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人に尽くす心の話

2012-12-10 07:46:55 | 12期生のブログリレー

12期生の皆様

今年もあと20日余りとなりました。年末ということで、こころなしか朝の電車の混雑も激しくなっているような気がしますね。

私は独立診断士ですが、公的機関との継続的な契約が多く、朝早くから電車に乗って職場に通うことが結構あります。

社会に出て39年。勤務地は大阪、東京で地方で勤務したことは一度もありません。

始発でない限り座ることは無理ですから、せめて吊革につかまって新聞ぐらいは読みたい、少しでもいい場所を取ろう、降りるときに便利なところに乗ろう、あわよくば席が空きそうな人の前に行こう、などと考えながら毎日通勤だけでかなり消耗していました。

この「通勤地獄から逃れられる」ということを独立の魅力の一つに上げる方も多くいらっしゃるようですが、ちょっと違った意味で、私も独立してから通勤のつらさが苦にならなくなりました。

それは、人に譲るという気持ちを持つようになってからです。

会社で働いていたときには、会社を通じて世の中に貢献するということはあったでしょうが、どちらかというと、家庭も顧みず仕事一筋、会社に貢献する毎日でした。

ですから、中小企業診断士として独立した時に、これからは少しは直接世の中に貢献する仕事がしたいと考えたのです。

冒頭で述べたとおり、現在、私の仕事の90%は公的機関経由のものです。

そこで、朝の通勤の時にも考えました。

普段、人のため、中小企業のためと言っておきながら、日常の生活で人を押しのけてでも電車に乗ろうという態度は何なんだ。

ここは、やはり人に譲る事が、これからとるべき態度なのではないか。

それからは、電車に乗るときは人の後ろに回り、なるべく通路の奥の真ん中に乗るようにしました。

それが、当たり前になると通勤が余り苦にならなくなりました。

同じような考えの診断士の方がいらっしゃいます。

その方は、スーパーに買い物に行くと、すぐに食べるものであれば日付の古いものを選んで買うというのです。

この方も顧客の信頼が厚く、結果が残る仕事をされています。

診断士はサービス業とよく言われますが、そんな言葉だけのものでなく、人のために仕事をする、相手に尽くす、この考えで日常を過ごしていると、結構仕事は向こうからやってくるものです。

今から、バリバリ大金を稼ごうというのであれば、向こうからくる仕事を待っていてはだめかもわかりませんが、基本となる「相手に尽くす心を持つこ」との重要さは変らないと思います。

 

クリスマスも近いので、クリスチャンではありませんが、キリストのまね事で少しお説教じみた話になりました。

田中

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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