東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

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嫌われる勇気

2017-01-21 12:00:00 | 16期生のブログリレー

こんにちは、今日のブログを担当する水谷 清です。

最近、読んだ「嫌われる勇気」について書きたいと思います。

「嫌われる勇気」と言えば、今月からテレビドラマもやりますね。
見る時間はないと思いますが、どんなドラマになるのか興味はありますね。

実践できるかは別として
より良く生きるためのヒントが詰まった本だと思います。
人間関係で困っている人には、オススメです。
よく知りたい人は、本を読んでください。


内容を説明する上で、キーワードとなる言葉は、
「課題の分離」、「共同体意識」、
これを行うのに必要になる「自己受容」、「他者信頼」、「他者貢献」です。
稼ぐプロの信条の三意「誠意・熱意・創意」にも繋がっていると思います。

ここからは、キーワードの簡単な説明です。

[課題の分離]
「これは誰の課題なのか」という視点から自分の課題と他者の課題を分離します。
そして、自分の課題に集中して、他者の課題は、踏み込まないというスタンスです。

「馬に水を飲ませる」という例をあげておきます。
馬に水を飲ませることはできない
できるのは、水を飲める場所に馬を連れて行ってあげることです。
馬が水を飲むかどうかというのが、他者の課題で
水を飲める場所に連れて行くというのが、自分の課題になります。
この例では、馬を水の飲める場所に連れていくことに集中して
馬が水を飲むかどうかは、気にしないということになります。


[共同体意識]
他者を仲間だと見なし、そこに「自分の居場所がある」と感じられること
ここにいていいんだという所属感です。
これは、他者から与えられるものでなく、自分が感じることが大切です。


[自己受容]
「変えられるもの」と「変えられないもの」を見極めること
どういうことかというと「何が与えられているか」について、変えることはできません。
しかし、「与えられたものをどう使うか」については、自分の力によって変えていくことができます。
変えられないものに注目するのではなく、変えられるものに注目するしかないです。
これが、自己受容です。


[他者信頼]
他者を信じる時、いっさいの条件をつけない。
たとえ、他者を信じるための客観的根拠がなくても信じるということです。
担保のことなど考えず、無条件に信じることです。

[他者貢献]
「わたし」を捨てて誰かに尽くすことではなく、むしろ「わたし」の価値を実感するためにこそ
なされるものです。
どういうことかというと、「わたしは誰かの役に立っている」という「主観的な」感覚=貢献感があれば
それが他者貢献となる。


追加で「縦の関係」「横の関係」という考え方も、なるほどと思いました。

「縦の関係」とは、上下関係です。たとえば、誰々の方が能力が上とか下とかいうものです。
評価を下したり、下されたり、劣等感もここからきます。
「横の関係」とは、お互い協調しあって、協力しあう関係です。
確かに「横の関係」の方が面白そうです。
なので、「縦の関係」を「横の関係」にしていくことが大切です。

簡単に紹介しました。
課題の分離の考え方や他者貢献の貢献感=「主観的な」感覚
自分は、他者に貢献していると「主観的に」思うというところが
心に残っています。

最後に本を読んで決意したことは
自分の課題と他者の課題を分け、変えられるものに集中するということと
嫌われることを恐れず、1日1日を全力で目標に向かって進むということです。

もし、読んだことがないという人なら
一度、読んでみたらいかがでしょうか?

 

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1週間で株価が3倍!?

2017-01-20 16:23:17 | 16期生のブログリレー

あけましておめでとうございます。

稼プロ16期の貝井です。

スピーチの時にも申し上げましたが、私は株をやっております。

現在はほとんど保有しておりません。今の日経平均が上がるか下がるかわからないからです。

現在保有している数少ない株式の一つが「山王」です。ジャスダック上場のメッキ加工の会社です。

なぜ、この会社の株式を保有しているのか?メッキが大好きだから、ではなく、PBRが低いから。こういう株はこれ以上、下がりにくい(個人的見解)。

PBRとは、株価純資産倍率(Price Book-Value Ratio)です。これが低いことは、純資産に対して、株式時価総額が低いことを意味し、極端に言えば、「これから損失を出し続けて、純資産がどんどん減っていくであろう」ことを意味します。

とはいえ、裏返してみれば、純資産の価値があるにもかかわらず、株価に反映されていない「割安株」ともいえるわけです。

山王のPBRは0.3程度で、低いときには0.16とか。つまり、純資産が1億円あるとすると、株価総額が3,000万円しかない状況です。株を3000万円で全部買い占めて、会社を解散させれば1億円入手でき、7000万円の儲けが出ます。あくまで理論上の話ですが。

さて、この山王ですが、私は以前も何回か保有して儲けさせてもらております。株価が低いときに仕込んでおき、良い材料が出ていきなり吹いた(株価の急上昇)ときに売却する。しばらくすると落ち着いてまた株価が下がる。これを繰り返すだけの簡単なお仕事です。

とはいえ、今回の波は今までに体験したことがないビッグウェーブでした。

今回の材料は、「東京工業大学と共同で研究開発を行った金属複合水素透過膜とその製造方法が、2件の特許を取得した」と1月12日に発表したこと。

内容は正直、よくわかりません。しかし、これからストップ高連続の快進撃が始まります。

12日:540円

13日:640円(ストップ高)

16日:740円(ストップ高)

17日:890円(ストップ高)

18日:1190円(ストップ高)

今まで、私が経験した山王の最高値は1000円くらいです。このあたりで限界かな、と思い始めます。

決戦の19日。勝負のときを迎えます。

市場開始後、すぐに、1790円(ストップ高)に!

「まだ、いけるか!?」と思った瞬間、株価は下がり始めます。

この瞬間に私は「限界だ!」と思い、1715円で売却。手じまいです。

その後、一時、株価は1415円まで下落。

「読みは正しかった!」と思った瞬間、株価は反転して上昇し、1790円(ストップ高)に!そのまま市場は終了。

「しまった!まだいけた!」と落胆。

20日(今日)。行く末を見守る。

始値は1900円。「やっぱり、まだいけた!」と後悔。

しかし、その後株価はずるずると暴落。終わってみれば1390円(ストップ安)。

やっぱり、読みは正しかった!

「頭としっぽはくれてやれ」という株の格言があります。つまり、最低値で買って最高値で売ればよかった、と後悔するが、そんなの誰もわからないからほどほどで満足せよ、ということです。

1900円で売ればもちろんもっと儲かったのですが、それを狙うと欲をかいて売りそびれたりして失敗するんです。1715円で売るという決断をした自分を褒めてあげたい。

いかがだったでしょうか?めくるめく株の世界。みなさんも一度足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。

 

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再び倉敷に行ってきました

2017-01-19 23:43:08 | 16期生のブログリレー

みなさま、お疲れ様です。
稼プロ16期 清水です。

冷え込みが厳しくなってきましたが、体調管理は大丈夫でしょうか?

私は先週インフルエンザA型に感染してしまいました。
昨年予防接種は受けていたのですが、残念ながら効きませんでした。
と、いうことはB型の抗体もできていないのでしょうから、インフルエンザ2回目、とならないように人並み以上に注意しなければと思います。

そして今週は祖母の法事で実家の岡山に帰ってきました。
今回、四十九院(日)だったのですが、お寺の住職さんに”四十九”や”院”の意味、数珠の修行での活用方法など教えていただき、大変ためになりました。
知らないことを知るのは刺激的です。
話に引き込まれるのは話の内容だけでなく、住職さんの落ち着いた雰囲気と優しい語り口の影響も大きいと思います。
声の出し方や立ち居振る舞いがとても参考になりました。

今回は法事とは別にもう一つ、岡山でイベントがありました。
それは、岡山で開業している中小企業診断士とお会いすることです。
この診断士とは、東京でシステム導入プロジェクトに携わったときに一緒に仕事をした仲間でしたが、10年以上交流がなく、お互い診断士を取ったこともどこで何をしているのかさえも知らない状況でした。つまり、単に一緒に仕事をしただけの関係でした。
それなのになぜ会うことになったかというと・・・、
私が地元の同級生で診断士いないかなぁとインターネットを探していたところ、検索結果で彼の名がふと目に留まり、まさかと思いつつも連絡してみたらビンゴだったという次第です。
今回は彼のオフィスにお邪魔し、岡山の診断士協会の事や仕事の受注方法等いろいろ教えてもらいました。
様々な面で東京とは違うなぁという印象を受けました。
結構のんびりした雰囲気で、仕事はガツガツしなくても何とかなる感じでした。ただ、この前までは自動車関連で水島工業地域の中小企業が大変だったため特需状態だったそうです。
新聞をにぎわした事件が直接仕事に結びつくのも診断士の醍醐味だなぁと改めて思いました。
今度彼と会うときはビジネスでの協業の話をお土産にもって行こうと思います。

今回は住職さんの立ち居振る舞いを吸収したいなぁと思ってみたり、二度と会うことはないはずだった人と仕事の話ができたり、この資格を取って稼プロで鍛えてもらって、少し感覚鋭くなってきたかなと思う今日この頃です。

ちなみに倉敷の町には白壁の町だけではなく、昭和が色濃く残っている場所があります。
こんな風景も1年前の自分だったら目もくれず素通りしてたな、と勝手に自分の変化に紐づけて勝手に建物存続計画を練っております。

 

 

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事業性評価

2017-01-18 22:55:15 | 事務局からのメッセージ
最近「事業性評価」というキーワードを時々耳にします。
「事業性評価」は、金融機関で話題になっているキーワードです。

平成269月、「金融モニタリング基本方針」が金融庁より発表され、その中で「事業性評価」という言葉が登場しました。
以下は、基本方針からの抜粋です。
「金融機関は、財務データや担保・保証に必要以上に依存することな く、借り手企業の事業の内容や成長可能性などを適切に評価し(「事業性評価」)、融資や助言を行い、企業や産業の成長を支援していくことが求められる。また、中小企業に対しては、引き続き、きめ細かく対応し、円滑な資金供給等に努めることが求められている。 金融庁としては、この面での金融機関の経営姿勢、企業の事業性評価への取組み、企業に対し現実にいかなる対応を行っているか等につき、検証を行っていく。」
 
従来は、自己査定で融資の保全状況をチェックし、債務者区分に従って必要な貸倒引当金を積ませることで金融機関の経営を健全化させるべく、金融庁は指導していました。その結果、金融機関は保証協会保証付き融資に走り、成長企業や地域にとって必要な企業がなかなか育たなくなりました。
新方針では、業績が厳しい企業であっても将来成長が見込まれたり、地域にとって必要と考えられる場合には、積極的に支援していくことを金融機関に求めています。しかしながら、長年の担保主義によって金融機関の事業を診る力は低下していると言われます。

基本方針の文中にある「企業の事業の内容や成長可能性などを適切に評価」「助言を行い、企業や産業の成長を支援」
これって、中小企業診断士が実践していることですよね。
金融業界で、中小企業診断士の力が求められているのだと思います。

診断士の私たちにとって、これはビッグチャンスです。
チャンスをものにするには、「事業性評価」のプロフェッショナルになる必要があります。
金融機関と借り手企業の間に立って、借り手企業の強みや将来性を見極め、金融機関に上手く橋渡しできるプロフェッショナルになる必要があります。

今年の抱負として、私は「事業性評価」の研究を進め、この分野のプロフェッショナルを目指したいと考えています。
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やると決めたら

2017-01-17 22:46:34 | 講師大草からのメッセージ
こんにちは。講師の大草です。
 
新年なのできっと抱負を立てている方が多いことと思います。
皆さんの今年の抱負はなんでしょうか?
 
私も考えてみました。私の今年の抱負は
「やると決めたらやり抜く」です。
 
やろうと思っても行動に移さなければ何も始まりませんし、
中途半端にやるのはもったいない。
と、頭ではわかっていても中々できていないので、
今年はこれを抱負にしたいと思いました。
 
こういった抱負や目標がある方が、行動に移しやすく、
あきらめそうになる時に支えとなることを感じています。
まだ抱負を立てていない方は考えてみてはいかがでしょうか。
 
やり抜くためにできることを1つずつやっていきながら
良い一年になるよう過ごしていきたいと思います。
それでは、今年もよろしくお願いいたします。
 
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