ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

初鳥 (2) @名古屋市中区・大須

2019年04月26日 | 名古屋(中区 老舗)

大須の銭湯「永楽湯」に浸かってたっぷりと汗を流した後に、東にまっすぐ歩いて昭和23(1948)年創業、焼鳥の「初鳥」へ。随分と久しぶりの訪問。店が開いてすぐだと思って暖簾をくぐったら、もう先客が2名。地元のお父さん方のようだ。まだ店も準備が整っていないようで、主人も女将さんもあれやこれやと忙しい。喉がカラッカラに渇いているので何はなくともビール。冷たいビール(サッポロ黒ラベル中瓶)を流し込む。…ウメーッ。銭湯後の一杯目の旨いこと、旨いこと。生キャベツとソース、それにたくあんが置かれて準備完了。

串は「合鴨つくね」「きも」「心臓」をタレで、「砂肝」を塩でお願いした。すぐに仕事終わりのサラリーマンらが入ってきて、忙しさに拍車がかかった。女将さんが小上がりで串打ちを始めたら途中では手を休ませられないようで、生ビールなどの注文も主人が焼きながら全部やるので大変だ。途中から他の客からの注文も交差し始めるけど、さすがよく混乱しないでいるものだ。出来たものから皿に盛られて置かれる。団扇で扇ぎながら炭火を調節して焼かれた串は、どれも鮮度良く旨い。タレの味はしっかりと濃いめ。ビールをもう1本と串の追加は「皮」と「なんこつ」。「皮」も脂がしっかりと落ちて旨い。これ以上何かを注文すると後客の注文の後になるだろうからと、早めに勘定にしてもらった。短くとも旨い幸せな半時。(勘定は¥2,400程)

以前の記事はこちら

 


 

↓ わりと新しめに感じる大須観音の西にある「永楽湯」。ビルでアパートと同居しているのかな。もちろんこちらでもモンモンの人達と一緒。風呂場の真ん中に主浴槽がある名古屋スタイル。

↓ 道中にあった建物(建築詳細不明)。どうということのない木枠窓の古びた建物だったが、なぜか2階の戸袋がモザイクタイルでびっちりと埋められていた。

 

↓ 交差点に面したRの壁面が素敵な「鵜飼特許事務所」建物(建築詳細不明)。古い建物かどうかは知らないが、屋根は普通の日本瓦なのでこういうデザインにするのは珍しいなァ。

 

 


 

焼鳥 初鳥

愛知県名古屋市中区大須3-7-23

 

( 名古屋 なごや 大須 おおす はつとり はっとり やきとり 老舗 酒場 近代建築 銭湯 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする