岐阜市日ノ出町のとんかつの「一平」へ。柳ヶ瀬商店街から「丸デブ」の大行列を横目に歩いて店に到着。暑さはやっと和らいできたが、まだ軽く30℃は超えている。暖簾をくぐるとしっかり冷房が効いた店中にはテーブル席が並んでいた。先客はまだ1名。木札の品書きを眺めていると、女将さんが「ランチで?」と自分が口に出す前に決めてくれたので(笑)それに従ってみた。この日は公共交通機関だったのでビールを付けてもらう。そこで「ご飯を半分にして下さい。」とお願いした。店によって標準量が違うので、”少なめ”と頼むと大抵店の人が戸惑う。「これぐらい?これぐらい?」と何度も訊かれたりして面倒なので最近は「半分で」と言うことにしている。
配膳は同時にお願いしていたので、料理の直前にビールが登場。まずはキリンラガーの中瓶で喉を潤す。昼ビールは旨いナー。そして後を追っかけて内容は日替りだという「ランチ」が登場。表の路上看板は見ていなかったが、本日は唐揚げ、オムレツ、メンチカツ、ケチャップスパ、キャベツ千切り、と豪華な一皿。これにご飯(小さめの茶碗にしっかり1杯ある)、味噌汁、漬物が付く。唐揚げはもちろん旨いが、最初からかけられている塩胡椒は余分。ふわっとしたオムレツにはスパイシーなトマトソースがたっぷり。ケチャップじゃないところが意外。味噌汁は角切りの大根と揚げ。味噌が弱いのでおつゆのよう。もちろんおかずはどれもビールにぴったり。いやぁ、幸せな昼ご飯だ。この日は自分の後客も含めてみんなビールを付けていた。うん、分かるよその気持ち。女将さんはその後の客にも基本ランチ推し。確かに一番値打ちだけれど商売っ気が無いなァ(笑)。素敵。(勘定¥1,100)
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とんかつ 一平
岐阜県岐阜市日ノ出町3-16
※閉店されました(令和5年10月現在)
( 岐阜 ぎふ いっぺい 豚カツ みそかつ 味噌かつ 定食 ランチ 唐揚げ 丼ぶり 食堂 大衆食堂 日替りランチ 昼飲み )