.5点以上です。恥ずかしながら実務補習の際に飲食店の調査をしていて初めて知ったのですが、この点数は相当高いものです。遠くのお客様でもわざわざ食べにくるレベルです。実際に食べて納得しました。
 また行きたいと思います。理由はもちろん天丼が美味しかったことも大きいですが、それ以上に、店員のお兄さんに期待以上の対応をしていただいたことと、黒豆のほうじ茶が美味しかったこともあります。多くのお客様が来店する中忙しいはずなのに、スノコをひっくり返して落し物をすぐに届けてくれるお兄さんの行動。お客様を大切にしよう、という意識が店員のお兄さんにも浸透していたからこそこのような行動につながったのでしょう。また、無料で提供するお茶にコストをかけ、炒り黒豆を入れるお店の姿勢。おもてなしの心が伝わってくる気がきました。

 天丼はお弁当として、テイクアウトも行っており、時間を指定してお弁当を用意しておいてもらうことも可能なようです。衛生上の理由から卵の天ぷらはお弁当に入っていないようですが、皆様もプロコン塾などの昼食にいかがでしょうか。

山岡達也
 
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今年の診断士試験について

2012-12-21 15:37:58 | 12期生のブログリレー
 12期生の大川鉄太郎です。
 今回は初の受験ネタです。12月7日(金)に中小企業診断士試験2次筆記の
合格発表がありました。私は勉強会で勉強していたので、この日が会の
1年の総決算でした。会の決まりで、合格者は翌年に受験生の支援を
することになっているので、ようやく私もお役御免となりました。
以下は受験生目線が強く出てしまうと思いますので、その分を割り引いて下さい。
 12月7日(金)10:00の2次筆記の合格発表を見た人は皆ビックリ仰天して
しまったと思います。合格者数が激増していたからです。昨年の793人から
何と1220人なっていました。1次合格率が今年は高かったので、誰もが
昨年プラス100人前後の増加はあるかと予想していましたが、実際には427人も
増えていました。
 これはどう見ればよいでしょうか? 中小企業診断協会は受託者として
試験を行っている立場ですので、独自の判断で今年は合格者を増やそう、
ということができたとはとても思えません。そうするとこの増加は
中小企業庁の政策の変更であろうと考えられます。国の政策の変更が、
事前のアナウンスも議論もされないまま突然実施された形です。
事柄の性質上、公定歩合の変更のように秘密を要するとも思えません。
受験生の支援をしていた立場からすると、事前に公表されていれば
昨年で断念した人も含め受験者がもっと増えていたはずで、それは国にも
望ましいことだったはずです。公務員の採用者数もかなりの精度の
予定数字が出ているので、同様にできなかったのでしょうか?
ここでの秘密主義に公共の利益はないと思います。
 もう1点書かせていただきますと、解答を公表する1次試験では毎年
いわゆる誤問が発生しています。もちろん人間が作問するのでそのこと自体を
責めるつもりはありません。実は私自身も某公的試験の作問者をやって
いますから、内輪の事情はよく分かります。問題は誤問の指摘に対する対応が
不透明なことです。ブログなどで公開して、かつどうにも言い訳できない
誤問を指摘(NANAさんが有名ですね)されると比較的あっさり認めるが、
非公開での指摘にはほとんど対応していない印象があります。今年も
特許庁の専門家が強い疑義を呈していた特許法の問題はあっさりスルーでした。
このようなことが毎年発生するため、合格ラインにあと1問足りない、
あと2問足りない、あと3問足りない、という受験生は、誤問の指摘が出た問題に
対して自分がどう解答していて、かつ協会がそのうち何問まで誤問と認めるか
に合否がかかってしまう、というまさに異常な状態に置かれます。このような
ゾーンに入る受験生は勉強会でも毎年発生しますから、全国的にはかなりの
数になるのは間違いありません。ここはメンツを守ることよりも、受験生が
納得できる対応を是非していただきたいと心からお願いします。
それが最終的には人材確保にもつながるからです。


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