ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Fidelity ! / JP, Chrissie & the Fairground Boys

2015年05月23日 | クラシック・ロック

Fidelity ! / JP, Chrissie & the Fairground Boys  (2010)

こんなアルバム、全然存在を知らなかった。クリッシー・ハインド(Chrissie Hynde)の関連アルバムを検索していて発見。J.P.ジョーンズ(John Paul Jones)が何者かも知らなかった(今もよく知らない)。名前を「JP]と省略しなければいけなかったのは、もちろんレッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)のジョン・ポール・ジョーンズ(John Paul Jones)がいたからでしょう。アルバム・ジャケットを見ると、随分と打ち解けて、気が合っているような雰囲気が溢れていて…。クリッシーの声が大好きなので、買わない選択はない。早速購入してみると、ロックな曲からアコースティックな曲まで、とても良くまとまった好アルバムだった。全体的にはラヴ・ソングが主で、切ない曲も多いんだけれど、2人の意気はピッタリという感じ。PVを探してみると、あのクリッシーがもう完全に可愛い「乙女」に…。うーん、これはどう考えても「デキてる」んじゃないか(笑)※。  ※あとで調べてみると…やっぱりデキていたようです。5年経った今はどうか知りませんが。

それにしてもロンドン・パンク勃興期に、ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivian Westwood)や、ピストルズ(Sex Pistols)のスティーヴ・ジョーンズ(Steve Jones)らとカメラに向かって中指立てて、尻を見せていたような女の子が、もう女性ロック・アーティストの大御所となって、まだ音楽界に居るという事がどれだけ凄いことかと思う(それでも大手との契約は難しいようだが)。彼女は若いころから独特の声色と風貌で、「年上の姉御」みたいな雰囲気だったし、濃いアイラインを引いていたので、もう65になろうというのにあまり昔と印象は変わらない。ベジタリアンだという事も関係あるのか、体系も細身を保ったままなので、相変わらずカッコいい。先般のソロ作品もなかなかだった。自分は彼女の声に無条件降伏なのです…。

オークションにて購入(¥634)

 CD (2010/8/24)

  • Disc: 1
  • Format: Import
  • Label: Rocket Science
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