岐阜県関市の町中にある低い安桜山の麓にある”天ぷら和食の店”「すずき」へ。店は古い商店街の本町通からは1本入っていて目立たないが、創業が昭和42年(1967)というから息の長い店だ。店の中はカウンターと小上がりがあり、奥には座敷もあるのかな。先客は4組居て、自分の後にも客が入って来ていたので、しっかり地元に根付いた店のようだ。カウンターに空きがなかったので小上がり席へ上がり、品書きを眺める。とんかつ等のフライ物もあるようだ。注文したのは「天丼・梅」。
テレビでやっている「チコちゃん」に叱られながら待っていると天丼が運ばれた。漬物と味噌汁が付いている。細かい衣が花開いた天丼の種は、海老が2本、白身、イカ、椎茸、茄子、オクラ、大葉と豊富。濃い色のたれが上から多めにかかっている。さっそく熱々を取り上げてかぶりつく。このたれ、味も濃い。たまり醤油そのままかと思うくらいの風味で、ご飯の下に溜まるほどの量がかかっているので、やや支配的。こんな天丼は初めてで面白いけれど、自分にはちょっと濃すぎるかなァ。天ぷらのつゆはどんななのか気になってきた。次は定食で。(勘定は¥1,200)
↓ 長良川鉄道の「関駅」近くに建っている「関文化服装専門学校」(建築詳細不明)◇。外壁は修繕してあるが、設計といい雰囲気といい面白い建物。入り口横の樹も大きいのでかなり年季が入っていそう。
天ぷら和食処 すゞき (すずき)
岐阜県関市山の手1-13
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