「一度たべたら忘れられない!!」こんな幟(のぼり)が出ていたら行かずにはいられないだろう小牧市の「手打うどん・かめ家」。店の前を通った時に幟を見かけ、Uターンして戻って駐車場へ。店に入ると広い土間に沢山のテーブル席が並んでいる。給仕の女の子も数人居て活気がありそう。卓上のメニューにも壁にも色々なうどんが載っている。もちろん幟に書かれた「ぶっかけうどん」一択(この地方らしく「ころうどん」もあったが、内容は違うのだろうか)。大風呂敷(失礼)を掲げたうどんがどんなものか、試してみたくなるのは当然だよね。大きさは小と大があったので小をお願いした。
注文後に恒例のメニュー2度見をしていると、驚く程あっという間にうどんが運ばれた。茹で時間からすると…(略)。大きめの丼ぶりの中に入ったうどんは細身。量はしっかりある。上には天かすとねぎとレモンがのっていて、大根おろしは別皿に。手打ちだという麺をまず手繰る。さぬきのように強いコシがある訳ではないが、しっかりと角が立って悪くない。別の容器に入ったつゆを回しかけ、しっかり辛味のあるおろしものせて、麺と絡めて手繰った。つゆはしっかり冷たいが、うどんはあまりキリッと締められておらず、出汁感の強くないつゆと相まって、何と言うか…「鮮度」に欠ける印象。店に入ってから食べ終わって店を出るまで、たったの5分。訪問した日が暑かったこともあって、何だかぼんやりとした印象になってしまった。これだったら暑くても温かいうどんに天ぷらでものせた方が良かったかナ。涼しくなってきたから、今度は煮込みでどんな麺が出るか試してみよう。(勘定は¥510)
↓ 「小牧高等学校校門(旧・愛知県立小牧中学校校門)」(昭和4年・1929・建造)。この日はスポーツ大会があって一般の人も構内に入っていたので便乗して敷地内へ。
↓「小牧高等学校旧講堂(旧制愛知県立小牧中学校講堂)」(昭和4年・1929・建造)。現在の用途はよく分からなかったが、軒下では出番を待つ生徒が休んでいた。写真が撮り辛い…。
手打うどん かめ家
愛知県小牧市郷中1-48
( 小牧 こまき かめや かめ家 手打ち 手打 手打ちうどん 饂飩 ぶっかけうどん 近代建築 近代化遺産 旧制中学 )