昼酒を楽しんだ一宮で暑い中をウロウロと散策。歩き回って汗だくにはなったが、日陰に入るとそこはかとなく初秋の空気も感じられるようになってきた。酒は呑んだが量は食べていないので食事する店を探す。「真清田神社」界隈を歩いていてこの境内の周りに並ぶ店舗があったのを思い出した。ハンバーガー屋とラーメン屋で迷って、結局「ラーメン中村」へ。クルクルと回転灯が回っているのを確認し中へ。とても物腰優しい年配の夫婦でやっていらっしゃる。カウンターが6席ほどのみの狭小な店内。満席だったがちょうど1人外に出た。壁に貼られたどれも値付けの安いシンプルな品書きの中から注文したのは「ワンタン」と「餃子」。自分は古い店によくある「ワンタン」が結構好きでよく注文する。あまり食べられない時でもつるっといけるし、大抵組み立てが基本のラーメンと同じなのでスープや具もちゃんと味わえるのだ。丸い鉄鍋で餃子の調理も始まる。念のため訊いてみたがビールは無いそうだ…。残念。
隣の人に配膳された「チャーハン」が旨そうだなァと見ていると「餃子」が登場。7個。サクッとした焼き加減で軽い口当たり。味はあっさりとしているのだが物足りなさは無い。旨いなァ。でも、これにはやっぱりビー…(←自分だけじゃないはず)。最初は酢胡椒を作って食べ、後からタレを足した。「ワンタン」も登場。淡麗なスープにくの字に曲がったワンタンが浮かんでいる。スープの塩加減はピタリ。ワンタンもつるんとして旨い。最初は椎茸かしらんと思ったくらい濃い色で小さく厚いチャーシューは、甘く強い味付け。クラシックな感じでこれも旨い。体が塩分を欲しているのかついついスープも沢山飲んで汗だくに。次は「チャーシューメン」と「チャーハン」で。(勘定は¥700)
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↓ 「真清田神社」の参道と境内の周囲にはこういった商店がずらりと並ぶ。シャッターが閉まったままの店も多いが平日は開いているのだろうか。
↓ 参道の商店の小屋裏には「夜警當番」の札が。往時はこういう自警も必要だったのだろう。
↓ アーケードに隠れた建物を眺めると、2階部分の凝った庇部分もきっちりとモザイクタイルで造られた商店があった(建築詳細不明)◇。
ラーメン中村
愛知県一宮市真清田1
※令和6年7月12日を以って閉店されました
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