旧東海道の掛川宿、静岡県掛川市にある創業して約200年という「もちや」へ。200年前というと「文化」年代だろうか。現在8代目という歴史ある店。こちらの名物は何と言っても「振袖餅」。もちろんそれ目当てで店へ。繁華な駅前付近から2kmくらい離れた場所にあった。店舗は古い訳ではなく新しい。店に入るとショーケースや棚に様々な菓子が並んでいる。和菓子だけではなく洋菓子もあった。見回してもそれらしきものが見当たらないので店の方に訊いてみると…「売り切れました」とのご返事。まだ土曜日の昼過ぎなのに…。二の手を考えていなかったので、何を買おうか迷った。そこでパックに入って名前が気になった「あまったれだんご」と、いくつかのお菓子を購入。名前をしっかり覚えていないけれど、「葛川」という名前の最中?じゃなかったかな。
「あまったれだんご」は通常のみたらし団子のような串に刺さった団子だが、みたらしと、よもぎ+あんこの2種類。1本づつビニールで包んであり、たれが多め。ビニールを剥がして服を汚さないように口で受けると…、「あまっ」(←当たり前だ)。通常のみたらし団子よりもかなり甘い味付け。味付けはもう完全に予想通り(笑)。団子はとても柔らかく、ふわっとした食感。旨いがコレ、自分は1本で充分だ。「振袖餅」が食べられなかったのは残念だが、よく考えたら本店じゃなくても駅とかに行けば売っていたんじゃないか…。(勘定は¥300程)
↓ 店から15km程離れた遠州横須賀街道にあり、宿泊する予定だった老舗割烹旅館「八百甚」(翌日に予定が入り急遽断念)。創業は江戸末期、建物は昭和初期のものだとか。
↓ 城下町らしい風情が残る通りに建つ、風格ある木造建築。現役で今も泊まれるなんて素晴らしい(ちょっとだけ怖いけど・笑)。泊まってみたかったなァ…。
静岡県掛川市葛川228-1
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