ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

つたや (3) @岐阜県各務原市

2018年10月21日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

平日の夜に嫁が犬山市に用事があると言うので、ついでにJR鵜沼駅の向かいにあるとん焼の名店「つたや」で降ろしてもらう。7時と遅い時間だったので何も残っていないのは覚悟の上(※この店は4時開店なので7時頃だとすでに”終了ムード”なのだ)。店の前で車を降りると外にまで賑やかな声が漏れている。暖簾をくぐるとさすがにコの字カウンターはもう半分位しか埋まっていない。びっくりしたのはそのほとんどが女性だったこと。3人連れが2組、2人連れが1組。女子会? 昔はこういう店に女性だけってありえなかったけれど、いい時代になったもんです。主人の姿は見えず、女将さんと若い衆と給仕の女性だけ。焼きの担当は若い衆。酒をひやでもらう。銘柄は「白雪」かな。ちろりとコップが運ばれた。訊かずとも女将さんが残っている串物を教えてくれた。「ねぎま」「ほほ」「きも」「とん」「たん」、珍味は「ひぞう」だけ残っているとの事。面倒臭いので全部1本づつタレでお願いした。

こちらはもとより味付けが濃いのだが、どの部位の串もかなり濃いめ。若い衆の焼きは強めだったのでやや硬い。肉質は保証付きなのでもう少し控えめな火入れでもいいんじゃないかな。つまみの追加は漆黒に煮えたぎるおでん鍋から「どて」「あぶら」「はんぺん(棒)」を。コテコテに煮込まれていて旨い。1人で呑んでいるとえてして周りの声がよく聞こえるものだが、2つの3人組がそれぞれうるさいのなんの。カウンターって2人はいいけれど、3人超えると男女問わず途端に声が大きくなるもの。自分の両側にそれぞれ3人組女性客が居て、挟まれる格好になっていたのでちょっと耐えられず…。嫁が迎えにくるのはずっと後の予定だったが、店を出て嫁の居る場所まで散歩がてら歩いて行くことにして(→鵜沼は木曽川を挟んで愛知県犬山市と隣合っています)勘定してもらった。(勘定は¥2,000程)

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↓ 名鉄電車のライトに照らされる夜の三連トラス鉄橋「犬山橋」(大正14年・1925・建造)。夜の橋から水面を覗き込むのって怖いナ…(近頃高所恐怖症気味)。

 

 


 

とん焼 つたや

岐阜県各務原市鵜沼山崎町3-146-2

 

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