岐阜市の柳ヶ瀬商店街にある「元祖みそかつの一楽」。まだ先代がやっていた若かりし頃から行っている店だが、こちらでは味噌カツかオムライスしか食べたことが無い。こちらのカツ丼が実はちょっと変わっているということ知って、全国的にも珍しいと信じる岐阜県内の”カツ丼亜種”を食べ歩いている身としては食べてみない訳にはいかない。灯台下暗し。開店した時間すぐに店に入るとすぐに狭小のカウンター席は半分埋まった。代が変わっても変わらず人気。「高校生はいつでもライス3杯まで無料」「ランチ大盛無料」などと先代(その前?)からのサービス精神を受け継いでくれているのがうれしい(よく先代に瓶ラムネをサービスしてもらったなァ…)。という訳で初めて「かつ丼」を注文。
しばらくして渡された「かつ丼」は、普通のカツ煮タイプのかつ丼の上に、こちらの真っ黒い味噌タレが控えめにかけられている。そうきましたか。カツは10切れ位に切り分けられていて、丼ぶり1面カツという感じ。脂身の少ない部位で、サクッと揚がったかつにつゆと玉子が絡み、そこに味噌タレが加わって何とも不思議な感じで旨い。食べ進んでいくとご飯の上にも味噌タレがかけられていた。でも味としては全然味噌カツ丼寄りではないのが珍しい。やっぱり岐阜県内のカツ丼って面白いなァ…。次は「焼飯」、「もやし炒めライス」なんていう(この店としての)変化球を試してみようっと。(勘定は¥850)
一楽本店
岐阜県岐阜市神室町2-2
※休業していましたが、令和2年6月に移転して営業再開しました
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