航空自衛隊岐阜基地の東側には規模の大きい工場が立ち並んでいるが、そんな中の鵜沼朝日町にある食堂「すえひろ」に入ってみた。ここの横も工場だし、前の道は車がひっきりなしに通る。働いている人が立ち寄る食堂なのだろう。隣の広い空地はこちらの駐車場なのかどうかよく分からなかったので店側に寄せて車を停めた。店に入ると土間にテーブル席が3つ。小さな小上がり席が2つほどあった。調理場の方にはおかずの皿が並んだガラスケースもある。夕方だったが先客は2人。こんな場所だから表の駐車場に停めてあった車の所有者だろうと思うが2人ともビールを数本開けている(オイオイ歩いて帰るんだろうな…)。壁の品書きを眺め、「カツカレー」と「かつ丼」で迷い、結局「かつ丼」をお願いした。テーブルの上に置いてある茶碗にヤカンから自分でお茶を注いで、テレビを見ながら待つ。
店内はご高齢の女将さんが1人。ひょっとして奥の調理場に主人か誰かが居るのかもしれないが座った席からは見えない。しばらくして蓋付きの丼ぶりに入った「かつ丼」が登場。たくあんが2枚付いている。しっかりめに揚げられたかつの上には刻んだ青ネギも見えるとじ玉子がのっている。ご飯の量はやや少なめ。勇んでかつを頬張ったのでいつものごとく口蓋を火傷(←学習しない)。つゆはやや味が濃いめ。たっぷりとかけられているのでかつ煮タイプだったのか、とじ玉子のせタイプだったのか判然としない(岐阜市周辺は総じてとじ玉子のせタイプが多いが)。つゆが多くても普通なら食べ進むうちにご飯が吸ってくれるが、こちらのかつ丼は結局終始”つゆだく”状態だった。次はカツカレーにしてみようっと。(勘定は¥600)
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お食事処 すえひろ食堂
岐阜県各務原市鵜沼朝日町2-318
※令和5年4月末を以って閉店されたとのことです
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