ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Led Zeppelin Ⅲ ( Deluxe Edition ) / Led Zeppelin

2018年01月17日 | ハードロック・へヴィーメタル

 

Led Zeppelin Ⅲ ( Deluxe Edition ) / Led Zeppelin (2014)

レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)のサードアルバム「Ⅲ」のデラックス・エディション2枚組。既に音は所有していたが、音源だけでなくフィジカルな形で持っていたいというアナクロ世代なので結局購入。この中に収録されている未発表インストゥルメンタル曲「Jenning Farm Blues」の為に買ったと言っても過言ではないくらい。オリジナル・アルバムでは「Bron-Yr-Aur Stomp」という曲で、アコースティックで演奏されているが、このエレクトリック・ヴァージョンのかっこよさと言ったら。ヴォーカルも入っていないのに音だけでツェッペリンだと分かる凄さ。ツェッペリンはブートレグ(海賊盤)も沢山聴いたけれど、全未発表曲中一番好きな曲であるのはもちろんのこと、正規曲と合わせた中でも指折りに好きな曲だ。ブートでは延々と何テイクもあって未完成だったけれど、御大がオーヴァーダブして晴れてここに完成(ただ何で未発表曲が”Rough Mix”なんだ?)。このシリーズは変な別ミックスばっかりなので買わない、買わないと言いつつ、未発表ライヴ入りのファースト、元々未発表曲で構成された「Coda」はすでに購入。

オリジナル・アルバムは2枚続いたハード・ブルーズ路線からちょっと趣きが変わり、アコースティック・スタイルの曲も多かったので発表当時はやはり賛否両論だったそうだ。でも自分はそんな評を知っていたにも拘らず、ずっと好きなアルバム。言うほどアコースティックばかりでもないし。むしろツェッペリンというバンドの本質はここにあったのではないかと感じるバラエティに富んだ構成。バッファロー・スプリングフィールド(Buffalo Springfield)がフェイヴァリットだったという当時の彼らが、自らのルーツはブルーズだけではないと様々なスタイルを表現している。コンパニオン・ディスクの方は上記の曲と9「Key to the Highway-Trouble in Mind (Rough Mix)」が未発表曲。「Keys to~」の方は発表されていなかったのが納得出来るようなお戯れという感じ。他の別ミックスはやっぱり聴いていても自分は大して面白いと思えないのでツェッペリンの物なら何でも歓迎!という人にしかお勧め出来ない。「Coda」の方に入っちゃっているがシングル・レコード(写真下)でも持っている「移民の歌(The Immigrant Song)」のB面曲「Hey,Hey, What Can I Do」はやはりここに入れて欲しい気がするナ…。 

オークションにて購入(¥1,143)

  • CD (2014/6/24)
  • Disc : 2
  • Format : CD, Import
  • Label : Atlantic
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角屋 @愛知県犬山市

2018年01月17日 | 愛知県(尾張)

犬山駅から近く、大きな建物が目立つ食堂「角屋」へ。前から行こう行こうと思っていたが、営業時間が16時までと短いようなのでなかなか行けずにいた。創業はいつ頃か知らないが、駅前だしたぶん長い歴史があるに違いない。昔はどんな風情の店だったのだろう。駐車場に車を停めて店へ。建物の基礎部分に碗や徳利が埋め込んであったが昔使っていたものだろうか。喫茶としても営業しているようで別の店名(梶田)の看板が置いてあった。店に入ると広いスペースにテーブル席が並んでいる。丼物も気になったのだが、こちらは自家製麺を謳っているので「きしめん」を注文してみた。ちょうど昼の時間だったが、駅に近いとあって次から次へと客が入って来る。この日は男性の1人客が多い。

しばらくして「きしめん」が登場。具材は刻み葱、ピンク色の縁の蒲鉾、そして花鰹のみ。ほうれん草などの青菜は入っていない。麺は薄打ち。最近こういう麺にはあまりお目にかかっていないかも。これでグズグズの麺だと萎えるが、ピロピロの食感ですするのが楽しいなかなかの麺。つゆは色濃くなく出汁感の強いすっきりとしたもの。でも甘味も感じるのはきしめんならでは。自分は小さい頃きしめんが大好きだったが、その頃気に入っていたのはこういう味付けのつゆだった。飲み干しまではしなかったがしっかりつゆもいただいた。次は好物のかつ丼かオムライスか。中華麺も蕎麦も自家製ならそちらも気になるなァ。お、犬山らしく”でんがく”もあるゾ。(勘定は¥500)

この後の記事はこちら

 

 


 

↓ 犬山口駅に近い出来町の交差点近くにある「贈答品の本多」(建築詳細不明)。古い建物かどうかは知らないが、奥は瓦屋根なのでこれも看板建築と言っていいのかな。

 

↓ 同じ通りにある旧料理屋「羽黒屋」(建築詳細不明)。料理屋らしい和風建築に店先の市松模様のタイルがいかしている。城に近い場所と違ってこの通りの人通りは多くないが、雰囲気のある建物もいくつか残っていて、往時は賑やかだったんだろうなァと想像する。

 


 

 

お食事処 角屋

愛知県犬山市大字犬山字高見町9

 

( 犬山 いぬやま かどや 大衆食堂 麺類食堂 洋食 中華そば ラーメン 自家製麺 手打ち 田楽 でんがく 味噌かつ 近代建築 )

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