ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

アヴァンセ 小牧本店(本間製パン) @愛知県小牧市

2016年10月27日 | 愛知県(尾張)

本間製パン」の名を知らずとも、東海地方(愛知・岐阜・三重)の喫茶店に入ったことがある人なら、知らずにこちらのパンを口にしているかもしれない。この地方で業務用のパンを卸している大手の会社で、小牧市に本社工場がある。自分も喫茶店でこちらの長ーい業務用食パンが運ばれていくのを何度となく見たことがある。てっきり名古屋にある会社だと思っていたが、何年か前にテレビ番組で紹介されていて、初めて小牧にあることを知った。こちらはその工場に隣接する直売店「アヴァンセ小牧本店」。他にもいくつか店舗があるようだ。

41号線を折れて工場へ。敷地は広いが店舗のスペースはさほど大きくない。自分が居る間にも次から次へと自動車が出入りして、人が店舗に吸い込まれていく。店に入ると右奥にはカフェスペースもあるようだが、あまり利用している人はおらず、皆トレイを片手に惣菜パンやら食パンやらをのせている。せっかくなので食パンをと思ったが、ちょうど焼き上がりの時間とずれていたようで、自分が買えるような手頃な大きさの食パンが無い(後で知ったが大きいままレジへ持っていって切ってもらえばいいようだ)。お腹が減っていたのでカレーパンだけ買って車の中で食べた。意外とスパイシーなカレーパンは、牛肉の塊がたくさん入っていてなかなかの旨さ。(勘定は¥170/個)

日を改めてもう一度寄って、食パンを吟味。食パンだけで沢山の種類があって迷う。値段はもちろん通常スーパーで売っているようなものよりは高い(スーパーの食パンが安過ぎて買うのが怖いくらいだが…)。どれを選べばいいのか分からなかったので、中から適当に「スペシャル食パン」とやらの1.5斤を購入した。家に帰りビニール袋を開けて、喫茶店のように厚めにカット。香りを嗅ぐと、どことは言えないが喫茶店での懐かしいような感じが甦る。普段口にしている食パンとはちょっと違う香りだ。食感は特にリッチさがある訳ではない。自分はトーストするとだいたい美味しくいただけてしまうので、細かく味を比較出来るような語彙は持ち合わせていないが、一度くらいは最高級グレードを買ってみようかな。(勘定は¥345/1.5斤)

平成30年12月を以って閉店され「本間製パン株式会社・直売店」となりました。←江南店の間違いでした。

 


 

 

↑ 小牧駅の南にある「医療法人双寿会本部(旧・塚原毛織事務所)」(昭和初期・建造)。広い敷地内に建つ母屋(写真上右)は珍しい木造3階建て(!)でデカい。

 

↑ 現在は車庫代わりにもなっている倉庫らしき建物も風格がある。正面の洋館(旧事務所)は壁面や窓上の装飾などが素晴らしい。玄関扉も木製のまま替えられていない。

 


 

パン工房 アヴァンセ 小牧本店

本間製パン株式会社

愛知県小牧市下小針中島1-1

 

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コメント (2)
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