岐阜県各務原市那加の食堂「ギフ屋」へ。日曜休みの店なのでなかなか伺うことが出来なかったが、ある祝日に店の前を通ると暖簾がかかっていたので、近くの軽自動車しか停められないような狭い駐車場に無理矢理車を停めて店へ。この辺りの路地は道幅も狭いが、町名が”楽天地”とあるのでかつては賑やかな色街だったかもしれない。間口の狭い店に入ると惣菜の皿が並ぶカウンターがあって奥に長い。カウンターは10席程で小上がり席も1つある。外からの想像と違って中は意外に新しく、2代目だという女将さんと娘さんでやっていらしゃる様子。カウンターで夏休みの宿題中のお孫さんが「いらっしゃいませ。」と迎えてくれた(笑)。特に品書きは出ていなかったが、ランチ時は5種類(唐揚げ、麻婆豆腐、たこ唐揚げ、煮魚、焼鮭)のメインから1品と、カウンター上の10種類程の副菜から1品を選ぶようだ。女将さんは調理で大忙し。自分が選んだのは「煮魚」と「ひじきの煮物」。ある程度用意されているので提供は早い。その頃には店は地元の人で満席になり、待ちの客も出るほど。人気あるなァ。
「煮魚」は鯖。軟らかく煮付けられた鯖は濃いめ、甘めの味付け。ひじきは細めのもの。白味噌の味噌汁といんげんの小皿、それに漬物が付いていて、ちょうどいい量の定食だった。休日とあってか周りの人のビール率が高いのが羨ましいが、この辺りで。値段が書いてないので勘定をしてもらうにも値段が分からない。訊くとどの組み合わせでも500円なのだとか。素晴らしい。何とか夜にも来てみたいものだ。その時は外看板にあった「焼そば」も食べてみたいナ。(勘定は¥500)
↓ よく前を通るのだがいまだに訪問を果たせていない「迎賓館サクラヒルズ川上別荘・迎賓館 (旧・後藤恕作邸)」(大正13年・1924・建造・鵜沼から移築)◇。嫁に訊いたらカフェがあるはずと言うがよく分からない。ちょうど交差点で車が停まったので道路から撮ってみた。
焼そば 食事 ギフ屋
岐阜県各務原市那加楽天地町41
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