ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

㐂更 @岐阜県岐阜市

2018年01月07日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜バスの一日乗車券を使って、普段あまり立ち寄らない場所をウロウロ。もちろんバスでというからには、あわよくば降りた先で一杯やっちゃおうという魂胆。この日は残念ながら昼間に呑めるような所は無かったが、普段見ないバスからの光景や、降りた先の知らない街を楽しむことが出来た。でもさすがにヘトヘト。ひとっ風呂浴びてから呑みに行こうと加納の「松乃湯」(写真下)へ。普段からカバンに忍ばせているタオルを持って中へ。年季の入った木製の下駄箱や脱衣ロッカーが渋い。タイル絵こそなかったが、池のある中庭があったり、タイルで造作した独立したシャワー塔があったりと大満足。用が無いのであまり来ない場所だが、客はしっかり入っていて逞しい。

 

たっぷり汗をかいて岐阜駅まで戻り、どこへ行こうかと思案。フラフラと郵便局付近に出たところに知らない店があり、「そば処」と幟があったので吸い込まれる。「㐂更(きさら)」と読むのだそうだ。店は主人1人で賄っている様子。品書きにあったかどうか忘れたが、「晩酌セット」があったのでそれを注文。

まずは生ビール。銭湯の後なので殊のほか旨い。お通しは玉子焼き、鴨スモーク。「晩酌セット」は刺身盛り(マグロ、ハマチ、タコ)、茄子の煮物、ポテサラ、と充実の内容。もちろんすぐにビールは無くなったので、日本酒を追加。銘柄は中津川の「三千櫻(純米・五百万石)」。他に客が居なかったのでゆっくりとテレビをBGMにくつろいだ。締めにはもちろん「ざるそば」を注文。何でもこの店の本店が谷汲村にあり蕎麦屋なのだとか。しばらくして出された蕎麦には濃いめ甘めの東海地方仕様。付いていた山葵が先程の刺身のものよりもグレードダウンしていたのが残念。蕎麦自体はあまり調子の良いものには感じられなかったが、呑んだ後なので判断力は下がっているだろう(笑)。次は天ぷらかおでんで日本酒をいただき、種物の蕎麦をいただこうかな。(勘定は¥2,800程)

 

そば居酒屋 㐂更(きさら)

岐阜県岐阜市清住町1-10-2

 

( 岐阜 ぎふ 喜更 きさら Kisara そば 蕎麦 蕎麦ダイニング 居酒屋 酒場 おでん 銭湯 )

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竹扇 @岐阜県羽島市 (※閉店)

2018年01月07日 | 岐阜県(西濃)

岐阜県羽島市の「市民の森羽島公園」近くにあるれんこん料理の「竹扇」へ。自分は蓮根が大好物なのだが、蓮根が羽島市の特産物だとは知らなかった(県下一の生産量だそう)。以前から名物「れんこんカツ丼」の名前を聞いていたので楽しみに店へ。和風の造りの店で創業はいつ頃か知らないが、同じ羽島市内に分店もあるそうだ。駐車場に車を停め、店の中に入るとカウンター席とテーブル席がある。まだ先客は1組だけだったけれど、カウンターの一番奥の席に案内されたので時分どきには混み合うのだろう(昼だけの営業のよう)。法被を着たご夫婦と手伝いの女性2名が切り盛り。単品が見当たらなかったので「れんこんカツ丼定食」を注文した。

しばらくして運ばれた「れんこんカツ丼定食」にはカツ丼とほうれん草のお浸し、壺漬け、それに味噌汁が付いている。錦の丼ぶりに盛られたカツ丼は玉子が溶かれたカツ煮。上から貝割れ大根が散らされ、真ん中には紅生姜が置かれていて彩りがいい。まずカツを食べてみる。つゆはやや甘め。煮られていても蓮根自体にサクッとした食感があるので歯応えが良く、つゆも蓮根があっさりしているからか塩梅が丁度良く、旨い。もちろんご飯にもぴったり。なるほど評判になるだけあっていい味の丼ぶりだった。(勘定は¥785)

※令和元年11月を以って閉店されました

れんこん料理・和食 竹扇

岐阜県羽島市竹鼻町丸の内3-17

 

( 羽島 はしま ちくせん レンコン れんこん 蓮根 蓮根カツ丼 れんこんかつ丼 れんこんかつどん 正扇 )

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