ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

栄屋 (2) @岐阜県関市 (※閉店)

2018年10月16日 | 岐阜県(中濃)

ある平日の昼に仕事で岐阜県関市に居たので、以前も訪れた大衆食堂「栄屋」へ。もう駅舎も無くなって住宅が並んでいる旧・名鉄新関駅の駅前通りの端というかつての一等地。相変わらず生活感たっぷりの店先に地味な暖簾が下がっている。店に入るとこの日も先客4組7名の盛況ぶり。店内は広くないのでカウンターはあきらめ、唯一空いていたテーブル席に座らせてもらう。調理で忙しい女将さんに「オムライス」と注文。「時間がかかりますけどいいですか?」と返されたがそのままお願いした。更に後客も入ってきてしっかり満員。以前店に来た時に覚えていた同じ客の顔もあったので、近所の人達の食堂として愛されているのだろう。

紙ナプキン巻のスプーンと氷の入った水が用意され、他の客に配膳された「冷やし中華」を旨そうだナーと眺めていると、「遅くなってすいません。」(実際はそんなに待っていない)と平皿に盛られた「オムライス」が登場。薄焼きのタイプで中濃ソースっぽいソースがたらされている。皿の脇には、ゴマドレのかかったトマトやレタスも入った千切りキャベツのサラダと、カットしたバナナとメロンも添えてある。豪華だなァ。綺麗に整った紡錘形のオムライスにスプーンを入れる。中はチキンケチャップライス。使ってあるケチャップの量も程良く旨い。あっという間に皿を綺麗にし、忙しく立ち働く女将さんが後客の炒飯を炒め終わるのを待って勘定してもらった。(勘定は¥650)

以前の記事はこちら (1

この後の記事はこちら (3)(4

 


 

↓ 同じ本町通にある帽子屋「ヤカイヤ」(建築詳細不明)。内側に入り込んだショーウインドゥがかっこいい。地方では最近こういう”〇×専門店”っていうのが本当に少なくなった。

↓ 更に東に進むと古い町屋の商店部分が少し洋風にも見える古い建物「神明不動産」(建築詳細不明)があった。パステルカラーに塗られた木製枠の店構えが渋い。

 

 


 

大衆食堂 栄屋

岐阜県関市栄町1-8

※令和4年12月28日を以って閉店されました

( 関 せき さかえや さかえ屋 大衆食堂 麺類食堂 ランチ 洋食 ラーメン 丼物 定食 美濃町線 名鉄美濃町線 新関駅 廃駅 廃線 近代建築 看板建築 本町通商店街 閉店 廃業 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする