ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Kalaidoscope / Siouxsie & The Banshees

2018年01月25日 | パンク・ニューウェーヴ

Kalaidoscope / Siouxsie & The Banshees (1980)

1980年発表のスージー&ザ・バンシーズ(Siouxsie & The Banshees)のサード・アルバム。このアルバムからメンバーが2人変わり、後にスージーと別バンド、クリーチャーズ(The Creatures)を組むバッジー(Budgie, Ds.)と元マガジン(Magazine)のジョン・マクガフ(John McGeoch, G.)が参加している。そのせいかどうか分からないが、陰鬱だった前作と比較して、”万華鏡”と名付けられたアルバム・タイトル通り煌びやかで怪しい彼女ららしさが詰まっている。

プロダクションも凝っていて各曲の完成度も高い。クレジットを見るまで全然知らなかったのだが、プロデューサーはあのナイジェル・グレイ(Nigel Gray)。ポリス(The Police)の初期3枚をプロデュースしたのも彼だ。あの3枚は最強だもんなァ…。納得。これはもっと昔に聴いておくべきだった。このリイシュー盤は他のアルバムと違って一番多い9曲ものボーナス・トラックが収録されていて、デモ・ヴァージョン、未発表曲、シングル曲を聴くことが出来る。デモはもちろん所詮デモ。けれど正規ヴァージョンと比較してよりフリーキーで怪しい雰囲気と聴きどころも多い。

オークションにて購入(¥680)

  • CD (2007/1/29)
  • Disc : 1
  • Format: CD, Original recording remastered, Import
  • Label : Polydor UK
コメント (2)
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一富士 @名古屋市守山区・大森

2018年01月25日 | 名古屋(千種区・守山区)

ある休日の昼時、車を停めていつもトランクに入れてある折りたたみ自転車を取り出して、近辺を散策中に気になった守山区八剣の食堂「一富士」へ。”和洋食”なんて書いてあったのでピピッと反応してしまい、店の前まで来るもカーテンで中が全く伺い知れない。周りは住宅街でさしたるランドマークは無く、車こそ走っているが人通りもそう多くない。躊躇したが思い切って入ってみるべく自転車を停め「誰も居なかったりして…」なんて考えながらドアを開けてビックリ。なんと、超満員! 全て中高年男性で、ほぼみんな呑んでる。なんだ、ここは…。店内は奥に長くテーブル席が7~8つあるが、どれも埋まっている。近くに塾でもあるのかなと思っていた外の自転車は全部ここの客だったか。一番手前の席だけ1人で座っている客が居たので「ここいいですか?」と相席をお願いして腰かけた。テレビでは競馬中継が流れていてそれを見ながら盛り上がっている人も居るが、別に場外馬券売場がある訳でなし、なんだろこの人口密度。あまりメシを喰ってる人は居ないが、自分はお腹が空いていたので「カレーライス」を注文した。

立ち働く主人の向こうには棚があり、そこには調理済みの惣菜が並んでいた。焼きそば、揚げ物などから、とろろ、ポテサラまで安い値付けの小皿が並んでいて、さぁ、呑んでくださいと言わんばかり。いいなァ…。しばらくして「カレーライス」が楕円のやや深めの皿に盛られて登場。赤い福神漬は別皿で添えられている。早速スプーンを入れるが、予想したよりもしっかりとした辛さがある細切れ肉の入ったポークカレー。こういう古い食堂だとほとんど辛さを感じない甘口のカレーであることも多いので意外だった。麺類、丼物、定食とひと通り揃っているが、何といっても小皿の惣菜が気になる。あれをいくつか取って呑んでみたいけれど、ここで呑むにはどうやって来れば…、それにどうやって帰ればいいんだ…?(勘定は¥450)

この後の記事はこちら (2

 


 

↓ 川北の味鋺(あじま)の木曽街道沿いにある「双葉酒造株式会社」(主屋:明治時代建造・詳細不明)。すでに廃業している蔵だが風情ある建物はそのまま残っていて、名古屋市の登録地域建造物資産に指定されている。

 

 


 

一富士

愛知県名古屋市守山区八剣1-501

 

( 名古屋 なごや いちふじ 大森 麺類食堂 大衆食堂 食堂 洋食 中華そば ラーメン 酒場 近代建築 登録地域建造物資産 ) 

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