ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

大庵 せき店 @岐阜県関市 (※閉店)

2018年01月24日 | 岐阜県(中濃)

岐阜県関市の文化会館の傍にある蕎麦屋「大庵せき店」。本店は富山にあるのだそうで暖簾分けされたお店だとのこと。以前知人に勧められて昼に伺ったことがあり、その時は昼懐石か何かをいただいた。蕎麦の実の入ったスープやコロッケ、揚げ蕎麦のサラダなど洋風の料理も組み込まれたもので、締めで食べたざるそばもいい印象だった覚えがあるのである晩の夜に家族と訪問してみた。”蕎麦”と言うと露骨に嫌な顔をするカロリー重視の高校生のガキには「カレーうどん」もあるらしいよと事前に調べておいた情報を告げ店へ。ビルのテナントに入った店はすっきりとした意匠で、中は小さいテーブル席が並んでいる。ひと間だけ小上がり席もあるようだ。

ドライバーが居るので自分はさっそく酒(立山)をぬる燗で注文。酒肴は「蕎麦屋の焼鳥」。嫁は「鴨南蛮」、息子は進言通り「カレー煮込みうどんセット」を注文した。ぬる燗で頼んでもテキトーな温度(たいてい熱過ぎる)で燗をつける店も多いが、ここはしっかりとぬる燗で、よし。「焼鳥」は甘辛く味付けされたもの。特にどうというものでもないが、”蕎麦前”はいつも何だか嬉しくて旨い。嫁の「鴨南蛮」を一口啜ったが、出汁に鴨の風味と油がしっかりと溶け込んでいてなかなか旨かった。家族の食事が終わってしまうので早くも締めの「ざるそば」を追加。蕎麦の上にのっている刻み海苔は風味が良くないので要らないし、添えられた刻み葱は乾いていて口当たりが良くない。結局使わずに山葵だけ付けていただいた。つゆはカエシ強めだが甘い訳ではなく、蕎麦ものど越しがいいタイプ。でも今日の蕎麦だと温かい蕎麦の方が合うかな。(勘定は¥5,000程)

この後の記事はこちら

 

そば処 大庵 せき店

岐阜県関市桜本町2-32-4

※閉店されたようです(令和3年12月現在)

 

( 関 せき だいあん だいあんせきてん 蕎麦 そば そば切り ざるそば 蕎麦前 閉店 廃業 )

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やきどり屋 @岐阜県岐阜市

2018年01月24日 | 岐阜県(岐阜)

この日はまたも岐阜バスの一日乗車券を使って市内をウロウロ。色々廻った後に岐阜城辺りでバスを降り、そこからたっぷり歩いて柳ヶ瀬方面に(バスに乗ればいいのに…)。向かった先は三番町の銭湯「のはら湯」(創業明治27年・1894・写真下)。ゆっくりと熱い湯に浸かりたっぷりと汗をかく。もちろんこのあと軽く呑みに行くつもり。最近このパターンが多い。

そして喉カラッカラで御浪町の「やきどり屋」へ。店じまいが早いようで、今まで2度ほど振られている焼鳥屋だ。時間はまだ夕方4時過ぎ。この時間なら間違いないだろうと店に伺うと、外看板が灯り暖簾が出ていた。店の中に入るとすでに先客が4人も。みなさん早いっすねー。L字のカウンターとテーブル席が2つ。カウンターの上には皿に盛られた惣菜も。

カウンター席に腰を下ろし、何はなくとも瓶ビール(キリンラガー)を注文。乾ききった喉に流し込む。ウメーッ。焼いてもらったのは「心臓(塩)」、「鳥肝(たれ)」、「軟骨(塩)」など。ご夫婦でやっていらして、焼きは女将さんが担当。創業はいつ頃か知らないが、店内に飾ってあるセピア色の写真からするとかなり古そうだ。じっくりと火が入れられた串の肉はやや小振り。肉質はそこそこで”飛び切り”ではなかったが、疲れた体に流し込むビールのつまみとしては最高。この日は他にも予定があったのでこれで終わり。次はゆっくりと惣菜からいってみようかな。(勘定は¥1,200程)

 


 

↓ 岐阜城下の岐阜公園内にある「名和昆虫博物館」(大正8年・1919・建造)。設計は武田五一。現存する日本最古の昆虫博物館で、岐阜県で最初の登録有形文化財。

 

 

↓ 隣接する「記念昆虫館(旧・特別昆虫標本室)」(明治40年・1907・建造)。こちらも設計は武田五一。開放されておらず現在の用途は不明。屋根上の飾りには「蝶々」の姿も。

 

  

 


 

 

焼鳥専門店 やきどり屋

岐阜県岐阜市御浪町8

 

( 岐阜 ぎふ 御浪町 やきどりや やきとり 焼鳥 焼き鳥 居酒屋 酒場 近代建築 国登録有形文化財 都市景観重要建築物 )

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