ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

後藤商店 @愛知県一宮市

2018年09月15日 | 愛知県(尾張・老舗)

一宮での昼食後のおやつに本町商店街にある餅菓子の「後藤商店」へ。歴史のありそうな店だが普請はまだ新しく、草餅やわらび餅など様々な菓子が並ぶ店舗の奥にテーブル席がある。この日もかき氷目当てだろう客が次々と入ってきていた。空いていた席に座り、冷たい水を持ってきてくれた給仕の女性に「みたらし団子」を注文。表に焼き台があったのを見て急に食べたくなったのだ。さほど時間がかからず「みたらしだんご」が3本皿に盛られて運ばれた。

時間の速さから想像出来たが、残念ながら焼きたてではなくすでに焼いてあったもの。ほんのり温かいがちょっと残念。少し炙ってくれると嬉しいんだけれど。さすが餅屋、団子は軟らかく、いい甘辛さ加減。自分は甘辛い団子だとやっぱり熱いお茶が好きなので「温かいお茶はありますか?」と尋ねると「ありません。」と即答。にべも無い。盛夏とはいえ和菓子屋だからちょっとお手拭きやお茶が用意されていても良さそうなものだが、持ち帰りが主ということなのだろう。次は名物だという「鬼まんじゅう」を買って帰ろうかな。(勘定失念)

 


 

↓ アーケード街は店舗の上を眺めると元の建物の色々な意匠が垣間見えて楽しい。3枚目の「一宮市青色申告会」だけはハリボテっぽいけれど(笑)。

 

 

 

↓ 元はここにもアーケードがあったはず(建築詳細不明)◇。通る度に気になるんだけれど、2階の木枠の窓やパステル調に塗装された壁面を見ると結構年季が入っていそうな建物。

 


 

 

後藤商店

愛知県一宮市本町3-7-26

 

( 一宮 いちのみや 真清田神社 後藤餅店 鬼まんじゅう 鬼饅頭 和菓子 かき氷 近代建築 本町アーケード商店街 )

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ニューセン @岐阜県関市 (※閉店)

2018年09月15日 | 岐阜県(中濃)

雨の上がった岐阜県関市大門町の商店街を歩いてみる。車道は珍しくブロックで舗装されてオレンジ色。所々傷んでもいるが修繕が大変そうだなァ。古い建物がちらほらと残る商店街だが、だんだん空き地や一般住宅が建つようになってきた。日曜の昼だったがほとんど開いている店は無く、通りは閑散としている。ちょうど昼に差し掛かった頃、”洋食・喫茶”と書いてあった喫茶店「ニューセン」の表の回転ランプがクルクルと点灯していたので中へ入ってみた。外看板には「ニュー千」とも書いてある。店は奥に長く、オレンジ色のシェードランプが下がる町の喫茶店風情。ラジオの音が聞こえる店内には女将さんが1人。奥には囲まれたテーブル席もあり、刃物の町らしくテーブルガラスの下に刃物が並んでいた。雑誌「太陽」などの古い本が並んでいて独特の雰囲気。常連さんが集ったりしていそう。調理場に近いテーブル席に腰を下ろす。メニューが何も無いので、女将さんにをお願いすると「食事?食事はカレーかピラフくらいしか出来ないけど…」と言われてしまう。困った。カレーは出来合い(業務用)だとがっかりなので「ピラフ」をお願いした。

紙ナプキンが巻かれたスプーンが用意され、しばらくして「ピラフ」が白い楕円皿に盛られて運ばれた。福神漬が添えてある。量は控えめで、具は…玉子と玉ねぎのみ。シンプル(笑)。肉魚介が全く入っていないというのも珍しいかも。半日だけオボベジタリアン。もちろん炊いてあるわけじゃなく炒めてあるだけなのでチャーハンと変わりない。パクパクッと食べられてしまう量なのであっという間に食べ終わった。ひょっとするともうコーヒーくらいしかなく、食事の客は居ないのかもしれない…(飲物メニューも無いので不明)。勘定は…、ウム、意外としっかり(笑)。(勘定は¥600)

 

洋食・喫茶 ニューセン

岐阜県関市大門町3-6

 

( 関 せき ニュー千 喫茶 コーヒー 珈琲 純喫茶 洋食 カレーライス ピラフ 閉店 廃業 )

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