東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

PC、スマホ、IOT、ロボット・・・

2016-03-16 01:34:38 | 15期生のブログリレー

鍛造TK 花粉症です。

PC、コンピュータ、デジタル機器周りで雑感を。

●とある国内メーカー本社訪問時:10年近く前の話です。TOPの方針により、PCは一部門に一台。「あんなものは玩具」。効率的・効果的に意志疎通させるために人員を本社キャンパスに集めている(だから、顔を合わせて、口角泡を飛ばして仕事せい)。当時、詳細にQ&Aをしたわけでもありませんし、私の記憶も怪しくなっていますが、PC・ネット活用 右に倣えの時代でしたので、ある意味衝撃的。強烈な個性をもつ企業です。妙なことにそこは電子デバイスの大手企業さんです。

●とある生活雑貨の大手メーカー(TV番組):PCは共有のデスクトップのみ。1日30分だけ。「PCは知恵を生まない」。 

●私が好きな自動車もどんどん電気・電子がのしてきてつまらなくなってます。電気・電子に逃げないでキカイに頑張ってほしいです(好みの問題ですが)

●私は電車通勤しませんが、電車内で、新聞・雑誌などを読む人の数は減っています。PC・スマホを触っている人が多いですね。ある意味中毒性があると思います。そうは言え、意外と書籍・文庫本を読まれている方もパラパラといらっしゃり、女性が多い気がします。 本を読むからエライではありませんが、最近は女性の方が、いろんな意味でたくましい感覚を覚えます。今年は、(紙の)書籍を読むように習慣づけようとしてます。

●今や、PCは職場では一人一台。自宅に複数持っているような時代。 職場でPCを触っていると「仕事をしている気」にはなりますが(あるいは、そのように見えますが)、 実際「価値を生んでいるの? 本当に?」といわれると、怪しいです。

●もちろん、職種によって、「板さんにとっての包丁のような位置づけの、ちゃんとしたPC」もあるでしょう。結局道具にすぎませんので、使う側の問題ですね。 

(コンピュータ限定のネタではありませんが)インド出身エンジニア(TV番組):I工科大学出身の新卒者に、初年度2000-3000万円支払う米国某社。家庭が貧しく、超上昇志向、家庭を背負う学生さんも多いでしょうし、英語に問題がないことを考えると、この手のオファーと日本企業が戦うのはなかなか厳しいですね。

 IOTなりロボットなり、この類の進化は暫くは止らないのでしょう(競争が競争を呼ぶ)。何でもデジタル機器がやってくれるようになると・・・そのうち、「安心してください :)  あなたの代わりに生きておきますから」となりそうで、笑えないですね。(デジタルで飯を食わせてもらってますが・・・)

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

経営革新等支援機関に認定いただきました

2016-03-15 01:05:40 | 講師清瀬からのメッセージ

こんにちは。講師の清瀬和彦です。

皆さん、経営革新等支援機関認定制度をご存知でしょうか。
実は先月、私も認定を受けました。
この育成塾の15期生や先輩の皆様の中にも、
認定を受けられている方が多数いらっしゃいます。
ちなみに、この制度をあまりご存知ない方は、
中小企業庁の紹介サイトをご覧下さい。

一定の企業支援実績があったり要件を満たしたりすれば、
申請すると認定を受けることができるのですが、
私はずっと申請をさぼってしまっていました。
ある金融機関からの勧めで、ようやく申請して
認定を受けました。

認定を受けたからといって、仕事につながることは
期待していなかったのですが、
なんといくつかの受注の話が持ち上がりました。
補助金申請サポートや、俗に405事業と言われる
経営改善計画策定支援事業での案件など、
4つの仕事です。

認定を受けると、仕事につながるチャンスも出てきますし、
信用度が高くなるということを実感しました。

プロコンとして独立されている方は、
認定を目指されてはいかがでしょうか。
また、将来独立を目指す方も、
認定を意識して実績を積まれてはいかがでしょうか。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まちゼミ

2016-03-14 08:00:00 | OB生の近況報告・活動報告

 皆さんこんにちは。14期生の 木村洋一 です。ご無沙汰しております。また、しばしおつき合いいただければ幸いです。

 

 最近、商店街活性化のひとつとして 「まちゼミ」 がずいぶんと流行っていますね。

私も昨年、都内のある商店街が第1回目を実施することになり、サポート役としてお手伝いをさせていただきました。

 最初 「まちゼミ」 は単に店主の方が店頭スペースで、ミニ講義をするだけの 「イベント」 程度にしか思っていませんでした。

ところが 「まちゼミ」 創始者で、ご自身も商店街で化粧品店を経営する 松井洋一郎先生 の勉強会に参加し、

 「目からウロコ・・・・」 状態でした。

 「まちゼミ」 の実施に当たっては様々な決まり事がありますが、それらをきちんと守っていくと、おのずと店主自身が

経営戦略を考え、ターゲットを絞り込み、固定客を増やそうという作業をしているのと同じになると気付いたのです。 

まさに経営革新です。「まちゼミ」 恐るべし。奥が深いですね。

 

 一例をあげると、 「必ず、店頭に立っている店主が講師になってください。そして講義の中で、自店で扱っている商品の

宣伝を絶対にしないでください。」 という条件があります。

 ところが、講義などをしたことが無い店主の方は、稀に仕入先の営業担当者などに依頼してしまうケースがあるようです。

確かに、メーカーなどの営業担当者であれば商品知識があり、話しも上手です。メーカーの人間に接することが無い受講生側にとっても

いいような気がします。また、メーカーですから、当然、自社商品の宣伝はします。しかし、これは最もやってはいけないことのひとつです。

 

 松井先生は店主の方に、厳しいようですがはっきりと言いきります。

 「そもそも商店街のお店は、物販店であれ飲食店であれ、チェーン展開する大手に、 価格、 品揃え、 ブランド などで

勝てるはずがないでしょう。」 と、

 続けて 「唯一勝てるとすれば、お店に一番長くいる店主ご自身の人柄とノウハウではないですか?

店主ご自身は世の中に一人しかいませんから、チェーン店がまねしようと思ってもまねできません。

そう考えると、売り込むのは物やサービスではなく、店主ご自身であり、 『ファン』 になってもらうのが一番いいでしょう。

講義の中で商品を宣伝したら、 『ファン』 をつくるどころか、受講生は 『何だ、買わされるのか』 と思ってしまい、

2度と来店してくれなくなります。」 と言っています。

 つまり 「まちゼミ」 とは 「店主のファンづくり」 で、商品やサービスの宣伝ではないということです。

さらに、店主ご自身が持っている強みやノウハウを再認識し、それを講義することで、受講生に 「この店主はすごい!」 と

思ってもらえば一番良いということになります。

 診断士的に整理してみると、 「小売業やサービス業の差別化戦略・マーケティング戦略を再認識し、

まちゼミという来店機会を通して、店主へのロイヤルティを構築、新規顧客を固定客にする手法」 ということができます。

 

 先日、診断士同志で、 「まちゼミの店主に対し、講義内容をどこまで踏み込んで助言するか?」 という議論になりました。

我々診断士は、環境分析をして、ある程度の方向性を出すことはできますが、それを安易に伝えることは店主のためにならない

という結論になりました。他人に奨められた内容で講義をしても 「自分の言葉にならない」 ということです。

自分の 『ファン』 を作るのですから当然と言えば当然ですね。

 

 私もこれまで何件か商店街のお手伝いをさせていただきましたが、商店街の活性化の根本は、

個々の店主の 「危機感」 と 「自己変革」 ではないでしょか?

活性化を進めるのは、商店街組合の幹部の方でも、行政でも、ましてや診断士でもありません。

店主の方々が 「このまま今までと同じことを続けていたのでは本当にまずいぞ!何か変えなければ!」 と

真剣に思うことが全てのスタートだと考えます。

 「まちゼミ」 はこの 「危機感」 と 「自己変革」 を醸成する絶好の機会ではないでしょうか。

そして、その気づきを示唆できるのが中小企業診断士であると私は考えます。

 

 本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

震災から5年を迎えて

2016-03-13 01:34:13 | OB生の近況報告・活動報告

こんにちは。11期生OBの酒井です。

 

さて、先日こちらのブログでも書かれていましたが、

東日本大震災から5年が経ちました。

 

私が中小企業診断士に登録して1年ほどで震災が起こったので、

震災からの期間と診断士としての時間はかなり近くなっています。

どちらも必ずしも順風満帆とは言い切れないところですが(笑)、

何とか地道に一歩ずつ歩みを進めていきたいと思います。

(ちなみに稼げる!プロコン育成塾には震災直後の11期生としてお付き合いが始まりました。)

 

どのような形でもその地に貢献できることがある。

この日を迎えるたびに特別な気持ちになり、初心に帰っています。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

経営者と従業員の大きなギャップ

2016-03-12 11:09:14 | OB生の近況報告・活動報告

12期の志倉です。
独立してから経営者の方の相談を受ける機会が圧倒的に増えました。
経営者の悩み相談でダントツで多いのが

社員が辞めてしまう(もしくはやる気が無い)

というものです。どの経営者も同じ事をお話されるので、多くの経営者が悩まれている問題なのだと思います。

私から「なぜ辞めるのだと思いますか?」(もしくはなぜやる気が無いのだと思いますか)

という質問をすると、これまた多くの経営者の方は同じように

①会社の成長計画を示せていないから
②給料が安いから

のどちらかを理由として回答されます。最近気が付いたのはここに大きな誤解があるという事です。
現に辞める社員さんに「なぜやめるのですか?」と聞くと

この会社にいて自分がどうなるか見えないから

と回答します。この経営者と従業員のギャップは非常に重要です。辞める理由を

経営者は「会社の」成長計画を示せていないから
社員は「自分の」成長計画がわからないから

と回答しています。これ、似ているようで全く異なる理由だと思います。経営者は自社の離職率を改善したいなら、
会社の成長計画ではなく、社員の成長計画を一番最初に作るべきだという事だと思います。

経営者や支援するコンサルは「会社のビジョンが明確で給料も高ければ社員は辞めない」と思い、
戦略構築やビジネスモデルばかりに力を入れがちです。

上記を満たしていても「自社にいると自分(社員さん)がどう成長していくのか、会社としてその為の支援があるか」
を示せていなければ、離職率は高いのです。

人材育成計画の策定

これがただでさえ離職率が高い中小企業が取り組むべき重要なアクションになると考えています。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする